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2009年4月 9日 (木)

家訓 学費は自分でかせげ!

今日は妹Y子の手記の一部を紹介します。

私が高校に通っている頃、H兄が札幌の「雪まつり」に末の妹と私と2人を連れて行

ってくれました。兄は定期券があり2人分の交通費だけで行けたのです。わくわくす

る気持ちで汽車に乗り、大通り会場の雪像を観て実物の迫力に圧倒され、寒さも

忘れ1日を楽しく過ごしたのを、毎年雪祭りの時期になると思い出すのです。

この話を妹のM子に話したら、私も行きたかったけれど連れて行ってもらえなかっ

たとのこと。M子はアルバイト中だったと聞いて思い出しました。

この時期には水産加工場ではスケソウダラの寒乾し作り紅子(モミジコとも言い、

タラコを紅色で着色したもの)作りが始まっていて、M子は友達が水産加工場の人

だったので、その友人に頼まれてのアルバイトです。

仕事の内容は簡単。タラの頭を切りメスとオスに分けるのです。つまり、紅子にる

ものとタチに分け、身の方は乾すのです。

加工場内は魚の鮮度を落さないためストーブがありません。湯を入れた桶があり

手がかじかんだら湯に入れて温め、また作業するのです。しかし、足元は長靴の

下からじんじんと冷たくなるのです。

お昼に家へ帰りストーブで体を温め、また夕方迄するのです。帰りにスケソウタラ

に混じって入っているホッケやカレイを集めてバケツに持たせてくれるのです。

しかし、重いし早く帰りたい一心でしたので、嬉しさも半減したことを覚えています。

実は、私も頼まれて日曜毎に10日間位そこでアルバイトをしたのです。

[注釈] 我が家では、「教育を受けたければ大学へ行っても良い。しかし学費

自前で」というのが家訓でした。父も師範学校時代苦学をしていましたから、

我が子に対してもそれを強いたわけです。ですから、父存命中は3人の兄達は中

学時代からアルバイトをし大学まで行ったのです。私も兄達と同じような構えで生活

しておりましたが、妹達まで同じ道を辿るとは思っていなかったのです。

水産加工場て寒さに耐えながらアルバイトをした妹のM子はまだ中学1年生であり

Y子は高校1年生だったのです。NHKの朝のドラマで高視聴率を上げた『おしん

と同じように妹達も苦労したことをY子の手記で分かった私です。

でも、みんな幸せそうに生きている姿を見て、若い時の苦労が実ったのだと思って

おり、「自主自立と何事も自前」の精神を育ててくれた両親に感謝できる歳にな

ったのです。

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