学校生活協同組合の不正を見抜く
農村の小規模校には事務職員が配置になっていませんでした。従って、教職員が
学校事務を分担していたのです。この話は昭和38年度のことでが、私の分担は
経理事務です。月給から組合費や学校生活協同組合(略:学協)からの物品購入
代金を差し引きし支払うのです。
ところが、先月支払っているにもかかわらずまた学協から請求書がきたのです。
不思議に思って問い合わせたところ、事務の手違いであるのでお許し下さいとの
こと。
ところが2ヶ月後もまた同じ内容の請求書が届くのです。月賦で購入していますの
で支払額は毎月同じですが、入金の領収書が送られてこないのです。私は、学協
の事務員が不正をしているのではないかと思い、総代会でこのことを指摘し事務
の適正処理について質しました(・A・)イクナイ
すると事務方のトップが答弁にたち、今後そのような手違いが起こらないよう指導
を強化し、この件に関しても速やかに対処するのでお許し願いたいとのことであり
ました。そして、総代会の決算報告は単年度大幅な黒字との報告でしたが、私は
疑っていたのです。
議案審議後に懇親会(慰労会)が開かれれ、ビールやお酒、刺身や天ぷらなどを
盛り付けたオオドブルが幾つも用意され飲めや食えの大賑わいです。
さて、次の年のことです。学協の赤字問題と事務方トップの着服問題が表面化し、
全組合員が注目する問題へと発展していったのです。ところが渦中の人物が行方
不明とのことで、問題解決が伸び伸びになってしまったのです。
ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…
確か学協の理事長は北教組支部の委員長であり、国政選挙の運動資金に学協
のお金が使われたのではないかとの疑いの声が、他の派閥から上がりました。
また、この問題をネタにA市の中心校の校長ポストを我々の派閥に譲れとの人事
問題にも絡めてくる派閥も出現してきたそうです。
この問題学協は北海道学校生活協同組合に吸収合併されて問題解決がなされ
ましたが、私達学協組合員は出資金が没収されたばかりでなく、教頭等の管理職
は確か2万円を強制的にカンパさせられたのです。
この話は余りにも生々しく、その当時の理事長も確か87歳で元気にしておりますの
で、詳細を述べることは差し控えます。しかし、当時のドサクサまぎれに高額物資を
購入し、代金を未払いのままでいた教員がいたり、利率の高い出資金で一時的に
利ざやを稼いだ教職員がいたのも事実なのです。
私は、25歳でこのような問題に出くわしたものですから、教頭、校長時代の会計
業務に対する監査の厳しさには定評があったのです。また、金銭着服疑いのある
事務官が異動してきた折に、前任校の問題解決を図った事例もあるのです。
この問題も当事者が現役ですので触れないことにします。
どの時代も金銭トラブルが多いわけですが、要は危機意識の欠如からくる監視や
監査体制の甘さがあるわけです。校長・教頭は、学級費・教材費・クラブ活動費・
給食費・見学旅行費・PTA会費などを取扱う教員や事務職員に対しても、適正処理
がなされているかどうか絶えずチェックする必要があるのです。チェク体制と金銭
事故は高い相関を示すのです。
《70歳を超えたこの私の背中をクリックで後押しして下さりありがとうございます。》
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