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2008年12月22日 (月)

ハムレットとの出会い

クラス全員で新聞配達をして学校図書を充実させよと頑張っていた6年生

に、新刊図書が数冊入荷しました。その図書を貸し出すことになったので

すが、希望者が殺到し、くじ引きで決めることになりました。

残念ながら、私は外れてしまいました。

数日して図書を借りれた友達に本の感想を聞くと、とても面白いとのこと。

私は何時借りれるのかが気になっていました。

↓<登下校は青山家の前を通るのです。>

Photo_6

数日して私の家の近くにある水産会社を営んでいる家の女友達が、本を貸し

てあげるということで、持って来てくれたのです。

Photo_4

シェイクスピア作の『ハムレット』です。亡き父王の亡霊、復讐のために狂人

をよそおう。愛人オフィーリアの嘆きと投身自殺・・・・・・・・・・・・。

私が初めて出合った小説なのです。文字に親しんでいなかった私。元来、

言語関係に疎(ウト)い私は、この『ハムレット』を読むのに約1週間もかかり

ました。しかし、その感動は今でも忘れることがないのです。

還暦を記念して開かれたクラス会で、本を貸してくれた彼女にお礼を述べ

たのですが、彼女は「そんなことあった?」との返答でした。しかし、私には

忘れることのできない出来事だったのです。

ところで、私が夢中で『ハムレット』を読んでいる姿を見た父は、それから

数か月後に『小学六年生』という雑誌を買ってきてくれました。その扉に

オオカミをにらむ少年」というタイトルで、ミケランジェロ作の彫刻が載っ

ていたのです。まさかこの彫刻が、かの有名な『ダヴィデ(David)像』とは

全く知らなかったのですが、平成19年にフィレンツェに行ってはじめて知

ったのです。

学習雑誌で見てから、実に57年振りに本物に出会えたわけです。

[注釈] 読書離れが指摘されておりますが、良い本との出合いがないため

ではないでしょうか。私は『ハムレット』との出会いから、小説の素晴らしさを

知り、中学、高校時代に何冊かの小説を読みました。少年期、青年期それ

ぞれ思い出の小説があります。

教員になってからボーナスで『世界文学全集』を買い読破したばかりでなく、

むさぼるように??本を読みました。その導火線はやはり『ハムレット』なの

です。良い本は自分の宝物です。今の子ども達に宝物を探させてやりたい

と願っています。

《拙いブログを読んで下さりありがとうございます。始めてから約2ケ月になります。

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