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2009年12月

2009年12月31日 (木)

職員集団もいろいろ

『いつでも いっぱいいっぱい』という小学校教師のブログ↓を見て、思い出したことをUPします。 http://ultramarutti.blog26.fc2.com/

私は9校の小学校勤務を経験しましたが、本当にいろいろな職場がありました。特に2校目の学校は研究もほどほどにするし、親睦的な事業やサークル活動、同好会活動も活発だったのです。

春には職場野球チームが結成され、町教委主催の朝野球大会に出場したり、学校対抗試合にも出場。詳しくは下の過去ブロを見て下さい。

『天皇の馬 頑張れ!』http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-c036.html

一方、前任校で教頭を経験したことのある40代の教員の発案で『釣り同好会』が結成され、川、沼、海釣りに誘われ、大多数の男子教員が加入していました。

また、『野外学習』の事前視察と称して、勤務時間中にも関わらず数名の教員(私もその中に)が『キノコ採り』に出かけ、その後、家庭科室で『キノコ汁』をオカズに焼酎で宴会。その後、有志一同が二次会へという具合です。

4校目の学校は、勤務時間中にも関わらず職員体育と称してバトミントンに興ずる教員が多数。

また、5月の『端午の節句』には女子教員が男子教員を招待して『すき焼き鍋』での懇親。

3月の『ひな祭り』には逆に男子教員が女子教員を招待して、『生寿司』屋を開店させ、板前は男子教員て゛、寿司屋からネタなどを仕入れてきて握るのです。

その他『おでん屋』、『焼き鳥屋』、『スナック』も開店させ、視聴覚室は即席飲食店で凄い賑わいなのです。

ところが、この学校は放課後遅くまで教材研究に取り組む教員が少なく、研修推進の任にあった私は、相当頭を悩ませました。

正しい学校文化正しい鍛え方とは何なんでしょうか?少なくても、児童生徒あっての学校です。

絶えず子どものことが話題となる職場、指導法や指導技術などが日常的に話し合われる職場集団であって欲しいと思うのです。

特に、後4,5年すると若手教員が大幅に増員されますが、新卒教員が幸せな教員生活をスタートできるように、職場環境整備も重要課題であると思うのです。

□○□ 皆さん、今年はどんな年でしたか?歴史的な国政の変化と国民の大きな期待。ローマは一日にしてならず!です。note勇気を翼にこめて 希望の風にのり このひろい大空に夢をたくしてnoteの心境です。

71歳になった私ですが、マージャン友達が喉詰まりで急死(年間に4,000人いるそうです)。他の1人は痴呆症、校長時代の女房役であった教頭も痴呆症。高齢者になるということは、悲しいことが増えることなのだと痛感しています。

このブログとの出会いにより、ネット上のお友達もでき、いつも応援して下さったお陰でボケ防止もできました。本当にお世話になりました。どうぞ佳いお正月をお迎え下さい!   《いつも応援のクリックありがとう!》

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2009年12月30日 (水)

お弁当の日 非常食の日

最近知ったのですが、学校が月に一度、児童生徒に自分のお弁当を作らせるという『お弁当の日』を実施しているのが、数百校あるとのこと。

ある学校では、最初から1人で作るのではなく、学年ごとに目標を設定。低学年は家族と献立を考え、食材を買う・・・・・・高学年はバランスのよい献立を考えるなどです。

その結果、「子どもに調理技術が身につくだけでなく、家族の会話が増えたり、食べ残しが減ったり、お母さんのありがたみが分かった」などとの反響があったそうです。

このニュースを耳にして、教育長時代にある提案をしたことを思い出しました。

①最低学期に1度、『お弁当の日』を設け、親子か自分1人で作らせる。

②非常災害の日を想定して、『非常食の日』を設け、乾パン等を給食とする。

③『断食の日』を年1回設け、本当の空腹体験から食への理解を深める。

この提案を町内校長会で説明し、各学校で検討して欲しいとお願いしました。

ところが、①は年輩教員の多い学校は理解してくれたのですが、若手教員の多い学校は反対だったのです。理由は、お弁当を作るのが面倒くさいとのこと。

②は、吹雪による交通遮断とか給食配送車の故障などで給食が時間内に間に合わない時を想定したものです。これは年間1回とし、その必要性のない時は年度末に一度体験することで各学校の賛同を得たのです。

③は、無謀な提案であり保護者の理解が得られないとの理由で否決です。

私は、知育、徳育、体育と同様に、「食育」に対する児童生徒・教員・保護者の意識高揚を図る意味からも、この提案に賛同する学校が増えることを願っています

なお、食に関しての過去ブロを覗いて下されば、食に対する私のこだわりが理解できるのではないか!?と思うのです。

フードバンクという活動http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-484a.html

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2009年12月29日 (火)

南極も大掃除? 

今年も残すところ3日となりましたが、皆さん年越しの準備は出来ましたでしようか。私の仕事は大掃除の一部です。

一番は神棚で、次に照明器具の清掃、ガラス拭き、車庫の整理整頓ですが、妻は台所の壁、換気扇、風呂場、トイレなど私の何倍も心をこめての清掃。

やっと、二日前に終ったのは良いのですが、腰が痛い、肩が凝ったなど後遺症が出てくるわけです。

しかし、大掃除を終えると何か『心も掃除』されたような気持ちになり、清々しい気持ちで新年を迎えることができるわけです。

この大掃除という習慣は日本独特の文化であるように思うのですが、家庭・学校・職場や神社仏閣まで全国何処でも行われています。

ところが、昨年、南極で大掃除が行われたそうです。ロシアの極地研究者たちが、特別環境保護プロジェクトの一環として行い、360㌧もの廃棄物を撤去したのです。

南極の各観測基地の近くに捨てられたごみには、未使用の建築資材、壊れた機材、空の燃料缶などがあったそうです。

本来なら、南極の環境保護に関する議定書にれば、「各国は自分達のごみを持ち帰らなければならない義務がある」ことになっているのですが、なかなか守られていないのが実態。

「この義務を一番しっかり履行しているのは日本人である」とロシアのある雑誌が紹介していたとのこと。

私達日本人には、小さい時から大掃除をするという習慣がありますが、これは他国に誇れる行為であると思うのです

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2009年12月28日 (月)

生活保護行政 釧路市の実践

三日前にUPしたブロク゜で、私は次のような提案をしました。

奨学資金や授業料免除、生活保護を受けている人達は、何らかのボランティア活動で社会にお返しするというシステムも必要である”と

※詳しくは下のブログを覗いてみて下さい。

http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-7390.html

この提案に対して弱者いじめと批判する人もいると思うのですが、釧路市の生活保護行政の実践に注目したいのです。

このことに関して、北大公共政策大学院准教授の中島岳志教授が道新の『提言2009』で主張していますので、紹介します。

釧路市は2008年度、全道で最大の生活保護率となった。特に母子世帯の受給が多いことが、この都市の特徴である。

そんな中、釧路市では受給者を孤立化させるのではなく、社会とのつながりをつくる事業に積極的に取り組んでいる。例えば、週に数度、障害者支援を行うNPO団体に行って作業を手伝ったり、空いた畑で農業を行ったりする事業をつくり出している。

中でも私が感銘を受けたのは、地域福祉に取り組むコミュニティーハウス・冬月荘で、受給者の1人が子供たちに勉強を教える事業である。

学校での勉強がうまくいかない子供たちに、受給者が真剣にカリキュラムを組んで教える姿は、「社会的包摂」政策のすばらしい実践例だ。(2009,12,27付け)

如何ですか。私はこの実践に明るい光を見出しました。人から援助・支援・施しなどを頂いた場合は、自分の出来る範囲内で何らかの形による社会貢献やお返しをするのが、日本の伝統的な文化ではなかったかと思うのです。

すたれがちなこの伝統文化を甦らせるよう意識変革を図ることが、心の通い合うコミュニティーの再生への道ではないでしようか。

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2009年12月27日 (日)

たばこ増税と学校

愛煙家であった私は、たばこ税の引き上げで、1箱20本入りの製品は100円値上げされる見通しになったことを歓迎します。

私が煙草をすい始めたのは18歳。大学時代の汽車通で先輩に勧められているうちに、何時しか常習犯になっていたのです。

「国民の煙草”しんせい”は♪note・・・』と歌にもある「しんせい」が好きでした。安くて美味しいのです。この喫煙習慣がその後45年間続こうとは夢にも思っていませんでした。

煙草を吹かすことによって大人の仲間入りしたような気持ちになっていましたし、職場の男子教員は殆ど愛煙家でしたので所かまわず吹かしていたのです。

学校によっては、「休み時間、教室へ戻ってくると煙草を吹かす時間が足りないので、教室で吹かしても良いことを認めて下さい!」との要望を受け入れてくれた学校もあったのです。

