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2010年9月

2010年9月30日 (木)

長所発見チェックリスト

現職時代、通信簿の所見欄に児童の長所を書いてやろうと思っても、なかなか見つけられない子が出てくる。私ばかりでなく、多くの先生方も体験していることだろ。

自分なりに、長所と思われる行動・態度・資質・能力などの項目をあげてチェックしてみるが、多面的でないため行き詰ることがあった。

ところが、昨日、雑誌を整理していると山田暁生という字が目に飛び込んできた。彼は生徒指導で有名な先生と認識している。その彼が『長所発見表』なるものを紹介している。

子どもや保護者・先生方に参考になると思うので紹介する。

1明るい 2活発 3仕事(やること)が早い 4素直 5まじめ 6自分の好きなことに熱心 7努力家 8家族に協力的 9やさしい 10のんびりしている 11よく気がつく 12友達がすぐできる 13元気 14何事にも興味を示す 15友達と仲良く遊べる 16好奇心が強い 17夢中でやる 18思いやりがある 19約束は正確に守る 20シンが強い 21大きい声で話す 22創造的思考ができる 23人と違う考え、発想 24茶目っ気がある 25自主性がある 26前向きにとらえる 27方向オンチでない 28描写が上手 29算数大好き人間 30根気よくやる 31机の回りを整頓 32くよくよしない 33誰とでも同じ気持ちで接する 34頑固 35頑張り屋 36時間をよく守る 37行動力がある 38後片付けがきちんとできる 39よく手伝いをする 40物事にとりかかったら最後までやる 41よく食べ、眠る 42頼まれたことはきちんとやり通す 43本好きで物知り 44話をなくしてくれる 45友達を大事にする 46きちょうめん 47物を大事にする 48粘り強く、簡単にあきらめたり投げ出したりしない 49我慢強い 50弱い者への思いやり、心配りがよくできる 51手芸が好き 52文章を書くのが好き 53お菓子づくりが好き 54動物や花が好き 55スポーツが好き 56さっぱりしている 57学校を欠席しない 58じっくり考えてから行動し、失敗が少ない 59素直に感動する 60兄妹にもよく気配りしている 61行動などには意欲的に取組む 62めんどうくさがらない 63時間がかかる作業がていねい 64自分にきびしい(他人にもきびしいが) 65挨拶がよくできる 66怒られても根にもたない 67進んで発言する 68マイペース 69あまり感情的にならず、冷静に物事を考えられる 70正直 71人の気持ちをよく察することができる 72身体が丈夫 73手作業が大好き 74物事を計画的に進める 75読書好き 76一人でいることに耐えられる 77寝起きがよい 78話題が豊富 79準備が行届いている 80人の話をよく聞く 81無駄遣いせず、計画的にお金を使う 83決めたことは守る 84よくしゃべる 85はっきりしている 86頼まれたことは気持ちよくやってくれる 87家庭の経済状態がよくわかるようになってきた 88世の中の動きに関心をもっている 89まけずぎらい 90自分からすすんで勉強する 91必要と感じたことは人に頼らない 92何事にも怒らない 93返事がよい 94責任感があり、任せておける 95自分の部屋の模様替えが大好き 96奉仕的精神が旺盛 97笑顔をたやさない 98何事も良いほうに良いほうにと考える 99あまり物を欲しがらない 100外見にこだわらない 101落ち込まず乗り越える 102正義感がある 103人と争うのが嫌い 104何事も仕事が早い 105チャレンジャー 106手先が器用

私はダメ人間と思っている子に、この長所発見表を見せ、自分自身のよさを見つけさせ、そのよさを手間ひまかけて磨いていくと、きっと君らしい輝きが出てくるはずだと、諭し励ますことが重要だと思う。

なお、この表はいくつかの大きな項目に類型化できるので整理する必要があると思う。どうぞチャレンジしてみて下さい。

                   <ウォーキング 19:05~19:45 4,851歩>

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2010年9月29日 (水)

亡き校長の形見

過去ブロ『友の旅立ち』で紹介した亡き友。妻が旅行中でお参りに行けなかったので、過日訪問した。奥さんから友の『形見の品』をいただいてきた。

1 スポーツが得意で、野球、スキー、ボーリングの腕前は大したものだった。

この形見の品は、父の日に娘や息子さんからプレゼントされた物とのこと。

体調を壊したため袖を通すことのないまま黄泉の国へ旅立たれた。

来年の夏から着させてもらう。

この教頭とは僅か1年間のお付き合いだったが、日の丸、教育課程編成、土曜休日の導入に対する対応、青少年育成会活動と教職員の関係、計画年休(四週六休)への対応、公民館活動、指導主事授業訪問計画、広域生徒指導交流会(小学3と中学1)、研究課題推進、少年団活動の奨励と支援方法など、新米校長の私を的確に補佐してくれた。

心からご冥福を祈っている。

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2010年9月28日 (火)

地図音痴? 教師の一言の影響

この写真を見ると思い出すことがある。

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カードに手を触れている子は、私にかわって新出漢字カードを書いてくれていた子。

作文と習字が得意でよく賞をとるほどの腕前。

また、ピアノも得意。男子のマドンナ的存在。

ところが、この子にも苦手なことがあった。それは、地図上で地名を見つけること。

例えば、パリを探すのにアメリカやアジア大陸の中を探すという具合。だから私が「地図音痴のようなものだねsign02」と冷かすと、クラスメイトがどっと笑うということが時々あった。

