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2008年10月27日 (月)

「亀はイヤダ!」 劇の役に抗議

時あたかも学芸会シーズンです。

古巣に戻ったアポチャンは、るんるん気分で登校しています。

『浦島太郎』の劇に出ることになり、いよいよ練習開始です。

舞台中央で、村の子ども達6人が騒ぎながら遊んでいます。

そこへ亀さんが、のこのこ這いながら出てきます。

子どもの一人が「あっ、カメダ!カメダ!」と言うと、

他の子ども達が一斉に寄ってきて、蹴る、乗る、転がす・・・・。

とその時です。

アポチャン亀が急に立ち上がり、

  「カメは嫌だsign03カメは嫌だsign01

        僕は村の子になりたい」との叫び。

先生は「どうしてなの?」と聞くと

「だって、いじめられるのは嫌だもん!」と口を尖らせるのです。

先生は、「これは劇だから本当のいじめではないでしよう」

と説得に努めましたが、頑として拒否するdashばかりです。

村の子に替わったアポチャンはgoodカメ役の坂本君を

楽しみながらいじめているのです。

帰宅し、得意顔で母に報告すると、

亀の方が出番が多くて良かったのに。おかしな子ねsign02

との不満顔pout

母の日頃の家庭教育のツケが、こんな場面に現れたのです。

喧嘩に負けて涙顔で家に帰ると、

「男のくせに負けてどうするのよ(#゚Д゚)y-~~イライラ 

もう一度、喧嘩をしなおしてきなさいpout怒鳴るわけです。

このような「しつけ」が

アポチャンの身体に沁みこんでいたのです。

戦時中の教育の賜(たまもの)なのですね。

<注釈>昭和20年の頃は1学級60人でした。学級定数は

以下のように推移していったのです。

  昭和34年~50人   39年~45人   55年~40人   

このように児童数の多い中で、学芸会の劇や遊戯に出れる

児童はクラスで一種目2~3人程度であり、合唱は10人

程度選ばれる状況なのです。

現在はすべての児童が出場できますのでよき時代です。

でも、劇に選ばれてもセリフの多さで人を比較する風潮は、

昔から変ってはいないようですね。

どの親も主役を期待するわけです。

現在は舞台に出る人やナレーターなど一人一人の児童の

活躍の場を工夫して皆が主役の学芸会をめざしているのです。

  自分の出番や持ち場で全力を尽くし、観客に感動を

  与えることに意義がありそうです。

私は、劇で感動した場面を思い出します。それは

「あっ、あれは何だろう?」との一言が、

体育館全体に響きわたり、観客が一斉に指差す方向に

振り向いた場面です。

「子どもの評価のあり方」に一石を投じた場面でした。

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