ですから、雨の日のロングタイムの休憩時は、左手に煙草、右手に色鉛筆で採点業務という具合に始終吹かしていました。

その後、他校の学校火災事件をきっかけに教室での喫煙は厳禁となったのですが、休み時間ともなれば職員室は煙だらけ。

ところが、昭和60年代から女子教員の一部から受動喫煙問題が提起され、職員室でも換気扇を設置するなど、煙草と健康問題が少しずつ関心を呼ぶようになっていったのです。

現在、公共施設では喫煙室や喫煙場所以外は禁煙措置がとられていていますので、随分進歩したなと思うのです。

加えて、2008年より、taspo(タスポ:成人識別機能付きたばこ自動販売機)が導入され、未成年者の喫煙防止策がとられたのは画期的なことです。

何故なら、平成16年のたばこ情報によれば、中1男子の13.3%、高3男子の42.0%、中1女子の10.4%、高3女子の27.0%がたばこを吸った経験があるという。

私が教頭2校目の学校では、小学3年男子がたばこ依存症的な症状をー示し、且つ仲間に吸い方を教えたことから発覚。

しかし、他の小学校でも、校内巡視でトイレに行くと、煙草の吸殻が毎日のように捨ててあるという実態が(平成2,3年頃)あったのです。

従って、私は今回の値上げによって喫煙者が減少することを期待しております。

なお、地方自治体は市町村たばこ税が減収(約66円:1箱20本入りで300円の三級品の場合)するとぼやいていますが、健康が一番です。

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2009年12月26日 (土)

雪のクリスマス

昨夜から降り続いた雪。何時の間にか20cmぐらい?こんな景色になりました。

Photo この程度はまだ序の口です。

まだ歩道が歩ける状態ですが、間もなく右手側の歩道は雪の山になり、反対側のみを除雪して歩けるようにするのです。

私達の地域では自宅前の雪を積み重ね、業者にお願いして排雪してもらうのです。

俳雪料金は一冬29,000円で契約。年間大体10回程度排雪されます。車道は札幌市が業者委託して除俳雪してくれます。

しかし、11月の秋の景色(↓の過去ブロを覗いてみて御覧なさい)は嘘のように白一色に変身。           『晩秋の風物詩

     http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-98f3.html

門カブリもこんな姿。

Photo_2 秋口に『雪吊り』をしていて正解。

何もせずにいると松の枝が折れてしまうことがあるのです。

この『雪吊り』は、平成19年度までは丸太を支柱に使っていたのですが、今は塩ビ管で伸縮自在の物が考案されましたので、軽くて手間がかからなくなりました。ありがたや!アリガタヤ!でーす。

Photo_3

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2009年12月25日 (金)

授業料減免 今は天国?

これまた新聞の見出し。一面のトップ記事。(北海道新聞:2009.12.21朝刊)

授業料減免 生徒の14% 全国は過去最高10%

文科省の調査によれば、公立高校に通う全生徒のうち、2008年度に都道府県から授業料減免を受けた割合は、過去最高となり調査をはじめた1996年度の3.4%から約3倍。

北海道は47都道府県で4番目に高い14.8%とのこと。

授業料減免制度』とは、生徒の家庭の経済的な事情で、授業料などの支払いが困難になった場合に適用される。収入、家族構成などを考慮し、校長などが認めれば、入学金や授業料を免除したり、半額にしたりする制度。

この記事を見て、今の生徒は恵まれていと思ったのです。兄姉妹が9人、父が43歳で死亡、遺族年金が確か6,400円?(1954:昭和29年)を思い出しました。

下の過去ブロを覗いてみて!

『PTA会費 免除』http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/pta-8b0e.html

『奨学資金って何だろう』http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-fc12.html

そして、大学に入学したはいいのですがバカな私です。

『大学入試直後に手痛いミス』http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-292b.html

”時代が違う”と言えばそれまでですが、少子化と福祉政策の向上による授業料減免。不況と言えども『生活保護』を申請すれば通る世の中。やはり恵まれています。

定員の満たない公立高校の増加。テレビやゲームに夢中な生徒。肥満児の増加。男子も美容院に通う。セックス経験者の増大。喫煙・飲酒の常連。携帯電話によるメール依存症。64万人を超えるニートの存在などなど・・・・・枚挙にいとまがありません(あまり多くて数えきれない)。

このような社会的『病理現象』の根本は経済的側面に起因していると思うのです。”働かぬ者は食うべからず!”と小学1年の頃から母に言われて育った私です。

奨学資金や授業料免除、生活保護を受けている人達は、何らかのボランティア活動で社会にお返しするというシステムも必要であると言うのが私の持論。

恐らく小学6年生の時の体験(過去ブロを参照してね!)がそのような考えを芽生えさせたのではないかと思うのです。

小6の新聞配達 義務化http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-1118.html

この話を聞いたある共産党議員はビックした顔で「教育長、まさか本気で言っているのではないでしょうね!? 弱者いじめのとんでもない言葉ですよ!」と抗議。

私は、教育には『南風の教育』と『北風の教育』が必要であると、自説をとうとうと話たのです。でも、納得できない様子でした。

保護者の皆さんはどう受け止めますか!?答えは今の子ども達が大人になった時の姿勢や状況から読み取ることが出来ると思います。

《追伸》 政府は23日、2010年度から高校授業料の実質無償化の制度内容を決定しました。公立高校では生徒1人当たり年平均11万8800円の授業料は徴収せず、国と地方自治体が肩代わり。

私立高校では11万8800円から23万7600円の「就学支援金」を国が学校側に支給、生徒の授業料軽減に充てるとのこと。

なお、支援金は、国立高校や高等専門学校、専修学校など高校生と同年代が通う学校も対象。生徒の申請すると学校法人に支払われ、各世帯に現金は渡らない仕組み。

私はこの仕組みを悪用する学校法人が確実に出ると危惧します。だって、新卒で勤めた学校でも、このような粉飾申請をして教員数を誤魔化したのです。↓過去ブロを覗いて下さい。

3人の幽霊出現?』http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-50ba.html

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2009年12月24日 (木)

終業式当日の事故 

二学期の終業式当日の事です。5年生の男子S君が下校時に雪合戦遊び中に転倒して足首を骨折。場所は児童玄関前でしたので数人の友達が担任の女教師に連絡しました。

養護教員に見せたところ、「骨折の疑いがあるので病院で精密検査をした方が良いですね!」とのこと。

担任は家庭に連絡し母親が迎えに来ました。

暫くして担任に電話が入り、やはり骨折していたとのこと。教頭であった私は「下校中の事故ですので学校安全会が適用になりますので、その旨を家庭に連絡しておいて下さい!」とお願いしました。

さて、三学期の始業式の前日です。電話口で担任が何やら釈明しているのです。内容を聞いて驚きました。モヒャ━━((゜Д゜Uu))━━!!!!!!

冬休み中S君が入院していたにも関わらず、担任が一度もお見舞いに行っていなかったため、父親が怒りだし、電話で抗議していたのです。そして、「教え子が事故に遭って入院している場合、学校はどのような対応をしているのか」と質問されたそうです。

担任は「マニアルがあるか聞いてみます」と答えたのですε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…。

担任:「教頭先生、S君の入院中に私がお見舞いに行かなかったことをご両親が怒ってい  るのですが、そのような場合のマニアルが学校側としてあるのでしょぅか!?」

教頭:「先生、何を言っているのですか!教え子が入院していればお見舞いに行くのは当    たり前ではないですか!いちいち学校でマニアルを作るものではなく常識の範疇の事だよ!親御さんが怒るのも当然だ!私が親なら学校へ怒鳴り込んで行くよ!」

「とに角、今直ぐお見舞いに行きなさい!手ぶらで行くのではなく、果物がお菓子などを買って持っていくのだよ!」と告げました。

私は、早速、本校教員の不手際を謝り、今後このような事態が起きないよう十分に指導する旨を伝え深謝したのです。

この担任は経験年数が14,5年もあるのです。子どもでも分かるような常識をこの教員は持ち合わせていなかったとは、本当に驚きです。

教育大学を卒業している教員でありながら全く常識がないのです。

学校のなかには、卒業式に普段着で登校してきて、私に着替えに行くように注意された教員。サンダルを履いて運転してきた教員。卒業アルバムの職員集合写真にノーネクタイの教員。教頭をわざと先生と呼ぶ教員。朝の挨拶をしない教員などなど例を挙げれば枚挙にいとまがありません。

とに角、管理職が教員に常識を教えるのに苦労するのです。年輩の教員がそれとなく指導してくれると助かるのですが・・・・。

しかし、北海道では一時期、管理職と組合員である教員との間に激しい対立関係があったため、非常識であることを咎めると逆に反発する教員

学校の常識は世間の非常識」と言われても仕方がない学校も結構あったのです。

ところが今は、それに加えてモンスターペアレント(学校に対して自己中心的で理不尽な要求を繰り返し、正常な学校運営を妨げる保護者を意味する和製英語)の出現など、学校によっては大変なところもあるのです。

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2009年12月23日 (水)

通知箋?『あゆみ』を見た 親の対応

学校も随分変わったもので、二期制(前期・後期)と従来通りの三期制の学校に別れています。三学期制の学校では24日前後に二学期の終業式を行い、その日に『あゆみ』(通知箋)を手渡します。

子どもが一番気になる点は、学習評価欄の各教科の評点。前学期に比して一つでも上がっていれば嬉しいのですが、下がっていたら不安になってきます。

親・保護者の反応が気にかかるからです。

少し上がったのでお小遣いが増えるとか、○○を買ってもらえると言って喜ぶ子など・・・・。逆に、お年玉が少なくなるとか、凄く叱られると嘆く子など実に様々です。

しかし、私の母親のような極端な人はいないと思います。下の過去ブロを覗いて見て下さい。       『ストーブの中に通知箋 パート1』http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-e3f8.html