後で母親が、「娘が地理を嫌うのは、6年生の時に先生をはじめ皆に笑われからだと娘が言っていましたよ」とのこと。

私は、何でもこなす子なので、励みの意味合いを込めてからかったのが、逆効果となってしまったわけだ。

この失敗を教訓にして、例え冗談にしても、子どもの欠点や短所を皆の前で指摘してはいけないということを肝に銘じてきた。

なお、この子は大学卒業後、NHKテレビで一時期リポーターとして活躍していた。

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2010年9月27日 (月)

道徳教育 振興の足跡

昭和33年に道徳特設時間が学習指導要領に位置付けられたが、実施状況は地域により大きな温度差があった。特に北海道では「特設道徳反対」をスローガンの一つに掲げた北教組の強い指導により、学校現場での定着度は極めて低かった。

こうした状況の中で、道徳教育の一層の充実・発展を期して立ち上がった研究団体が出現。

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昭和51年、この研究会(略称:A道会)の創立10周年を記念して、全道大会開催地なったA地区では、特設授業の計画や研究紀要と記念誌の発行準備に忙しい日々。

たまたま、研究会の事務局長が体調を崩したので、仕事の一部が私の方に回ってきた。

それが、この記念誌の編集。

目次を見ると ・発刊によせて ・祝辞 ・回顧 ・研究会10年の歩み ・研究の動向 ・研究会の会員となって ・研究会の発展に思う ・研究会歴代役員一覧 ・研究会の会則 ・編集後記

表紙デザインも私が考えた。

この記念誌に思い出を寄稿くださったA道会第3代会長の文を紹介する。

私が道教委A地方教育局首席指導主事時代の昭和41年2月に、「北海道道徳教育研究会」が創設され、7月には第1回全道道徳教育研究大会が盛大に札幌市で開催された。

ついで10月、B市立B小学校の「文部省指定校道徳教育研究発表大会」終了後、その支部として「A地区道徳教育研究会(A道会)」の設立総会が開催され、金沢大学教授大平勝馬氏の記念講演会が実施されたのである。

C氏が会長に選出され、会員200余、「魅力ある支部づくりとより広くより深い実践研究」をスローガンとして発足した。事務局長○○、会計△△や指導主事□□氏などの苦労も大変なものであったことを記憶している。

私がD市立E中学校長時代の昭和45年10月には、第5回全道道徳教育研究大会が主管A道会、会場D市として開催されることになり、大会運営委員長T氏のもとに事務局長として苦労したことが、記念講演「生きること、鍛えること」の南部忠平氏の体験講和とともに想い出される。

この大会は道徳の時間特設10年、道徳教育の黎明期に終止符を打ち、充実期に移行したことを宣言するにふさわしい充実したものであった。

昭和46年春、先輩の後を継いで会長に推され、以後、北・中・南・東の地区組織の強化、若い先生方の入会勧奨、実践研修会の充実、会報・研究紀要での交流などに力点をおくこととし、事務局にM氏局長のもとに、次長・部長制を導入し、執行体制の確立に努力したものであった。

以来今日まで、I会長を経てT会長がこの重点実現にむけて鋭意努力を重ね、本年は10周年を迎える運びにいたったことはまことに感慨深いものがあり、関係各位に深く敬意を表したい。

教育をとりまく現状は極めて多彩な課題を抱え、特に日本の教育理念の見直しとその確立が要請されている現在、道徳の時間を中核とする道徳教育の充実振興に一層の努力を期待するものである。

過日、地域の土曜参観で道徳の副読本が教室に備えられており、授業もみることができた。私が教育長をしていた町の学校では、ついにこのような姿が見られなかった。

1 2

しかし、教員の評価制度が導入されて、教職員の意識も変り教育課程の実施面も改善されてきたようだ。

             注:思い出多いこの記念誌もこれで廃棄することにした。

 <9/26 10:20~11:25 ミニ自転車で陽だまりロードーへ 弱雨→小休止→買物→帰宅>

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2010年9月26日 (日)

アレルゲン検査

丁度2週間前のこと。左腕と左脇から腹にかけての発疹に気付く。多少カユミがあったので近くの皮膚科医院へdash

原因不明なのでアレルゲン検査(アレルギー症状を誘発する特定原材料検査)をすることにした。

その間、炎症やアレルギー反応を抑える薬(リンデロン錠)、抗アレルギー薬(アレグラ錠)、消化菅粘膜を保護する薬(セルベックス細粒)の服用と、皮膚症状を改善する薬(マイザークリーム)の塗布を勧められた。

4日後、検査結果が判明。13の検査項目。カビ、ダニ、イヌ皮屑、卵白、ミルク、小麦、米、ソバ、ピーナッツ、大豆、エビ、オレンジ、リンゴの何れの測定値も0.35未満で異常を認められないとのこと。

医者は「ストレスかもしれませんねsign02」と言うので、何がストレスになっているのかなあーと考えてみたら思い当たる節があった。

実は、娘の旅行中、愛犬の世話を依頼されていた。人間の年齢になおすと約93歳?になる老犬。夏休みにはまだ元気で孫と戯れていた。

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しかし、急に体力が落ちふらふら歩きで直ぐ転ぶ。おまけに視力も極めて低下しテーブルにぶつかったり、段差に躓く。所謂、介護犬になってしまったのだ。

私の発疹は娘の旅行中にでき、帰ってきたら直ぐに治った。

要は犬の介護がストレスになっていたのだsign02。図太い神経の私と思っていたが、意外に繊細なところがあったんだと妻や娘にからかわれた。

しかし、こんなことがストレスになるなんて情けない。これも老化現象の一つなのかと多少寂しく思った。

          <9/25 9:40~10:20 妻とサケの飯鮨に使う笹採り 折りたたみ自転車で>

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2010年9月25日 (土)

