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2009年1月18日 (日)

バンカラ スタイル

08年12月6日に97歳で大往生を遂げた義母のお通夜の日のこと。

儀式が滞りなく執り行われ、親戚一同が宴を開いている時のことです。

高校2年生になる甥が黒の喪服からラフな服装に着替えて参加しました。

だぶだぶのズボンをだらりと垂らし、ベルトは尻の近くで今にも滑り落ちそ

うなスタイルです。髪の毛は想像におまかせしますが、とに角、今風なの

です。

そのスタイルを異様に感じた高齢者達は、「あの子、誰の子」と非難する

ような眼なのです。私の傍にいた義兄が、親もきちんと指導しなければい

けないのに、一体何をしているのだ (-_-X) と口にしたのです。

その言葉を聞いた娘が、今、パリで若者のスタイルとして一番流行ってい

るスタイルなのに、変に思われたら可哀想にねsign02

と、フランス旅行から帰ってきたばかりの弁なのです。

私はその時、自分の中学時代の服装を思い出していたのです。黒の学生

服の上にマントを羽織り、高下駄を履き、ズボンの腰から手拭をぶら下げた

いわゆるバンカラスタイルで通学していたのです。マントを羽織っていた友

達は全校で3人です。あのニシン漁の網元である青山家と茨木家の息子と

私。いずれも旧制中等学校に兄がいた子で、二重マントなのです。

昭和26年のことですから、既にオーバーは売っていたのですが、我が家

では経済的理由から兄のおさがりの一重のマントを羽織っていただけなの

です。しかし、私以外の2名は経済的に裕福であったので、ハイカラぶって

羽織っていたのではないでしょうか。

ちなみに、私は変な服装だと友達に言われたこともなく、足駄(アシダ~

高下駄)を履いて楽しく学校へ通っていたのです。

[注釈]  バンカラ(蛮カラ)とは、明治維新後の欧米化(ハイカラ)への

反骨精神を表すために使われた言葉と言われています。マントに高下駄、

穴が開きツバの曲がっていた学生帽、ぼろぼろの学生服、腰に手拭、

ぼさぼさな髪、そのような学生スタイルをバンカラと呼んでいました。

このスタイルが持てはやされたのは、身なりに気を遣う暇がないくらい

勉強に専念したということを訴えるパホーマンスだったのです。

服装の自由は認めますが、時と場を考えた服装をすることも必要ではな

いでしょうか。

ある市で、優良新聞配達少年の表彰式が行われました。受賞する一人の

少年が、上着のボタンを掛けずだらりとしたズボンをはいて参列したばかり

でなく受賞時に礼をしないのです。この様子を見ていた来賓の一人は

「あのような少年を受賞するなんてとんでもない。式の参列について主催者

がきちんと指導しなければいけないよ。」と憤慨しておりました。

私も同感です。主催者ではなく家庭教育の範疇であると思うのです。

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