         『ストーブの中に通知箋 パート2』http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-c3cd.html

         『ストーブの中に通知箋 パート3』http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-6dd5.html

今なら虐待行為に近いのですが、要はショック療法にる学力向上を期待した母なのです。

ところで、小中学校にお子さんのいる皆さんは、どのように対応するのでしょうか。とに角、教科の点数が気になりますよね!中でも国語・社会・算数・理科・(中学生の場合は英語)の4教科の成績が気になると思うのです。当然です。

昔から、主要4教科と言われており、受験科目でもあるから関心の高いのは当然です。

しかし、成績が悪いからと言って怒ってみても効果はありません。特に兄弟姉妹と比較したり、お父さんもお母さんも○○大学を出ているのに、こんな成績とは何ですか!?とか

貴方は頭が悪いわけではないのです!努力が足りないからです!と叱ってみても効果がありません。努力をしたか、しなかったかは子ども自身がよく知っているのです。

では、成績の落ちている子にどのように対応したらよいのでしょうか?難しい問題です。

ただ言えることは、「お母さんの小学時代より良い点数じゃない!凄いね!」とか、成績だけで一生決まるわけではないのだから、それなりに頑張れば良いのよ!」とあまり強い精神的なショックを与えないことです。

それよりも、「貴方は友達が沢山いて凄いね!」「給食を残さず食べているのね!」「元気に外で遊ぶことができるんだ!それは良いことよ!」「友達思いで優しいのね!」など、所見欄に書かれているところの良い点をオオバーに褒めてやることです。

字が丁寧に書けるようになってきたとか、整理整頓が今まで以上に上手に出来るようになったなどなど・・・、以前と比較して良くなったり、向上してきた内容を高く評価してあげる姿勢が大切であると思うのです。

成績のみにこだわって、口やかましく説教しても逆効果です。その結果が、自信喪失無気力化し、何事にも投げやりで自分を律する意欲すらなくしてしまいがちになります。親は十分留意する必要があります。

また、子どもに自己反省させ、親の協力すべき点は何であり、子ども自身の努力すべき点(努力目標)は何なのかを明確化させることも、発達段階に応じて必要なことであると思うのです。

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2009年12月22日 (火)

冬至と家庭訪問

今日22日は冬至です。昔からこの日はカボチャを食べる習慣がありますが何故?なのでしょうか。

妻は「カボチャはビタミンAカロテン(旧表記:カロチン)が豊富なので、風邪や中風(脳血管疾患)の予防に効果的だからじゃない!」とのこと。

また、「カボチャは長期保存がきくため、冬の栄養をとるために好都合だからよ!」と付け加えるのでした。

確かにそうですが、私は終戦直後の食生活でカボチャが貴重な栄養源だったため、今でもカボチャが大好きなのです。

そのため、冬至以外でも食べているのですが、そのカボチャは教え子がわざわざ札幌の我が家まで持ってきてくれた(プレゼント)物なのです。

この教え子は私が2校目に勤務していた時(昭和45年)の3年生(女)のY子です。

彼女の家は農家。学校から3km以上離れている家から毎日歩いて通学していたのです。まだスクールバスがない時代ですので止むを得ませんが、小さな小学3年生の女の子が1人で山道を歩いての通学。

途中、やや暗い林道もあり人気もありません。そんな中で、歯を食いしばって頑張る姿に私は感心しておりました。

その彼女が、体育の時間に皆でグランドを2,3周する持久走でトップなのです。毎日長距離の山道を歩いているから、いつの間にか体力・持久力がついていたのです。

驚きと感動で目頭が熱くなりました。

それから数週間して家庭訪問です。Yちゃんの案内で家に着いたはいいのですが、息切れはするし汗、汗coldsweats02です。

家に入った私は、出されたお茶に喉を潤しながら「Yちゃんは、凄い力を示すので驚いています。口数は少ないのですが辛抱強い子であり、とに角、感心させられます!」と体育の時間の様子などを話ました。

その後、世間話をした後、養殖している鯉を釣らせてくれたのです。田んぼ一枚に水が張られ、鯉が跳ねているのです。

時を忘れて釣りに夢中です。私の喜びの声を聴きながら、Yちやんもお母さんも喜んでいるのです。

こんな楽しい家庭訪問は29年間の担任生活で初めてです。

さて、この鯉釣りから24年振りのことです。私が校長として舞い戻った小学校にYちゃんの子どもが入学してきたのです。

わが子の教育に不安を抱くYちゃんに、いろいろ助言や励ましを与えていたのですが、そのお礼にジャガイモやカボチャをプレゼントしてくれたのです。

そのプレゼントがその後15年間も続いているのです。私はどの野菜よりもこのカボチャが一番好きであり、いつも感謝の気持ちを抱きながら食べているのです。

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2009年12月21日 (月)

元教育長の死

新聞の「お悔やみ欄」を見て モヒャ━━((゜Д゜Uu))━━!!!!!!

数日前に年賀状を出した相手の1人が死亡とはweep

彼は私より3歳年上で数年前まで、ある市の教育長をしていたのです。中学教員時代は球技クラブの監督を務め、全国大会まで駒を進めるほどの指導力を発揮した人物。

その彼の長男坊を私が担任したことから親しくなり、奥さんの手料理で歓待してくれたり、何かと相談相手になってくれた先輩だったのです。

それから十数年後。私は道教委の指導主幹、彼は教育長です。私が管内(北海道は14管内)の教育課題解決に頭を悩ませている時、何かと策を与えて下さったのも彼です。

ある時、彼がこんな思い出話をしたのです。

俺は毎日部活動の指導で忙しく、夏休みといえども我が子を海水浴に連れて行ったことが一度もなかった。妻は時々不平不満を口にしていたけれど、練習を休むと全国が遠のくと思って頑張っていたんだよ。

そんな時、息子の担任である先生が友達のR君と一緒に、T川に連れて行ってくれ、ダムの上流で泳がせてくれたことがあったよね!息子が凄く喜んで報告してくれたことを今でも忘れられない出来事の一つなんだ。先生には本当にお世話になったよね!」とのこと

私は小樽生まれで、夏休みは毎日のように泳ぎに行ったものですから、泳ぎに行けない子ども達が可哀想で、一寸したサービスのつもりで連れて行ったのです。

以前にも同じようなことをした経験があったのです。下の過去ブロを覗いてみて下さい。

             『人目を忍び ブンパで泳ぐ

    http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-3640.html

先輩は、健康そのもので教育長の仕事を精力的にしていました。ところが、娘が嫁いで間もなく新築の家を建てたはいいのですが、、2,3年後に夫がリストラになり家のローンを払えなくなったのです。それで彼が肩代わりして払っていたとのこと。

そのあたりから、何かとストレスが溜まり一時体調を崩したという噂を聞いていたのですが、毎年頂く年賀状には元気でいるとのことでしたので、そう思っていたのです。

まさか数日前に亡くなっていたとは、本当に驚きました。彼のご冥福を心から祈っております。

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2009年12月20日 (日)

全国体力テスト 地域差鮮明

新聞の見出しです。「体力今年も下位 道内小中学生 全国の地域差鮮明」(北海道新聞 12月18日)

文科省が公表した本年度の全国体力テスト(全国体力・運動能力、運動習慣等調査)の結果についての記事。

北海道は体力合計点平均は昨年と同様に全国平均を下回り、公立校の都道府県別で小5男子は46位(昨年45位)、女子は46位(同39位)・・・・・・。

福井や秋田など上位県と北海道など下位県の順位は昨年度とあまり変わらず、地域差が鮮明になったとのこと。

結果分析を担当した筑波大大学院の西嶋尚彦准教授は「毎日、朝食を食べるなど生活習慣がしっかりしている地域の得点は高い。地域差を縮めることで、子供の体力が高かった1985年ごろの水準に持っていければ」とのコメント。

私が気になった部分は「道内は小5、中2の男女いずれも50㍍走の平均タイムは都道府県別(公立)で最も遅かった。・・・・・

また、道内の肥満傾向児の割合は全国を上回り、・・・・全国最高。テレビ(ゲームを含む)を1日に3時間以上見る」と回答した割合は全国で最も高く、中2女子は大阪に次いで2番目に高かったというところです

実はこんな事例があるのです。

ある山村の小学校で、全校持久走大会を春と秋の2回開催しておりました。体育専門であった校長が、1人ひとりの児童の記録を見て、不思議な現象に気づきました。

順位が下位グループの児童は、全員スクールバス利用者だったのです。

早速スクールバスに乗り、利用状況を調べてビックリ ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…何と社長さんと同じangry。玄関先から学校の玄関まで。児童が登下校で歩く距離は100メートルに満たない状態。

これでは体力が衰えるのは当たり前と判断した校長は、早速、職員会議を開き自分の考えについて職員の意見を求めたのです。

”スクールバス利用者(概ね小学生は3km以上、中学生4km以上)は自宅より500m離れた地点から乗り降りすること。このことを保護者やスクールバスの運転手に徹底するよう啓発活動に励むこと”