土づくりと 人づくり

秋分の日、こんな光景を目にした。

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ひまわりは畑に植えるものとの先入観があったのでびっくり。<注:ひまわり畑の写真は、パークゴルフの発祥の地、幕別町のホームページの写真を引用>

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なぜビニールハウスにひまわりを植えるのかと理由聞くと、

「このハウスは春に米の苗床にするのですが、地力がなくなり連作障害を起こす。だから、緑肥用ひまわりを植え収穫期に土に鋤きこむのです。この事業には奨励金がでるのですよsign02」とのこと。

よい作物を作るには、先ず「土づくり」が大切なのだとの話を聞きながら、人づくりも同じだということを強く感じた。

人づくり=学力向上とストレートに考えられるきらいかあるが、その前に育てなければならないものがあるのだ。

先ず、情緒を育てることが重要であろう。

悲しい、怖い、恥ずかしい、面白い、うれしい、など・・・・

悔しい、欲しい、羨ましい、怒り、そねむ、ばかくさい、など・・・

これらを家庭や地域では、先ず受け止め望ましいようにしつけ、学校では道徳教育や生徒指導で育てることが基盤となろう。

この情緒が高まると、次のような資質・能力が期待できる。

・強い意志

・豊かな社会性(我慢する、思いやる、助ける、譲る、かばう、気持ちを切り替える、協調する、など・・・・・)

・豊かな情操(倫理観、正義感、自己価値観や自尊感情など・・・・・・)

これらが、子どもが健やかに育つために必要とする条件ではなかろうか。

現在の日本の教育は、家庭も地域も学校も、そして教育行政サイドも、このことを忘れているような気がする。

高学歴の人が大きな犯罪を犯す世の中。これまでの日本を支えてきた先人や明治・大正・昭和初期に生まれた人達が社会的に認められ尊敬される人が多いのは、この土づくりと同じような情緒・情操が培われてきたからではないか。

子育てを放棄した親の出現。子どもの情操を育てることを重視するのではなく、経済的豊かさや便利さ快適さを強く求める姿から、健やかな子どもは育たないと思う。

                                                 <9/24 13:45~14:45 ウォーキング 7,287歩>

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2010年9月24日 (金)

墓参り&ミニドライブ

昨日は秋分の日。仏教ではこの日をはさんで前後3日間をお彼岸という。猛暑の影響で家に閉じこもりがちであった私は、久しぶりに墓参りとミニドライブに出かけた。

先ずは墓参り。近くで野菊が呼びかける。

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秋の風物詩3景。

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素敵な景色3景。

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自然の美しさに感動し、しきりにシャッターを押す私。

帰宅後、3時より1時間散歩するが腰の痛みもなく、充実感に浸っている。<7,670歩>

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2010年9月23日 (木)

快眠確保のために

脊椎狭窄症で悩んでいる私は、98歳で現役ばりばりの医師である聖路加国際病院の日野原重明氏が寝るときに愛用している物を思い出した。ぬいぐるみのような物。早速、買ってきた。

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商品の説明はこんな内容。

幼児期にぬいぐるみを抱いて眠りにつくというケースがありますが、抱き枕は安心感だけでなく、横向きで寝る時に何かにすがり、片足を抱き枕にのせることで体圧を分散し、背骨への負担を軽くします。

とある。今日(9月21日)から使用し、実験結果を1週間後に報告したいと思っている。

商品名は「ボディビロ」 サイズ・・・35×140cm 組成・・・側地:綿100%、中身:ポリエステル100% 原産国・・・日本製

なお、話は変るが、パソコンをしている時の姿勢が一番腰への負担が大きくなるとの話をテレビで放映していた。このブログもあまり生真面目にしないでおこうかなあーと迷っている。だって健康第一ですからねsign02

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2010年9月22日 (水)

日中紛争? 教育の恐ろしさ

この写真は1975年10月15日に、6年生に日中戦争について教えている場面です。日曜参観日に来られた保護者が写してくれたスナップですが、どのような内容をどのように教えたかは覚えていません。

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当時の革新政党である社会党や共産党は、この戦争を日本の帝国主義・侵略主義のあらわれであると位置付け批判しておりました。

一方、自由党は虐げられている中国民衆の開放と自由を確保?のための正義の戦いである・・・・・・云々、と正当化・美化する主張だったような気がします。

今、尖閣諸島周辺の日本領海内で海上保安庁の巡視船に中国漁船が衝突した事件をめぐって、日中関係が険悪な様相を呈しています。

第二次世界大戦を知らない若い世代の政治家達や、自国の権益を守るために教育の力を借りて正当化する政治。

一歩誤ればまた戦争?と危惧する私です。世界のエネルギー資源の枯渇を見通した中国の戦略は、巨大な軍事力を背景にしたものだけになお恐ろしい。

丁度、日中戦争勃発当時の日本の政治や軍部の姿勢を学んできただけに、力が逆転した中国の姿勢と、国際紛争を解決する機関であるはずの国際連合が機能マヒ状態であるので、極めて脅威に感じます。

いずれにしても、客観的・総合的な視点でこの問題をどう受け止め、危機意識を持って私達の生活を見つめ直させることも、平和ボケした若者達に学ばせる好機ではないかと思っている。

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2010年9月21日 (火)

