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2008年12月 7日 (日)

火傷でも 病院へ行けず

小学4年生の冬休み中のことです。暗くなるまでスキーで遊び

お腹がぺこぺこ状態でした。家へ帰ると、姉が料理したばかり

のキャベツの油炒(イタ)めが出窓の上にあるではないですか。

私は、出窓に尻をかけ、鍋(ナベ)の蓋(フタ)を取り横に置こうと

した瞬間にバランスをくずしてしまいました。床に落ちたはいい

のですが、鍋も一緒に落ち、私の右頬(ホホ)から耳の部分が

炒め物で覆われてしまったのです。

「熱いsign01熱いsign03」とわめきちらす私を、長女が台所へ連れて行き

杓(ヒシャク)で水を汲み、何杯も何杯もかけるのです。痛いやら

冷たいやらガタガタ震えながら泣いていました。頬も耳の裏も

水ぶくれです。母が味噌を患部につけ油紙で押さえてから包帯

をしてくれました。しかし、震えがとまりません。

数日間、熱があるため食事がとれません。枕元に小さなミカン

箱が置かれているのですが、それを食べる気力もなかったの

です。妹達が私のミンカを盗みにきても、文句も言えずに寝て

いるだけです。数日して、父が医者からもらって来た薬を塗る

ようになってから、病状も好くなりましたが、3学期の始業式

から3日間も病欠です。

この火傷の後遺症は、その後10年間もあったのです。吹雪に

あうと耳の裏の皮膚が剥(ム)けるのです。

この経験は、火傷に対する危機意識を強め、鍋の置く場所や

ヤカンや蒸発皿、浴槽などに対する危険防止について厳しく

指導するようになったのです。お陰で、我が子や教え子を火傷

させずにこられました。

[注釈] 火傷に対して家庭でできる応急処置は、まず、冷たい

水で冷やすこと(冷却法)だそうです。従って、姉のとった処置

は正しかったのです。ただし、母が処置した味噌を塗ることは

逆効果だそうです。火傷も深さによって1度から3度まである

そうですが、素人治療をする前に医者へ行くことが先決です。

私の場合は、経済的理由で行けませんでしたが、父が家庭

教師をしていた家が医者であったので、薬や処置の仕方を

教えてくれたので救われたわけです。

現在は、経済的理由で病院へ行けないということはありません。

経済的に困っている場合は、教育委員会準要保護の申請を

し認定されると医療費が援助されるのです。

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コメント

毎日、ちょっと昔のお話や戦中戦後の混乱期の出来事など、楽しく拝見しています。ここ数日は、社会の激動に合わせるかのような風雨、シバレなど天候異変を感じながらのくりやまです。何倍→何杯 

投稿: ふるさとの風たより | 2008年12月 7日 (日) 11時25分

「ふるさとの風たより」ありがとうございました。
歳をとると物忘れが激しいのに、昔のことだけはどうして鮮明に思い出すのでしょうね。不思議です。漢字を間違えたり、使い方も間違っていることに気づかないでいることが多いのです。推敲(スイコウ)能力も衰えてきました。気をつけます。ご指摘ありがとうsign03 

投稿: appochan | 2008年12月 7日 (日) 20時23分

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