さて、この提案にそって実践したところ、秋の全校持久走大会に於いて、スクールバス利用者(遠距離通学者)が上位を独占したのです。

世の親は我が子可愛さに出来るだけ不便をかけまい、苦労させまいと思いがちです。しかし、そのことが逆に子どもをひ弱にしていたのです

保護者も同じです。距離の遠近に関わらず自家用車を利用したり、公共交通機関を利用します。そうして自らの体力を衰えさせているのです。考えものです。

私から文科省に対して提案があるのです。それは子ども達の視力の実態調査です。

就学時の健康診断の結果では視力が裸眼で0.5前後の児童が驚くほど多いのです。この実態を全国的に調査し、テレビ(ゲームを含む)視聴時間や読み書きの姿勢に気をつけるよう啓発運動を起こすことが重要と思うのです。

今、コンタクトレンズを正しく使用しなかったため、眼球が細菌に侵され失明したという事が問題となっています。

栄養過多の時代です。身長の高い低いは問題ではありません。それより視力の方が重大です。

40歳になる娘は眼鏡をかけていません。幼少時代からテレビ視聴の制限、勉強する時の照度、書く姿勢などを厳しく指導した結果だと思うのです。

保護者の皆さん!学力、学力と真剣に考え勉強を強制していますが、運動不足だとかテレビの観すぎだとか、読み書きの姿勢などの面についても厳しく指導することも重要なのではないでしょぅか。

なお、北海道の子ども(都市部を除く)が運動能力に劣っているのは、スクールバス利用地域が多いことと、寒冷なため戸外での運動を避ける傾向(スキー・スケート人口の激減)にあることも大きな要因ではないかと思うのです。

いずれにしても、この点に関して、上位である秋田、福井県(共に積雪地帯)との比較研究をすることを北海道教育委員会に要望したいのです。特に、道立教育研究所即応課題の一つとして取り上げてくれることを願っています。

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2009年12月19日 (土)

『G』と学校、楽校

昨日、懇意にしている牧師さん(私は仏教徒です)からメッセージ。

今年もあとわずかですね。急に本格的な寒さになりましたがお元気でいらっしゃいますか。

寒くなり、体も心も弱るとき、春を待ちつつ希望をもって。

冬来たりなば、春遠からず、でがんばって一日一日すごして行きたいですね。

私はバイブルの研究が課題で日々やっております。早朝が頭が冴えて調子が上がります。疲れるとひと休みしますと、又、頭が冴えてきます。

又、来春頃お会い出来ますのを楽しみにしております。

良き年末年始をお迎え下さい。            (2009,12,18)

何かしら心温まるメッセージでした。この牧師さんとは校長時代にお会いし、いろいろ雑談をして楽しんだのですが、その中で忘れられない話があります。

学校をローマ字表記をするとGakkoとなるが、この最初の『G』という文字は『C』と『T』がふっ付いてできている。『C』はchild(子ども)であり、『T』はteacher(先生)と解釈することもできます。

学校は本来、子どもと先生が一体となって営まれるもので、心の通い合いが必須なのです。ところが、昨今の学校現場は残念ながらそのようになっていない学校がある。

いじめ』問題にしても、心の通い合いがあれば子どもがSOSを発していると教師はキャッチでき、何らかの助言や励ましを与えることができるような気がする。

また、学校は本来、楽しく学ぶところでなければならない。学校は『楽校』でなければならない。

PTAもCPT、即ち、子ども、親、教師が三位一体となってはじめて教育の効果があらわれるものではないか。PTAはCPTAと名称変更の要あり。

どうです、こんな具合の話ですが、時には大変参考になるお話を聞くことができるのです。

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2009年12月18日 (金)

尊敬する教員 軽蔑する教員

今、約350枚の年賀状書きをしているのですが、4月に転勤した教員の挨拶状をみて驚いたことを思い出しました。

大変お世話になりました。1人の担任です。また頑張ります。”とあるのです。この教員は私が教育長をしていた時代に教頭として、ある小規模学校(2校目)に着任してきた女性です。

意味が分かりませんでしたので、早速、現教育長へ電話したところ、教頭が務まらないので教諭に降格し、現在特殊学級を担当しているとのこと。残念です。

彼女が教頭に昇任した6,7年前は、教頭のなり手がなくて困った時代でした。

教育局長が各派閥の会長や事務局長に「貴方のところから教頭候補者を○名出して欲しい。それが出来なければ後の人事に責任を負いませんよ!?」と脅迫じみた要請をしたのです。

地区教育委員会教育長部会や校長会に対しても同じような要請をしていたのです。ですから、教育長や校長は教頭候補者の発掘にcoldsweats01 (A;´・ω・)アセアセ

従って、自分の能力をわきまえない教員の一部が、競争率0倍状態(北海道の一部の地域?)で教頭に昇任したと言っても過言ではないのです。

ところが、教頭になったのはいいけれど、激務なため休む暇もありません。おまけに校長と職員の板ばさみになり心労が絶えない日々。つい一般教員の方が良かったという具合で降格を希望する者も現れるのです。

私が知っている降格者は夫婦共働きでどちらも教員なのです。何か問題が起きればそれを避け、楽な方へ楽な方へとに流れて行くのです。

教頭に自信がなければ退職すればよいのに、絶対にそうはしません。たとえ、うつ病になっても辞めようとしないのです。

50代の教員共稼ぎは地方の首長より収入が多いのです。もし辞めて後進に道を譲ってくれたらどれだけ救われることか。浪人している教員希望者を2,3名採用することができるのです。

まして彼女のように降格して特殊学級の担任になれば、8%の手当が支給されますので小規模校の教頭管理職手当と同額なのです。

私はこのような教頭・校長を軽蔑します。

文科省が今年11月4日に公表した『公立学校教職員の人事行政の状況調査』によると、本人希望による管理職等からの「降格」者は、過去最高の179人(対前年比169%)にのぼることが明らかになりました。

これは、新しく導入された「副校長」等や「主幹教諭」から教諭への降格が大半(173人,96.7%)占めていることが特徴です。

病気(精神疾患)や評価制度によるプレッシャーに耐えかねた人達が多いようですが、残念でなりません。

若い時に仕えた校長が「校長には後がないのだ!失敗は許されないのだよ!問題を解決できなければ退職するしか道はないのだ!」と言っていたことを思い出します。

さて、もう1人の教員は抜群の指導力があり仲間の信望も厚い人物でした。しかし、彼は周囲の人達が教頭になって欲しいといって何回も説得したのですが、子どもを教えることに生涯を傾けたいということで固辞したのです。

その彼が退職後に、再任用教員として若かりし頃に勤めていた学校に勤務するようになったのです。

恐らく教え子であった親が声をかけたものと思いますが、スキーの技術指導員やら国体の体操の審判員やら少年野球の監督など、学校外でも社会教育や社会体育面で協力を惜しまない人材でした。

たとえ昇任の誘いがあっても頑なに拒否し、”子どもと共に歩みたい”という夢を抱いた彼の生き方に頭が下がるのです。

私は、”サラリーマン根性丸出し”の教員を軽蔑します

      ”熱き想いを教育に”傾ける教員を尊敬するのです

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2009年12月17日 (木)

学校給食用 食器のテスト

内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)の一種とされるビスフェノールAが溶け出すポリカーボネート(PC)製食器が、給食に使われていることが問題になったことを昨日書きました。

平成11年5月、文部省の調査によって給食を実施している公立小中学校の32.7%が使われていることがわかったのです。

どうして使っているかといえば、PC製食器は軽量で壊れにくいためであるため、当時、学校給用に採用する自治体が増えたのです。

厚生省は「実験で溶け出したビスフェノールAは、法定の基準値を大幅に下回っており、使用を禁じる必要はない」という見解をまとめていたが、微量でも生殖や発育に影響があるという指摘もあったのです

文部省も「学校での使用中止などはもとめない」という立場をとったのですが、環境ホルモンへの不安が保護者に強いことを踏まえ、溶出実験を11年度から実施することを決めたのでした。

私が教育長になった年(平成11年10月)に、本町学校給食センターではすでに『北海道消費者センター』に対して、食器の酸化防止剤、ビスフェノールAの”材質” ”溶出”調査を依頼していたのです。

                    テスト結果

ポリプロピレン製の食器 カレー皿(大,小)-BHT 1.7 0.5 ご飯カップ 0.7  麺ドンブリ 1.3 でありBHAは不検出

ポリカーボネート製の食器 汁カップ 溶出 ビスフェノールA 0.7ppb  材質25.5ppm  皿の溶出 0.2ppb 材質 37.2ppm

以上の調査結果から安全性を確認したのですが、ビスフェノールAが微量ではあるが溶出していたのです。

それにしても、学校給食の使用食器の材質が多岐に及んでいることを知ってビックリ。

アルマイト、ステンレス、メラミン、ポリプロピレン、ポリカーポネート、ガラス、強化耐熱ガラス、陶磁器、木、強化磁器、クリストバライト、ポリフェニレンサルファイド です。

使用食器の材質だけが問題ではなく、洗浄器の関係も絡んでくるのです。

各学校では月1か週1の割合で『給食便り』が発行されていると思いますが、お子様が使用している食器がどんな材質のものであり、安全な物なのか調べたことがありますか。

分からなければ学校か給食センターに問い合わせてみては如何ですか。

しかし、終戦直後の学校給食からみると(下記の過去ブロを覗いてみませんか)現在は夢のような世界なのです。

食材持参の学校給食http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-ce21.html

ミルク給食の実施http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-8c80.html 

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2009年12月16日 (水)