ごろ寝の 敬老の日

昨日の敬老の日。テレビの前に横たわり窓の外に目をやるとこんな風景。

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しばらく眺めていると雲のファッション・ショー。

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テレビでは思い出の地の思い出のシーンを放映。

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出窓には思い出一杯のガラス工芸。

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昼食後、向かいの公園で幸せ一杯のプレゼント。三つ葉のクローバーと思いきや四葉、五つ葉のクローバーを妻が発見。幸運が訪れるという伝説のある四葉。金銭に関する幸運を呼ぶ五つ葉。ちなみに六つ葉は地位・名声に関する幸運だそうだ。

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午後2時過ぎ、外は霧雨。「女心と秋の空」(Women are as wavering as the wind.)とよく言ったものだとへんなところに感心(笑い)。

これからテレビでファイターズの応援だsign02。(9/20 15:00 下書き)

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2010年9月20日 (月)

孫からのプレゼント 敬老の日 

今日は「敬老の日」。数日前に5歳の孫からプレゼントが郵送されてきた。

「敬老の日」は9月15日だったので暦で確認すると、9月第3月曜日になっていたのですね。休日が増えたので覚えきれない私。

孫のプレゼントは心を込めて描いた絵。家庭円満の中で健やかに育っていることが絵に表れている。

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グランパ(私)もグランマ(妻)の顔を大きく描かれており、紫色を使っていないので心身共に健康のようだ。おねしょもしていないことも判る。

現職時代、浅利篤の色彩心理学(参照:http://se21.biz/cat315/11044.html)で「児童画の診断法」?なるものを少しかじった経験からそう思う。

既製品のプレゼントより、絵や手紙の方が感動する。10月の運動会には駆けさんじよう。

今、夏休み中に来道した孫とのふれあい写真を見ながら、楽しいひと時を送っている。

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2010年9月19日 (日)

食事の仕方 変ですね

過日、妻の中学時代のクラスメイト3人と中華料理店でランチをとった。酢豚を食べ始めたところF君が肉のみを皿の端に置いて食べている。

私は「F君、肉が嫌いなのですかsign02」と問うと「いいや、好きだよsign01」とのこと。側にいた女友達はくすくす笑っている。

食事後分かったのだが、F君は好きな物を後で楽しみながら食べる癖があるとのこと。

私は好きな物から食べる癖があるし、食べたい料理を先ず食べ、一皿食べたらまた次の皿へ移っていく。だから妻や娘・息子に注意されるが未だに直っていないし、直そうともしない。

実は、終戦後の食料難時代に10人兄姉妹(妹:1歳で死亡)で食事中、おしゃべりな私の食事態度を直そうとして、兄姉が私のおかずをこっそり盗み(勿論、悪戯半分で)懲らしめ、時には食べられることもあった。

だから、一番食好きなものを先ず食べ、その後おしゃべりをするという可笑しな習慣がついてしまった。

このような食事態度の私だが、給食の食事指導は結構厳しくしつけてきた。参考までに過去ブロを覗いてみてsign02 <給食指導も 学校差>

それにしても、飽食時代の子ども達は食事時間も関係なく楽しくおしゃべりをしながら食べる。私から言えば「遊び食い」で、一定の決められた時間内に食べる必要性の認識がない子がいるので困ることがある。

さて、食生活の変化で一番驚いたことは、修学旅行の夕食だ。品数が多すぎる。

殆どの子どもは半分以上残してしまう。私はホテル経営者に「どうしてあんなに多くの品数を出すのですか?半分位で良いですから宿泊料金を安くすることが出来ないのですかsign02」と問うと、

「今は時代が違って、沢山の品数から自分の好みの料理を選択して食べるのが一般的な傾向なのです。そうしないとお客さんが来られない」とのこと。

食料自給率に問題のある日本。なのに、危機意識のない人達には呆れる限りである。世界的に干ばつ・水害などの異常現象が頻発している。今後、日本の食糧事情は一体どうなるのか今から心配だ。

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2010年9月18日 (土)

PTA事業 鑑賞会

地域のA小学校PTAよりのご案内文章。

       土曜参観・地域公開デーにおける演奏会のお知らせ

(前文省略)

さて、今年も昨年に引き続き、土曜参観・地域公開デーにおける音楽集会をPTAと学校の共催で行うことになりました。大変ご好評いただいた去年の「名曲の花束コンサート」に続き、今年は「アフリカンリズムコンサート」を開催することにいたしました。・・・。

という具合のユニークな活動。

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こんな楽器で力強い音からなるアフリカンリズム。

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演奏風景

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後半は児童の飛び入り出演。リズムカルに上手に演奏できたので沢山の拍手。

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保護者や地域の多くの高齢者も鑑賞に来ていた。

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私にとってアフリカンリズムを間近で体感できた始めての経験。出来れば、リズムに体を自由に動かしたり自由ダンスと一体化した場があると、一層盛り上がったのではないかと思った。

なぜなら、6年生の男子の一部は身体と手を陶酔したように動かしていたので・・・・・・・。

静的な鑑賞から脱皮して動的な鑑賞も時には必要ではないのかsign02 と強く感じた。いずれにしても、このような鑑賞の機会を提供してくれたPTAの役員に心から感謝happy01

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2010年9月17日 (金)

