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2009年2月14日 (土)

経済不況 今がチャンス!!

何時の時代も子どもを持つ親達は、健康でたくましく、かしこい子どもに育てたいと願い続けてきました。ところが今日、その願いと現実があまりにもかけ離れていく状況に私は強く苛立ちを覚えます。

「いじめ」「不登校」「携帯電話」「有害サイト」「就寝時刻」「朝食ぬき」「生活習慣病」「不定愁訴(シュウソ)的不健康症状」「学習不足」「公立高校の定員割れ」「ニート」「性犯罪」「自殺」などなど、子どもに関わるキーワードを拾うと枚挙にいとまがありません。一体どうなっているのでしょうか。

飽食暖衣、逸居して教えることなければ禽獣キンジュウ:鳥とけだもの)に近し。」という孟子の言葉を思い出します。現代語に訳すれば、「食べたいだけ食べ、着たいだけ着て気ままな生活をし、ただそれだけで教育を受けないとなれば、その人間は鳥やけものと大して違わない。」となりましょう。まさに、今日の教育の欠陥を突いた言葉のように思われてなりません。

今の家庭生活は、冷蔵庫を開ければ冷たい物がすぐ手に入り、ボタン一つ押すだけで見たい番組が見られます。このように子どもを取り巻く環境が豊かで便利になるにつれて、額から汗したり我慢をする機会は次第に少なくなってきました。

ある詩人いわく。「寒さに震えた者ほど太陽の暖かさを感じる。人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知ると。

人間は、困難を経験して強くなり成長するものです。難儀に遭ってはじめて人の苦しみに対する理解や同情も深まると思うのです。

この21世紀の時代を担っていくのは、今の子ども達です。この子らに、困難に立ち向かう強い意志、問題解決に積極的に挑む力など、主体的に変化に対応する能力を培わせることが、今求められている教育課題であると思われます。従って、学校教育は勿論のこと、幼児教育、家庭教育のあり方までさかのぼって考えていかなければならないと思うのです。

特に飽食時代の子ども達に、どんな生活を、どんな経験や体験をさせてやればよいのかということを、今こそ親も教師も真剣に考え、できることから一つ一つ実行していくことが大切ではないでしょうか。

私は「涙や汗が人生の栄養だ」ということを、体験的に学ばせる親や教師でありたいと願っているのです。今の不況が、その絶好の機会であると思うのです。

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