有害物質と学校給食

新聞の社会面を開くとPCB(ポリ塩化ビフェニール)という活字が目に飛び込みました。

実は平成12年頃、議会の一般質問においてある議員が「現在、学校給食で使用しているPC製食器からビスフェノールAが溶出の疑いがあるので、木製かステンレス製に交換する必要がある。このことに関して、教育長の見解をお聞きしたい」とのこと。

議会開催の1週間前に『一般質問通告』が手元に届きましたので、慌てて調べた記憶があります。

平成11年、文科省が『全国PC給食食器調査』を始めるほど、有害物質であるビスフェノールA(環境ホルモンの一種で)溶出問題が浮上してきたのです

同年、広島市は全国に先駆けてステンレス製に切り替えました。ところが逆に、姫路市はポリカーボネード製食器を平成8年から年次ごとに導入していたのです。

勿論、保護者は猛烈に反対。しかし、姫路市教育委員会は国(厚生省)の「使用禁止等の措置を講じる必要はない」との結論や、市独自で行った溶出検査等により、安全性を充分に確認できたとしてPC食器導入を強行したのです

現在の状況は分かりませんが、環境問題に対する国民意識の高まりと共に、PC食器の使用はなくなっていったのではないでしょうか。

今は学校給食における食の安全・安心が問題です。特に民営化が漸増している実態から食材と残留農薬関係、食品添加物などについても気になるところです。

高知県では、平成20年度、『食品衛生監視指導計画』を策定し、今年度からそれに対する一般の意見を公募しておりますが、各地でそのような動きが見え始めました。大変好ましいことです。

これからは、輸入食品を含めた監視体制の整備・充実と、食の安全・安心な国づくり緊要な課題の一つであると思います。

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2009年12月15日 (火)

エックス次郎?記憶違い

義兄・義姉と小説の話をしている時、「名前は忘れたのだけれど○○次郎という作家の小説が好きなんですよ!」と私が言ったところ、数日後にわざわざ届けてくれた本がこれ。

勇気凛凛ルリの色 (講談社文庫)

著者:浅田 次郎

勇気凛凛ルリの色 (講談社文庫)

早速読み出したのですが、何か変です。私が好んで読んだ本の著者と感じが違うので、車庫においてある単行本を目で追うと『強力伝・孤島』新田次郎となっているのです。

1人で大笑いです。新田と浅田を間違えていたのです。しかし、浅田次郎とはどのような著者なのかと興味を持って読み続けていきました。

自衛隊員やら多彩な経歴なだけに、独特の視点で本音・正論を語り、ユーモアもあるエッセー集なのです

”私が叫弾したいのは、オウム幹部がその釈明中に口にした、許すべからざる暴言についてである。科学技術担当責任者のいわく、阪神大震災は大国の地震兵器のしわざと。私はたちまち怒り狂い、TBSに電話をして「バッカヤロー!」と連呼した。”

このように感情をむき出しにしたリアルな内容があるかと思えば、強盗に射殺されたレストランの若いウエートレスに哀悼の文章を書くなど、涙するエッセーもあるのです。

タイトルは、昭和30年代の超人気TVドラマ「少年探偵団」のテーマソングの一節ですが、明智探偵小林少年と言えば思い出すことでしよう。

とに角、中身が濃く、味わい深いエッセー集であり、著者の独特な筆致にハマってしまうのです。

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2009年12月14日 (月)

CO2削減と『海の森』復活

NHKの朝のTVニュースを見ていたら、「意外な物が意外な効果があることを発見!」とのこと。

即ち鉄鋼スラグ』が『海の森』づくりに非常に役立ち、地上のCO2削減に多大な効果をもたらすことが判明したそうです。

『鉄鋼スラグ』とは、鉄鋼製造工程において発生する副産物で、結晶質の岩石状のものなのです。このスラグに鉄分が含まれており、それが海藻の生育に無くてはならないものであることが実証されたとのこと。

実際に、新日鉄室蘭工場がこのスラグを噴火湾に敷設したところ、数か月で見事なコンブなどの海藻が生育したそうです。

この海藻が地上のCO2を吸収し、地球温暖化に大変役立つばかりでなく、海藻をエサとする魚介類も獲れだすとの解説。

私はこの明るニュースを聞きながら、ある光景を思い出しました。

それは、5,6年前に道南の八雲町落部にある『銀婚の湯』に行った帰り道です。小さな漁村毎に港が整備されているのですが殆ど漁船が見当たりません。

瀬棚町?のある寿司屋の主人は、次のような話をしてくれました。

■この辺りは”港銀座”と言われるほど集落毎に港ができたのです。ある国会議員さんの力によるのですが、公共事業の拡充ということで港が整備され、海岸線にはテトラポット(消波ブロック)が敷かれた。

しかし、その後、ウニや魚介類が激減し沿岸漁業も成り立たない状態である。

■築港工事や護岸工事の影響からか?海流の流れが変わったのか?とに角、海焼けと呼ばれる現象が起きて、海岸の海藻が育たなくなった。

私は一時期、漁師町に住んでいて、夏休みは連日のように浜へ行き、ウニやアワビ、ホッキ貝などを獲りました。下の過去ブロで当時の様子をご理解下さい。

http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-af62.html

現在、東京湾のゴミの埋立地を、緑豊かな森に変える『海の森』プロジェクトが発足され、建築家の安藤忠雄氏が事業推進の先頭に立って活躍しております。

私達は、目で見える所は改善しようと努力するのですが、見えない海底などの環境破壊現象に関心を示す人は稀であると思います。

私は、『海焼け』現象を鉄鋼スラグによって『海の森』が復活されることを強く願い、この成果が北海道の噴火湾から全道、日本各地へと広がり、やがて東南アジア、世界という具合に広まっていくことを期待しているのです。

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2009年12月13日 (日)

孫の勉強部屋

過日、孫の753の祝い(様子は過去ブロで)に行った時のことです。勉強部屋を覗いてビックリ仰天。

http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-f162.html

どのような状態になっていたかは想像にお任せしますが、つい教員時代の癖が出て帰り際に嫁さんにお願いしたのです。

「Aちゃんに、勉強部屋を綺麗にしておくようグランパが言っていたと伝えておいて!Aちゃんの誕生日までに!そして、今の状態と整理した跡を写真に撮り、送ってくれない! before afterよ!」

ところが、一昨日です。妻の携帯に写メール。見事に整理された勉強部屋とそれ以前の様子が一目瞭然です。

妻は「やればこんなに上手に出来るのよね!」と満面に笑み。私は「ブログにUPするので、その写真、私のPCに転送して!」とお願いしたのですが失敗。携帯の手引きを出して調べているのですが、分からない様子ですので諦めました。

私は教員時代、家庭訪問をした際に必ず勉強部屋を覗くのです。特に机を持っている場合は、国語辞典があるか、どのような問題集やドリル帳を使っているか、きちんと整頓されているかを把握するのです。

乱雑な場合はその場で子どもに指導。そのような癖が孫に対しても要求するのです。教員時代の癖は何時までたっても直らないものですね。

ところで、整理整頓と学力は無関係なものなのでしょうか!?今までこれに関した調査結果を見たことはありませんが、家庭でやるべき仕事を継続的にしている子どもは学力が高いという研究結果があるのです。過去ブロを参照下さい!

http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-e771.html

間もなく冬季休業です。我が子の生活習慣に関わって、親子での約束事を決め、一定の責任を持たせることも子育ての大事なポイントの一つなのです

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2009年12月12日 (土)

自殺大国? サンタの国

サンタクロースの発祥の地、フィンランドでは1980年代後半、ヨーロッパ諸国の中でハンガリーに次ぐ自殺大国だったのです。

この事態を重く見た政府は、1987年に自殺予防ブロジェクトを国家レベルで立ち上げ、社会政策的な取組みを行い、10年かけて自殺を激減させたのです。

現在でも各学校にスクール・ナースやソーシャル・ワーカーを配置し、それぞれ専門的な立場で児童生徒の指導に当たっているとのこと。

特に中学生の『うつ病』などをはじめ、徹底した自殺予防対策によって、リストカットをはじめ自殺急減をもたらしたとのこと。

日本でも規模の大きい中学校にスクールカンセラー『心の相談員』を配置したのですが、一部職員が反対を表明したせいか、相談する生徒が殆どいないという実態(北海道の話)だったのです。

フィンランドでは小学生の不登校はゼロであり、PISAで学力世界一になっているのです。その理由の一部を過去ブロに書きました

http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-60d6.html

このように、学校教育制度自体が違います。日本はフィンランドを手本として、日本ならではの教育を再構築しなければ、21世紀の展望が拓かれないような気がします。

上辺だけの学力向上策ではなく、健やかな子どもの育成という観点から広く多面的な視点からの取組みが重要であると思うのです。

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2009年12月11日 (金)

転勤を決断! 校長の助言で

「人事異動についてM教頭からお誘いの話があり、異動すべきかどうか戸惑っているのですけど、このまま本校に留まっていてもいいでしょうか?」と校長の助言を頂くため相談に伺ったのです。