研究紀要も変身

学校現場の2学期は研究会シーズン。教育大学付属小・中学校をはじめ開校○○周年記念事業公開研究会、民間教育団体の研究会等が目白押しだろう。

私の現職時代の研究紀要は150ページ前後のガリバン刷りやワープロ印刷したものだった。厚さが厚いほど中身が濃いような錯覚に陥り、自己満足に浸っていた。

また、予算があれば研究紀要の印刷製本費に30~40万円相当を出して会社に発注したものだ。

さて、教育長になってから、ある中学校にお願いしてこのようなものを作らせた。

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即ち、研究紀要をCDにしてもらった。CD1枚が100~150円程度であり、編集も各先生方の実践記録のCDからコピーも自由自在。

また、研究内容・実践記録をプリントアウトでき利用面も便利で保管も容易である。

さて、この出来上がったCDを北海道教育委員会A教育局の生涯学習課義務教育指導班に持っていき、指導主事の指導を仰いだところ、選択教科の運用がまずいということで、数日後に指導訪問で学校現場に来られた。

先駆的な取組みについてお褒めの言葉をもらうはずだったが、逆に学習指導要領の基準性から問題ありとの指摘。せっかく意欲的な取組みをしているこの中学校に対して申し訳ないと思った。

北教組の支会(北教組の下部組織で町全体の組合を束ねる組織)から「我々は、指導主事の学校訪問を拒否しているにも関わらず、教育委員会がそれを許すような態度をとることは問題である。強く抗議する」とのこと。

何も教育現場に波風を立てるつもりはなかったが、結果的に多少ギクシャクの状態になった。指導主事が直接学校現場に来なくても、研究担当者を教育局に呼び在局指導すればよいのにと腹がたった。

直ぐ教育局の生涯学習課長に経過を説明し、指導訪問の弾力的な運用をするようにと強く抗議した。

なお、当時、研究紀要のCD化はA管内約280校の中で最初とのこと。今はどの学校にもPCが導入され教員全員が?PCを持っている時代なので、恐らく研究紀要もCD化していることだろうと思う。

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2010年9月16日 (木)

葉ナンバンと青ナンバンの佃煮 ご飯の友

妻は毎年秋になると葉ナンバンと青ナンバンの佃煮つくりをする。ナンバンは農家の友達に無農薬で作ってもらって、今年もこんなに沢山。

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茎からナンバンと葉をとるのに夫婦と娘で約2時間。腰が痛くなる。

水洗い後に、大きな鍋でゆでて一晩水に浸しアク抜きする。翌日、砂糖・黒砂糖・水飴と醤油を入れて約2時間ゆっくりと煮詰めていく。

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昨年は味が濃すぎたので、今年は砂糖と醤油をひかえたとのこと。作業開始から約6時間の行程。ジッパーに入れて作業終了。

この佃煮は、ジッパーに13個できたが、妻の友達や娘、息子、兄姉におすそ分けすると、我が家には3個しか残らない。

なお、大きな青ナンバンは三升漬(サンショウヅケ)にした。

毎食食卓に載るのは6月に漬けたものらしい。やはり自家製は好みの味に出来るし、何よりも安心である。

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2010年9月15日 (水)

「学校施設」 格差を実感

土曜参観日に訪れたA小学校は、平成3年度に開校した若い学校。札幌市がまだ財政の豊かな時代に造られた学校だけあって、施設も立派。

室内プールは勿論のこと、グランドには観覧席もある。

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理科や生活科に活用する温室も。

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玄関の靴箱の上にも照明。勿論、天井にも照明器具が設置されているが、贅沢といってもいいくらいsign02

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集団読書用の本も整備されているようで教室に運びこまれている。

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私は現職時代に約320校以上の学校を視察・見学した。殆どが道内であるが、本州の学校も幾つか訪問。東京では代々木中、中野区の落合第三小、横浜の元町小や本町小、港南台第一小、川崎の宮前小、松本の開智小、青森の長島小、合浦小、他に仙台など。

温室のある学校へは、昇任教頭として勤務した6学級の農村地帯のみ。9校で僅か1校のみ。

財政が豊かで、票に結びつかない教育行政に関心の高い首長の市町村は、教育施設も充実している。

財政破綻をきたした夕張市は、教育行政への関心が高く施設も立派であるが、維持費の捻出ができず、学校統廃合で歳出削減に努め荒波を乗り越えようとしているそうである。

教育の効果は、教育に情熱を傾ける教師がいて、恵まれた教育環境(物的・人的)のもとで教育活動が展開されるところにあらわれると思う。

現在、PTA活動が衰退したとの指摘もあるが、A小学校のように「おやじの会」まで発足されており、教育環境の整備にも力を注いでいる。

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教育は学校・家庭・地域社会・教育行政機関の一体化が重要である。

また、人Man、物Materials、、経費Money(3M)に、経営の手が及ぶような学校経営・運営管理が求められる。

従って、全国学力テストの結果のみで教育評価するのは、若干危険性がある。いずれにしても、教育面の格差を率直に認め、「何を」「どのように」是正・改善していくかの青写真を描き、できるところから小さな一歩を踏み出す必要性を強く感じた。

なお、A小学校に望むことであるが、学力テストの結果の情報も公開して欲しい。

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2010年9月14日 (火)

小さな発見 教育環境

土曜参観での小さな発見を二点紹介。

傘立てにも工夫のあとが伺える。私が勤めてきた学校では無造作に置いていただけに、新鮮さを感じた。

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また、水のみ場にはカップが無い。蛇口を回し口をつけずに飲むので衛生的。

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「うがい」励行の啓発文の掲示場所も効果的sign02 アクリル板に印刷されていたので末代もの?

