教諭がいす投げ 2年生男児けが ①
1月30日の朝刊にこんな記事が掲載されておりました。
「福岡市西区の・・・・・教務主任の男教諭(46)が授業中、教室を静かに
させようとして投げたいすが二年生の男子児童に当たり、児童は顔を約
二㌢縫うけがをしていたことが二十九日、分かった・・・・・・・・・・・・・・・・。
教務主任は"うるさかったので大きな音を立てて驚かせ、静かにさせよう
と思った"と説明しているといい、市教委は不適切な指導方法だったとして、
懲戒処分も検討している。・・・・・・・・。新人教諭が研修で不在だったため、
代わりに教務主任が国語を教えていた。何度か注意したが、この児童が
私語をやめなかったとして、近くにあった児童用のいすを床に向かって投
げたところ、はね返って児童に当たった。」とあるのです。
この記事を見て、今から27年前のことを思い出しました。
それは、転勤先の小学校で2年生の学級担任になった時のことです。
教職経験22年のベテラン教師になっているにも関わらず、授業が成立
しないのです。いわゆる学級崩壊したクラスだったのです。5分間も授業に
集中できない状態なのです。
初めは静かに!と大声で注意を促しても効果がありません。ホイスルを吹
いた時は、その時のみ教師の方を向くのですが、また直ぐ勝手なお喋りが
始まるという具合です。
この学級は1年生の時、担任が体調を崩し入退院を繰り返したわけです。
担任不在の時は、授業の空いている先生が補欠授業に入るため、1日に
数人の先生方が出入りする状態でしたので、子どもの基本的な学習態度が
育てられていなかったわけです。
そこで機会をみて、子ども達に次のような話をしました。
「馬や牛や犬などは、人の言うことをきかなかったらムチで打たれたり、足
で蹴られたりします。あなた達は人間ですから叩かれたり、蹴られたりしなく
ても、きちんと人の話が聞けるようにならなければ、馬や牛のような動物と
同じです。
皆はまだ小さな人間ですので、3回注意してもお喋りが直らなかったら、罰
を与えます。種類は次の三つで、どれがいいか自分で選ぶのです。
一つは、神様の棒(リコーダーの清掃に使う白いプラスチックのムチ)で頭を
一発打つ。
二つ目は、スッペ(指2本で相手の手首を打つ)3回。
三つ目は、頭ケシケシ(髪の毛を消しゴムで上から下へなでる)です。
そして、罰を受けるときには「先生お願いします。○○をして下さい」と言う
のです。この罰は先生が神様に代わってするのですが、本当はしたくないの
です」
と告げておきました。
授業中、無駄話をしていれば名前を告げて、警告1回を指で示すわけです。
そして、罰を与える時には「神様、神様、この子をお話の聞ける子にして
下さい」と呪文を唱えます。
さて、その後の子どもや保護者の反応はどうだっのでしょうか?
(つづく)
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