内心は「本校に留まって欲しい!」との声を期待していたのですが、見事に裏切られてしまいました。

先生!まだ正式に決まったわけではないのだが、実は私にも異動の話があり、E小学校へ行く予定なのだよ!君が本校に残っても、その後の人事について私は責任を負うことができない。だから私と一緒に転勤しないか!?」とのこと。更に

「君の移動先のA小学校は、管内で一番大きな小学校(37学級)であり何かと勉強になるし、校長も教頭も指導力のある人なので、いろいろ教わった方が将来役立つと思うよ!」と転勤すべきであることを強調。

尊敬している本校校長の助言です。私は即座に「分かりました。異動することに決めました!校長さんからA小学校の校長さんに宜しくお伝えしてくれませんか?」とお願いしたところ、快諾してくれたのです。

時は12月初旬。転勤を決断した私は、冬季休業期間に出勤し、『指導要録』の記入や研究紀要のまとめなど、転勤前に処理しておかなければならないことを早めにスタンバイしたのです。

また、妻が妊娠していたので引越しの仕事をさせるわけにはいきません。

2月に入ったら本・研究資料の整理、食器・衣類などもダンボール箱に詰め、それを押入れや寝室の6畳間に積み上げました。

一番厄介なのが石炭。妻の実家からカマス(石炭などを入れるむしろの袋)を数袋借りてきて、残っている石炭をその中に入れるのです。

今は石炭に代わって石油の時代ですから大変便利になりましたが、当時はどの家庭も石炭か薪(マキ:木を切ったり割ったりした、たきもの~たきぎ)を使っていたのです。

何せ、狭い教員住宅(下の過去ブロを参照のこと)。私の寝るスペースのみを確保し、妻子は妻の実家に寝泊りさせたました。

                『オンボロ住宅』

  http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-5a33.html

3月に入ると、茶箪笥、和箪笥、洋箪笥の3本と洗濯機、冷蔵庫、ストーブ等だけを梱包しないで残して置いたのです。後で、お手伝いに来られる先生方の仕事を残しておくという配慮なのです。

とに角、人事異動の新聞発表(3月22日前後)があるまで、秘密裏に作業しなければならないので引越し準備も大変だったのです。

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2009年12月10日 (木)

人事異動時期 不安と戸惑い

現在、北海道では教職員人事異動要綱なるものがあり、地域や学校規模によって異動基準年数が決まったおります。利便地で規模がやや大きければ7年、小規模校では6年で異動対象となるのです。

この基準は平成に入ってから決められたものであり、それ以前は校長や教育委員会の考え方一つだったのです。

ですから、私の同僚の1人は1校に30年以上も勤めていたのです。人事の刷新は名ばかりでした。

さて、2校目の勤務校で6年目を迎えた9月。同じ職場でお世話になった教頭(管内で一番大きな学校に勤務)から、本校に来てくれないかとのお誘いの手紙です。

内容は、今の職場は暗い雰囲気が漂っていているので、職場を明るくしてくれる人材を発掘したいと校長が熱望している。従って、私から君を推薦しておいたので意向を聞きたいとのこと。

正直言って、行きたくありませんでした。教育研究推進も軌道にのっているし、信頼してくれている保護者も多く、仲間との人間関係も良好な職場です。

加えて、妻の実家がそばにあり何かと便宜を図ってくれていましたし、経済的にもこの地に留まっていた方が何かと好都合なのです。

そのことを、正直に書き断念してくれることを願って手紙を書きました。ところが直ぐ返信。

君が来てくれれば、『教育研究所』の所員にしてあげると校長が言っているので、悪い話ではないはずだとのこと。

私は、ますます困惑してしまいました。研究所の所員は三百数校ある小中学校から僅か6名だけしかなれないのです。私はその任を務めあげるほどの力を持ち合わせていないと認識していたからです。

何かと悩んでいる時、たまたま妻の妊娠(二人目の子)を知ったのです。それでそのことを理由にあげ、引越しなどの準備で母体に無理がかかることが心配なので、後1年待ってくれないかとの手紙を出しました。

すると返事はこうです。奥さんが大きなお腹で2階を上り下りしないように、平屋の教員住宅を確保するので是非とも要望に応えてくれとのこと。

さあ、どうしたらよいものか思案に思案です。寝床に入ってもそのことが気になります。妻に相談しても、この地しか知らないし、職場の上下関係や派閥関係について全く疎いわけですから意味がありません。

何時も決断の早いはずであった私が、今回の異動話に躊躇するとは自分でも意外です。前回の異動では(下の過去ブロを参照のこと)多少不安な点はありましたが、今回ほどではありません。

http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-6429.html

仕方がありません。この件に関して本校の校長に相談しょうと先ず決断したのでした。

                                            (つづく)    《応援のクリックありがとうございます!》

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2009年12月 9日 (水)

野菊 普天間基地

12月8日。今日は太平洋戦争に突入した日。

ラジオを聴きながらブログを書いていると、懐かしい歌が聞えてきます。

遠い山から吹いて来る  こ寒い風にゆれながら

けだかく きよく におう花

    きれいな野菊  うすむらさきよ

                                 作詞 石森延男

1942年(昭和17)に発行された国民学校初等科三年生用の音楽教科書(国定教科書)に載せられた歌です。

前年に国民学校令が公布され、それまでの尋常・高等小学校が国民学校と名称変更です。

軍国主義が頂点に達した感のある時代で、『君が代』や『天長節』『紀元節』などを重視し、昭和16年が日米開戦だったのです。

文部省の教材決定に立ち会った軍部担当者が「軟弱すぎるので、もっと勇壮な歌にしろ!」と詰め寄ったそうです。

石森は日本伝統の精神の一つである万葉集のニギミタマ(和御魂)の心こそ、この『野菊』であると必死に弁舌。

ものみな戦争へと走り出した時代。童謡や唱歌さえ戦意高揚一色の時代です。それが故に、戦争と無縁であるこの歌にわずかな救いを感じたのが私達の世代なのです。

石森は札幌師範(教育大学札幌校)の出身で私の大先輩です。

太平洋戦争は昭和20年に終戦を迎えましたが、子どもにとっては戦争の始まりのです。その一例を過去ブログ『でんぷん靴が 米に変身』に書きましたので是非覗いてみて下さい。

http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-7324.html

その後の出来事。『警官が近づく気配に』

http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-0d0f.html

『盗人を捕らえてみれば 我が妻なり』

http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-4e20.html

GHQ(連合軍総司令部)の指示により、国語の教科書は殆ど墨で塗りつぶし、全く意味不明の文に変身。また、占領国に対する米兵の暴挙。

また、米兵に犯された事件などが連日のように報道され、電信柱(電柱)に「ヤンキー、ゴーホーム」とビラが貼られていたのです。

今、米軍基地問題が騒がれていますが、「何を今さら!?」と腹立たしく思うのは私だけでしょうか (# ゚Д゚) ムッカー

何故、ドイツのようにきちんとした戦争処理ができないのでしょうか!?

秋の日ざしをあびてとぶ  とんぼをかろく休ませて

しずかに咲いた野べの花

やさしい野菊  うすむらさきよ

二番を聴きながら、何時しか心が穏やかになる12月8日の朝でした。

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2009年12月 8日 (火)

思い出の品 PTAサークル?

私の書斎の本箱の上に、約40年間大切にしている物があるのです。何だと思いますか。

下のブログ写真↓から見つけて下さい。

http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-4cd3.html

分かりましたか!?

Photo_2 そう、このバトミントンのトロフィーです。試合に出て貰ったものではありません。

実は、私が二校目の小学校から転勤する時に、バトミントン・サークル一同からプレゼントされた物です。

それには理由があるのです。

本校が開校70周年を迎えた時に、PTAとしても記念になる事業を起こそうではないかとの話が一部の役員から出ていたのです

しかし、予算はありません。

そこで、私が思いついたのはPTAでサークル活動をしてはどうだろうかということです。

幸いにも、絵の好きな教師もいますし、合唱の好きな先生もいます。

体育系ではバトミントンと卓球の好きな先生達もいますので、先ずその先生方に打診してみました。

すると「面白そうだなー!」ということで、世話人的な役割であれば協力してあげても良いとのこと。

それで早速、体育系・文化系各2サークルの会員を募集したところ、1サークルに約20人が会員として加入。

各サークルには部長と副部長を置き、全体の世話係は私。

活動日は原則土曜日の13:30~16:00まで。場所は体育館と音楽室、図書室にし、通年活動としたのです。

私はバトミントン・サークル員の中に国体選手の女性がいましたので、その方に魅力を感じてバトミントンをしたのですが、時々他のサークル活動も見学に行きました。

そのような訳で、私の転勤に当たってサークル員が送別会を催して下さり、感謝の印であるとのことで寄贈されたのがこのトロフィーなのです。

いずれにしても、今は各市町村の教育委員会が生涯学習の一環として社会教育・社会体育活動の推進をしておりますが、昭和43年頃には「生涯学習」という言葉すら無かったのです

現在は、趣味や特技を生かすサークル活動も多岐に及び、施設も充実しています。素晴らしい世の中になったと思います。

なお、私が22年振りに教育長として戻った時には、当時のサークル員と旧交を温めることheart04ができたのです。

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2009年12月 7日 (月)

竜巻警報発令 児童生徒の避難は?