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うがい励行面は養護教諭が考えついたのだろうsign02 とに角、女性教員が多いので細かな点によく気がまわるなあ、と感心させられた。

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2010年9月13日 (月)

教室の変化 

土曜参観に出向いた学校はオープン教室で、平成3年度開校。ホームーページを参照下さい。http://www.kaminopporohigashi-e.sapporo-c.ed.jp/

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パソコン、カラープリンター、デジカメの普及に伴い掲示物もカラフル。

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大型テレビとプロジェクターを使っての授業。私達の時代はOHP(overhead projector:図画を投影する機器の一種)が主流であったが、平成8年頃から先進校でPCやプロジェンターの導入が始まり、今では殆どの学校に普及されている。

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問題は授業展開にあたって「どんな目当てで」「どんな内容を」「どの場面で」「どう利用するか」を吟味して扱われなければならないし、映像や情報提示による理解の促進と思考力との関係についても研究していかなければならないだろう。

いずれにしても、学習指導における適性処遇交互作用のことも念頭において欲しいと思った。

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2010年9月12日 (日)

不審者対策に脱帽 

町内会の回覧板に下記のようなご案内。

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久しぶりに出向いた。玄関にはこのような掲示。

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先ず、高学年の授業から参観しようと思って教室はどこか?と聞くと、一階の直ぐそこですとのこと。理由は不審者対策の一つらしい。

普通、一階は低学年、2階は中学年、三階は高学年というのが一般的だったのに・・・・・・。

へえーと驚きながら教室に入ると、正面左側にサスマタがあり、フリーフロアーにはこのような掲示物。

首からネームプレートをぶらさげた頑強な公務主事?がときどき校内を巡視している。

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なお、保護者持参の『ふれあいネームプレート』は個人で用意。

とに角、物騒な世の中になったことを痛感させられた。私達の地域は新興住宅街であり、札幌市の中でも安全・安心な地域であるとの評判であるが、油断大敵、備えあれば憂いなしです。

市教育委員会と学校の対応に敬服した。

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2010年9月11日 (土)

「遺品整理人」からの教訓

9月6日の北海道新聞(朝刊)オピニオンのページに書かれている、宗教学者 山折哲雄の文章が目に入った。まず、その一部を紹介しょう。

「おくりびと」や「悼む人」が話題になったころではないだろうか。教え子のひとりが虚をつくような情報をもたらしてくれた。「遺品整理業」なる仕事が引っ張りだこになっているという話である。

孤独死や自殺など、誰にもみとられることなく、ひっそり死んでいく人が増えたため、亡くなった現場に行って遺品を整理し、清掃するのだという。

短期のアルバイトをしてきたといって報告してくれた彼は、ほとんどの場合、ありとあらゆるモノがごみのようにうずたかく積まれ、足の踏み場もないほどだった、と嘆いていた。

この文を読んだ私は、2年前に亡くなった義母の家を思い出した。

平成10年(義父死亡)から一人暮らしをしていたため、遺品整理に行った。三つある押入れの中には布団類が詰めれるだけ詰めてあり、3本の総桐箪笥(たんす)、ピアノやオルガンなど家具や調度品、食器や台所用品などなどで溢れていた。おまけに物置や車庫も足の踏み場もないほどガラクタ?で一杯。

どの子ども達も高齢者になり一戸を構えているので、生活必需品は要らないとのこと。妻は桐の箪笥を2本貰ってきた。

神棚や仏具、アルバムなどは「お焚き上げ」業者に依頼。後は全て家ごと産業廃棄物として処理され、平地にして売却された。

このような事があったので、72歳になる私も身辺を整理し、死に仕度の必要性を痛感した。山折氏によれば、死に仕度とは、平穏のうちに自分自身を始末すること、つまり他人をみとるように、いかに自分自身をみとるか、ということではないかと言う。

そのような訳で、私のブログも身辺整理の一環としてUPし、身辺にある妻や子ども達には関係ない、私だけの思い出が一杯に詰まった宝物(研究紀要、教育図書・雑誌、卒業アルバム、歴任9校の記念写真、学校・学級便り、ワープロのフロッピー、各種CDR、テープ類、モーニグ・背広などの衣類等々)を少しずつ処分している昨今だ (;´д`)トホホ…

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2010年9月10日 (金)

北海道で生まれた 『赤とんぼ』の歌

時は6日、朝10時頃。窓の外を見ていたら、数十匹の赤とんぼが秋の到来を告げていた。やっと猛暑から開放され涼しい秋を迎えることになりそう・・・happy01

ふと気がつくと、懐かしい『赤とんぼ』(作詞 三木露風  作曲 山田耕筰)の歌を口ずさんでいた。

note1 夕焼け 小焼の あかとんぼ  負われて見たのは いつの日か

  3 十五でねえやは 嫁に行き  お里のたよりも たえ果てた

  4 夕焼け小焼けの 赤とんぼ  とまっているよ 竿の先note

89年、NHKが募集した「日本の歌 ふるさとの歌」で五千曲以上の歌の中で、第1位に選ばれた歌。

さて、この歌の「おわれて見た」の解釈についてである。  

  1. 何に追われているのか 
  2. 赤とんぼを追っているのか
  3. 誰の背に負われていたのか。ネエヤ(子守娘)だろう
  4. いや違う。この歌が懐かしむ背中はネエヤではなく母親のそれだ

上の3と4の解釈のどれが正しいかは、露風に聞かなければ分からないが、彼の生い立ちから4の解釈に同意したくなる要素があるとのこと。

「ある日、幼稚園から帰ると母親が弟を連れていなくなっている。その強烈だった記憶。露風が数え七歳だった年、母(かた)が離婚して鳥取市の実家に帰った。その後かたは上京して看護婦になり、再婚。露風も上京後は何度も母に会うが、少年時代は母への思慕ばかりを募らせた。その背に負われた記憶がないとは限るまい」との主張。

しかし、「負われて」論争には決着がついた。詩のうまれた経緯を露風自身が記した文章が出てきたからだ。

それによると彼は、やがて洗礼を受ける北海道・函館のトラピスト修道院で文学講師を務めているとき、窓の外に赤とんぼを見て、幼い自分を背負った子守娘を思い出したという。

詩は1921年(大正10)で彼が32歳の時の作。童謡雑誌「樫の実」に発表されたもの。曲は昭和2年の発表。昭和28年から54年まで6年生の教科書に掲載されていた。

しかし、今は共通教材から外され参考曲として取り扱う程度になっている。しかし「ふるさと」は6年の共通教材として残っているのでほっとする。

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2010年9月 9日 (木)

算数の指導上の問題点と改善策 ③

(4)整数の四則計算を確実にできるように指導法を工夫すること。

反復練習させることだけを考えるよりも、計算の意味、計算方法の発見に重点をおくが、形式的な反復練習のさせ方にも工夫を凝らさなければならない。

特に、計算技能は個人差が激しく前提学力のない子にはどうすることもできない実態がある。個別指導で補充しようとしても、個々の子どもに対応するためには、誰が・どこでつまづいているのかを発見しなければならないし、それぞれの段階に応じた計算問題を用意しておかなければならない。

従って、各学年で最低、この程度の基本問題ができなければならないということを、具体的な計算問題で提示しておき、前学年までの問題をいつでもそばに用意しておき、できればカード式にして、いつでも利用できるようにしておくことが大切である。

学校によっては、前学年までの問題を含めた問題集を自作し、個々人に持たせている学校もある。

それと外発的動機づけを結びつけて、子どもの意欲化を図っているところもある。また、低学年では、ゲームを通して目標を達成する試みも効果がある。(加減・かけ算九九)

例えば、サイコロ2個使っての加減・乗の構成(問題づくり)や点数板とサイコロでの問題づくりなど。

(5)形成的評価後の補充指導を配慮すること。

形成的評価の機能を生かす考えは一般化されていると思われるが、補充指導が十分でないのが実態のようだ。

少なく教えて多くを学ばせるという配慮に立って、年間指導計画を8割程度におさえ、他の2割で補充学習がとれる時間的ゆとりを持たせることが大切である。

(7)教具・TPシート(自作)等の活用を図ること。

算数科の教具はかなりの数を保有しているにもかかわらず、利用が不十分である。年間計画の備考欄に、自校の保有している教材備品を位置づけておくこと。

また、新規購入備品の利用法の学習会を持つことも大切。TPシートのよさを見直し、特に効果の大きいものは自作し関係学年に引き継ぐことも大切。例えば、時計、はかりの模型、いろいろなグラフシート、平面図形、数直線など。

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2010年9月 8日 (水)

算数の指導上の問題点と改善策 ②

(2)子どもが能動的に問題解決に取組むような課題を設定すること。

課題の内容・質・提示法によって子どもの学習意欲や問題意識に多くの差異があらわれる。従って、学級の実態に応じて工夫の必要がある。特に、教科書通りの課題でストレートに学習しないこと。

<望ましい課題> → 望ましい素材の開発

  1. 生活的であり子どもの経験・体験からみて身近なもの。
  2. 現実的で必要性のあるもの。
  3. 具体的で場の理解が容易であるもの。~低学年では特に貼付板等で情景等を含めて提示したり、行動(動作化)に訴えて提示。
  4. 見通しがたてやすいもの。
  5. 多様な解決方法が生かされやすいもの。
  6. ある治承操作の観察を通して疑問や新しい発見に結びつきやすいもの。

(3)数学的な考え方を伸ばし、しかも、能率のよい指導を行うよう配慮すること。

数学的な考え方を伸ばすことが、算数教育の重要なねらいであるが、最近、基礎・基本の重視ということで、形式的な計算が必要以上に強調されてきているきらいがある。

やはり数学的な考え方を伸ばすということの重要性を再評価し、具体的内容について、どんな考え方を如何に伸ばすかという観点での研究をしていくことが大切である。

例えば、4年生や5年生の求積の扱いで、公式を覚えさせ面積の計算が確実にできればよい式の実践が目立つ。やはり、等積変形をし既習の基本図形を基にして求め方をそれぞれに考えさせるというところも、非常に重要だと思われる。

だから、いろいろな教材について、具体的にどのような考え方を育て、何をどうすることができるようになればよいかの観点で教材を見直すことが望まれる。

                                            (続く)

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2010年9月 7日 (火)

算数の指導上の問題点と改善策 ①

過日、小学校の先生をしている教え子から「算数の指導に悩んでいます。先生の得意分野ですので、どうしたらよいか教えて下さいsign03」との質問があった。

教壇を離れて既に23年経った私の助言を求めるなんて・・・・少し戸惑いがあったが、現職時代の実践から思い出すことを幾つか列挙してみた。

(1)学習意欲に乏しく遅れる子どもをどう指導したらよいか。

基礎の不確かな学力の低い子にその指導をしながら、次々と出てくる新しい教材を学習させていくことは非常に難しい。だから、何かひとつのことに力をつけ、それを突破口にして学習の範囲を広げていくことが必要である。