昨日(12月6日午前3時55分頃)です。ラジオを聴いていたら突然臨時放送。

「札幌管区気象台より石狩、空知、後志地方に竜巻警報が発令されました。積乱雲・・・・雷が鳴り出したら、竜巻の危険がありますすので、近くの頑丈な建物避難して下さい!」とのこと。

これまで私はこのような放送を二度(11月)聞きました。その時は日中でしたので外に出て雲の動きを観察したり、妻と一緒に散歩していた時には、積乱雲の動きに気をつけ、もくもくとした黒い雲が此方の方に近づいてきたので、急いで家に帰った時もありました。

「この辺りで頑丈な建物といったらどんな建物なのだろう?我が家は築13年だから、まだ頑丈な部類だよね!?」と妻と話しながら、一体何処へ避難したらよいのだろうかと心配だけが募るのです。

学校が一番頑丈であることが分かるのですが、それでは「放送を聞いて心配だから避難しにきました」と言って、学校へ勝手に入る訳にもいきません。何か一方的な放送で変です。

早速、インターネットで調べてみました。

         《竜巻からの身の守り方》

1 室内にいる場合 

・窓を開けない  ・窓から離れる  ・カーテンを引く  ・雨戸、シャッターを閉める ・地下室や建物の最下階に移動する  ・家の中心部に近かい窓のない部屋に移動する   ・部屋の隅・ドア・外壁から離れる  ・丈夫な机の下に入り、両腕で頭と首を守る

2 屋外にいる場合 

・車庫・物置・プレハブを避難場所にしない  ・橋や陸橋の下に行かない  ・近くの頑丈な建物に避難する  ・無い場合は、近くの水路やくぼみに身をふせ、両腕で頭と首を守る  ・飛来物に注意する

この内容を見て少し安心しました。我が家では台所の食卓テーブル(固定式)の下に避難すれば好いことと、竜巻警報が発令されたら外出しないことが一番だということが分かりました。

もし、学校ならどうしたらよいのでしょうか?早急に避難要綱に竜巻を想定した内容も追加し、時には避難訓練も必要ではないでしょうか。

私は警報といえば「空襲警報」を思い出すのです。昭和20年即ち終戦の年。学校では机の横に防空頭巾をかけておき、警報が発令されればその頭巾を被って机の下に避難し、頭を膝の所につける姿勢をとります。

また、時には全校児童が屋外体育館(グランド)へ出て、端に掘ってあった穴の中に入り防空頭巾を被った頭を抑えて低い姿勢をとったのです。

その当時の思い出は過去ブロにもしたためましたのでご覧下さい。

http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-e1f5.html

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2009年12月 6日 (日)

師走の夜の散歩道 

師走に入り夜のウォーキングが楽しみです。17:00頃に夕飯をとり18:00に家を出ます。約1時間20分の行程ですから19:30迄には帰宅します。

目的はイルミネーションの観賞です。ご覧下さい。

Photo

このお宅の庭は夏はバラが咲き乱れているのです。

No2この家も年々規模が大きくなってきています。

一番楽しみにしている家のイルミネーシュンです。

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反対方向から観るとこんな光景happy01

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親子2軒が協力しての設営。

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確か4年前にTVで紹介されたせいか、親子連れなどの見物客が絶えません。ツアー客も来るのです。

ところが、昨年、ある若い夫婦の1人が「チェ!いい気になって!むかつくなあー!」と呟き、地面にツバを吐いたのです。

私は、可愛そうな人だなーと思いました。富裕層の人を妬む気持ちは分かるのですが、一面しか理解しないでこのような言動をとっていいものかどうか?疑問に思うと共に腹が立ってきました。

皆さんに、楽しんでもらおうheart04とするこの家の人達の気持ちを、どうして素直に汲み取ることができないのでしょうか

日本では室内に花を飾り、フランス等ではテラスやベランダに飾るのですが、考え方一つによって人間の言動が変わることを思い知らされたわけです。

イソップ物語の「アリとキリギリス」をどう捉えるかにも関わっているような気がします。私の過去ブロを読まれ、

http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-0319.html

素晴らしいイルミネーションを観賞させて下さるこの家の人達と、ツパを吐いて立ち去る男の人に対して、貴方はどう思いますか。

なお、このイルミネーションを楽しませてくれるのは、札幌の平岡公園地域です。年々イルミネーションを飾る家が増え、心が癒されるheart02地域になっているのです。

Photo_9

Photo_10

Photo_11

※デジカメの操作がよく分からないため、美しい光を撮影することができませんでした。扱い方の「手引き」を見て、勉強したいと思います。 

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2009年12月 5日 (土)

くじら肉 学校給食へ?

ラジオを聴いていたら、ある地域で学校給食に鯨肉を導入とのこと。

驚きました。学校給食の定番メニューだった鯨肉も、1982年(昭和57)に国際捕鯨委員会が商業捕鯨を一時停止して以来、姿を消していったと記憶しています。

北海道では、釧路港が昭和30年代から40年代にかけて道東沿岸の捕鯨基地でありましたから、入手が容易であったのです。

おまけに、鯨は高タンパク低脂肪低カロリーでしたので、学校給食の食材としては好都合だったのです。

しかし、その鯨肉は今や高価な食材となり忘れかけていたのですが、復活の兆しありとはどういうことなのか不思議です。

鯨の町である和歌山県の太地町や山口県の長門市、静岡県や長崎県等で学校給食に鯨肉が活用されているそうです。

これらの肉は調査捕鯨で得られたものだそうですが、ルールを守り、他国から批判・非難がでないよう厳しいチェックも必要な気がします。

いずれにしても、学校給食の食材も時代とともに変わっていきますが、食の安全・安心の確保だけは、どの時代であつても厳守していかなければならない事柄です。

特に、学校給食を民営化している自治体では、チェックを厳しくする体制を強化することが重要でしょう。

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2009年12月 4日 (金)

素人の事業仕分け人と 教育振興

今、国をはじめ地方自治体は次年度の予算編成作業に汗水流している時期であり、国の予算編成に関わって『事業仕分け』の様子がネットで生中継されアンセスが殺到するほどの様子を呈していました。

この『事業仕分け』という手法は財政改革を推進している自治体なら、数年前から取り入れられている手法なのです。

私が教育長をしていた町でも、行政評価に基づき事業仕分けを行い、予算査定する仕組みを取り入れていたのです。

その方法は役場職員を幾つかの検討委員会に所属させ、行政評価にもとづいて各事業をA~Dランクに仕分けさせ、各委員会の答申を受け、理事者が部課長を交えて最終的な査定を行うのです。

しかし、問題は行政評価になじまない教育分野があるわけです。その一つの事例を紹介します。

それは『教育振興会』への交付金の全額カットという仕分け結果なのです。

教育振興会とは教職員がお互いに授業を公開したり、研究指定校に教育の今日的な課題究明にご努力願ったり、教員の資質能力の向上のための研修会・講習会・講演会等を開催し、教育振興に帰することを目的にしているわけです。

会員相互の研修については過去ブロで紹介しておりますので、覗いてみて下さい。

http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-66ad.html

教育振興会への交付金を全額カットするという方針を提示すると、教職員はもろ手を挙げて喜ぶのは明白なのです。

誰が好き好んで自分の授業を公開し批判を受けたり、研修のために多くの時間を費やすなどするはずがありません。また、予算なしに作品展や陸上競技会、球技大会、文集の発行なども出来ません。

このような弊害を知らない学校教育担当者が仕分け人に対して、適切な説明が出来なかった故に、全額カットという答申になったのです。

私は、本町の教員をしている時に教育振興会が発足したのです。教職員団体(北教組)は猛烈に反対したのです。校長会・教頭会をはじめ教育に情熱を傾けている有志が2年がかりの論争の末の発足です。

それを、歴史と変遷の歩みも知らない役場職員によって、教育振興の灯が消えることを危惧した私は、首をかけて立ち向かいました。

児童生徒の健やかな成長と人間性豊かな子どもの育成は、学校教育が中心的な役割を担わなければならない。その教育をする教職員のやる気を殺ぐような行為は断じて許すわけにはいかないと、具体的な事業内容と評価の一部を説明したのです。

本町の教育活動が他の市町村より遅れをとるようになったら、その責任は教育長にある。従って、私の意見が通らなかったら即刻退職致しますと開き直ったのです。

結果的に、交付金は8割カットで予算化されることになり、教職員も研修費の一部を負担するということで一件楽着したのです。

今回の国の事業仕分けで、科学研究の振興予算の減額査定に対して、ノーベル賞受賞者がクレームを付けたのは当然であると思うのです。文科省担当者の説明不足にも原因があります。

教育は物取りではありません。人づくりであり国の根幹なのです。長期的な展望のもとで施策が策定されることを望みます

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2009年12月 3日 (木)

夕張の財政再建と 冬期の通学

財政再建に取り組んでいる夕張市が過日、道に対し、道営住宅の建設や除雪支援の拡充など7項目の新たな支援を要請したとの記事が目に留まりました。中でも除雪費について気になりました。

これま積雪15cmで除雪車が出動していたところを、10cmの積雪で出動したいとの支援要請です。

室蘭市では除雪車が1回出動に1,200万円(平成14年度)、余市町が400万円、私が教育長をしていた町は100万円かかったのです。

東北・北海道等などの豪雪地帯は除雪排雪にともなう経費は数億円に上るわけです。

まだ、財政にゆとりのある時期は、都市部の除雪車出動基準が降雪5cmでしたが、最近は10cm,15cmと基準を見直し支出削減に努力しているのが一般的です。

ある時、町役場の三役・部長会議の折に、町長から「教育長はいろいろな地域に勤務されていましたが、本町のように降雪5cm、10cmで除雪車出動した地域はありましたか!?」とのこと。

「豪雪地帯から本町へ転勤してきた時、正直言って驚きました。冬であるのにアスファルトが見える道。前任地では一日に2回除雪しなければ自家用車を利用することができない日もあったのです。勿論、長靴を履いて通勤した日もありましたが、本町ではまだ一度もありません」と私が言うと、町長は

「私も本町の除雪体制にびっくりしているのです。どうでしょう。20cm以上で出動することにしてはどうですか」とのこと。

建設部長は、「消防自動車の出動に支障をきたすし、圧雪状態の路面を削ると除雪車の刃がぼろぼろになり、オフシーズンに磨ぐのに結構な経費がかかるので、結果的に大した経費削減にならないと思う」と反対を表明。

しかし、論議の結果、今年度は降雪15cmで出動し、状況を見て、ゆくゆくは20cmにするとの結論に達したのです。

本町がこのような取組みをしている時、夕張市は基準の見直しもしていなかったようです。

私は11月の定例校長会において、「本町は行財政改革の一環として今年度より降雪15cm以上でなければ除雪車が出動しないことになりましたので、降雪量に応じて長靴を履いて登校するよう、学校便りや学級指導で啓発するように」と示達したのです。

そして、役場職員は当番を決めて庁舎前の除雪をし、経費削減に努めたのです。

このように、本町は早くから行財政改革に取り組んでいたのですが、夕張市は「何とかなるさ!」と危機意識が欠如しており、財政破綻は国の石炭政策の誤りで、構造的な問題である。全て国の責任である!との元首長の考えをどこかで聞いた記憶があります。

日本で最初に財政債権団体に突入した北九州の赤池町は、徹底した財政再建に取り組み、10年間で早期再建を実現させたのです。

また、福島県の矢祭町は平成8年度から10か年計画で”独立独歩ー自立できる町づくり”を推進し、町長自ら役場のトイレ清掃に取り組み、庁舎の清掃は全て職員がするし、町道の補修も役場職員がするという姿勢を貫いているのです。

夕張の財政破綻は時代の先を見通すことのできなかったリーダの責任でもあり、また、そのことに気づこうとしてこなかった市民にも責任の一端があると思うのです。

先ず、市役所職員をはじめ市民が”国や道に頼めば何とかなのさ!”との甘えた考えを捨て、自助努力する姿勢を示してくれると、多くの人の支援の輪が今以上に広がっていくのではないかと思うのです

戦中・戦後の一時期は豊かさを謳歌してきた炭鉱地帯です。例え雪が深くても、時には長靴の上を紐で縛り深雪をこいで歩いた時のことを思い出して欲しいのです。

高齢者はいろいろな経験を積んできています。困難な時代であっても歯を食いしばり、困難に立ち向かう姿を今の若者達に見せて欲しいのです。

それも教育の一つであり、今一番求められているものではないでしょうか。

他人事だと思って生意気な意見を述べましたが、苦しみを知っている私だけに夕張市民の心境が分かるのです。

いずれにしても、夕張の皆さん!頑張って下さい!。皆さんが立ち直る姿を生きている間に見たいのです。

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2009年12月 2日 (水)

児童・生徒の暴力と 学力向上策との関係?

12月1日の北海道新聞の1面に「児童・生徒の暴力最多━道内も13%増922件」とのこと。過去3年連続増加で過去最多との文科省調査結果を見て、私は自分の予想が的中したことを知ったのです。

子ども達の暴力行為や「いじめ」の起こる原因は、いろいろな要素が複雑に絡み合っていることでしょう。

・家庭内の両親の不和 ・学力中心主義の学校教育 ・子ども達の触れ合い不足 ・担任や学校への不信感 ・経済的格差による優越感や妬み ・教師の偏見 などなど。

私が一番気になることは、文科省による「全国一斉学力テスト」の結果を受けての学力向上策も起因しているのではないかと懸念するのです。

参考までに、私が体験した「学力向上策から生まれたいじめ」について紹介します。

1校時の国語の時間の始まり5分間の「漢字小テスト」が終わって間もなく、K子が机に伏していました。いろいろ理由を聞いても泣いているばかりです。すると、男子の1人が、

「K子がいつも0点に近いから、このグループはいつもゲレッパになってしまうと言われたから、悔しくて泣いているのです」と教えてくれました。

私は、とっさに自分のやり方を反省したわけです。漢字5題テストの結果をグループ平均値にし、順位を掲示していたのです。

外発的動機づけによって漢字力を高めようとしたわけです。しかし、K子のように成績が悪いから友達に非難されている子どもも、他にいるのかもしれないと思ったからです。

この国語の時間は、急遽、学級指導の時間に切り替えました。

「K子の家は居酒屋で、足の不自由な母親が夕方5時頃から夜中の2時まで店で働いていること。父親は長距離トラックの運転手で、家に帰ってこれない時もあること。

従って、K子が朝早く起きて朝食を作り、1年生の妹に食べさせてから一緒に登校すること。また、学校から帰ったら妹の遊び相手になってやったり、買い物のお手伝いもしていること。」を知らせました。

「私は、漢字の小テストを全部できるより、母親に代わって朝起きし、朝飯作りをする方が何倍も素晴らしい力なのだ。先生はK子の生きていくための力強さに感心しているし、これからも伸ばしていって欲しいこと。」

「K子は漢字の勉強をする時間的余裕がないこと。勉強をできないという理由で人を馬鹿にしたり、いじめたりしたら、先生は絶対に許さないこと」を、涙をにじませて訴えました。

するとK子が急に大きな声で泣き出し、友達数人も共感して涙していました。放課後、K子の母親から「強い味方になってくれてありがとう」との電話があり、プライバシー侵害になる内容を話したにも関わらず、感謝してくれたことを嬉しく思いました。

その後、点数によるグループ毎の競い合いは止めることにしました。なぜなら、競争的動機付けはスポーツ、ゲームの世界において効果がありますが、学習において、勝ち負けのはっきりしている競争を繰り返していると、いつも勝ち組、いつも負け組の人が生まれ、

それぞれの活動意欲だけでなく、人格の発達にも悪影響を及ぼすことが懸念されるからです

問題は内発的動機づけを醸し出す外発的動機づけかどうか、吟味する必要があるということです。

なお、腕力だけに秀でている子が、ひ弱で勉強だけ出来る子を暴力で支配する事例もあるのです。また、成績中心に子どもを見る教師に対して、反発して器物を破損したり教師に対する暴力事件を起こす事件もしばしば発生しているのです。

学力向上に努力されている教師や保護者は、子どもの心に十分留意する必要があります。

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2009年12月 1日 (火)

家庭菜園ブームと 不思議な現象

今、アメリカでは家庭菜園がブームを呼んでいるそうです。戦後の日本でも皇居の庭にサツマイモを作ったそうですが、家庭菜園は世の不景気に左右されるきらいがあります。しかし最近では肥満対策、食の安全面も背景にあるらしいのです。

私は戦後の食糧難時代に育ったせいか、家庭菜園が趣味の一つと言っても過言ではありません。我が菜園のひとコマを過去ブロ↓でご覧下さい。

http://kyoikuchou.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-0289.html

1年中の収穫を期待していたポット植えのミニトマトは、2年間、初冬の時期に失敗しました。

昨年は、ポット植えのミニトマトを外からサンルームに移動し水をやったのですが、2週間で枯れてしまいました。

今年は、農家の方が「雪が降る頃まで外に置いていても大丈夫ですよ」と助言して下さったので、安心して外に放置していたのです。

所がある朝、突如として気温が氷点下まで下がり、葉が凍死しやがて枯れてしまったのです。

来年は、このような失敗を無くそうと考えインターネットで家庭菜園について調べてみました。

驚きです。現在、栃木県那須塩原で農業を営んでいる人見浩さんが、家庭菜園の画期的な方法を開発し本を発行したのです。

早速購入したいと思って調べました。電子出版ダウンロード商品本であるにも関わらず価格が違うのです。不思議でーす。

一番安いのは8,800円ですが特典がありません。

一番高いのは定価24,800円を先着50名様のみ限定モニター価格で12,800円。それに栽培に関する用語集のプレゼント付きです。

いろいろ検討の結果、私が購入しようと思うのは冊子版「ハッピーベジタブル」で、特別限定価格が9,800円のものです。特典にも魅力があったからです。詳しくは下をクリックしてみて下さい。        

               www.1yasai.com

この冊子を読んで、ホームセンターでチマサンチュウーの種を買ってきて、図解を見ながらセットし、書斎にしているサンルームに置く積もりです。

冬期間、室内で育つ野菜作りに挑戦しようと思っているのです。後ほど画期的な家庭菜園の成果をUPします。

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