学力の低い子にとって、突破口ができたということは、二つの意味がある。

一つは「確かにできるようになった」「やればできるものだ」ということが実証されれば、その自信を土台とした意欲は持続性のあるものとなるし、他の学習にも広がっていく。

他の一つは、得意なものが一つ出来れば、それによって学級の中で認められるようになり、その結果として情緒が安定し、学習意欲が高まるということである。

突破口となるものが、例え他の友達と比較して特に優れたものでなくても、彼が努力して身につけたものであり、以前の彼には出来なかったのにと認められるものであれば、彼に対する友達のイメージも変る。友達に認められるということは、どの褒め言葉にも勝る励ましとなる。

算数科において突破口をつくる内容として次のものが挙げられよう。

  1. 機械的なドリル学習で効果のあらわれるもの(整数の四則計算)~複雑な思考を要するような学習は、初めからあきらめてしまう傾向がこの子らには強い。できるだけ簡単な計算をマスターさせることによって達成感を味わわせる。
  2. 積み上げの必要性が少なく、地の教材と関連なく教えられるもの。~図形教材は基礎が完全でなくても、短期間に効果をあげることができる内容を多く含んでいる。表・グラフ教材も効果が期待できる。

                                          (続く)

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2010年9月 6日 (月)

中国の朝顔

遅く蒔いたアサガオの種。8月が終わったのに花が咲かない。葉のみがすくすくと伸びるだけ。ところが、9月4日にやっと咲いた。ムクゲの花とのツーショット。

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このアサガオは花径が18cm前後になる迫力満点の超巨大輪暁シリーズ。生産地は中国。発芽率75%以上とある。

私達の身のまわりに中国産の物が多過ぎる。食物でないから安心だsign02

さて、アサガオの栽培は小学校1年生理科の教材だった。しかし、平成元年の学習指導要領の改訂によって、社会と理科が廃止され新しく生活科という教科が新設された。

今は、飼育・栽培活動の一環としてアサガオ栽培をミニトマト栽培に変更している学校が多いようだ。夏休みの風物詩であったアサガオが消えつつあるのを寂しく思う。

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2010年9月 5日 (日)

思い出の書写・書道教育研究大会

昭和52年10月7日、第30回北海道書写・書道教育研究大会が本校を会場に開催された。私は速報係。なぜか速報の一部を保存していたのでUPし、その後破棄する予定。

速報(第6号) 分科会討議の概要

小学校高学年

1 高学年における基礎的技能どうおさえるか

  1. 毛筆指導で基本的に習得されたものは硬筆指導につながり、書写指導の目標達成に関連していく。
  2. 毛筆の持っている特筆は無視できない。

2 課題解決のための指導法について

  1. 正しく書くうえに教科書の字形を標準に考える。
  2. 美しく書くうえに、正しい文字を書くという形式的なものと子どもの人間性からにじみでる内容的なものも加味したい。
  3. 書写指導を全体で取組むためには、基準をおさえそれに向けての適切な指導法を  考え出すこと。

3 作品評価のあり方

  1. 単位時間の目標にてらして評価し基本をきちんとおさえさせること。
  2. 作品としての評価は総合的な観点で見るが、あくまでも単元の目標が中心になる。

4 日常生活における実践化

  1. 毛筆と硬筆の接点を見出し、文集指導など実践的に役立たせていきたい。

◎ 中学年分科会~討議の柱

  1. 指導量と練習量の関連 
  2. ソフトウエアの活用について
  3. 書く速さの指導について
  4. 自己批正と集団批正の扱いについて
  5. 資料の活用の問題
  6. 評価法について
  7. 用具の選定について
  8. 基礎指導について

 ~書写指導をするにあたって~

  1. 指導の目標は技能的なものにおくべきか、表現的なものにおくべきか。
  2. 表現力指導と技能力指導とのかかわりはどうするか。
  3. 試書の際、手本を見せずに書くことはどうなのか。
  4. ぶんちんの使用法について。
  5. 伸び伸びと書いた字、力強く書いた字。

◎ 低学年分科会

  1. 字形指導  ・補助線をどう生かして書くか。十文字・かどの利用 ・第1画目・終筆をだいじに
  2. 筆順指導  ・一画ずつていねいに指導する。 ・注意すべき画を色鉛筆で ・黒・赤のペンを交互に使用。
  3. 基礎的技能をどう高めるか ・姿勢・用具~継続して意識化すること。
  4. 文字意識をどう高めるか ・書写指導の指導過程の留意点(思考場面) ・ひらがなの系統的指導について

以上、研究大会速報の一部の紹介。現在も小学校でどの担任も書写・習字を教えているが、専門家の視点から見たら如何にでたらめな指導をしているか嘆くことだろう。

かく言う私も、校長になってから・筆の後始末や墨を床にこぼした際の処理の仕方・「一」という字の書き方が三通り?もあること・『永字八方』という基本 などを先輩教員から教わり、自分の指導力のなさを恥ずかしく思った。

ただ救われることは、「うちの子の筆字はなっていない。教える先生が悪いのだangry」と言って怒鳴り込んでくる保護者がいないことだ。点数競争にならない教科は軽視されるし、子どもや保護者の関心も少ないsign02

しかし、社会人になると国語・社会・算数・理科よりも図工・音楽・書道・体育で学んだ技能がより脚光を浴びるので不思議だ。

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2010年9月 4日 (土)

一年生から書道授業 全国2例目

「1年生も毛筆挑戦 小学校で書道授業開始」。これは道新朝刊(9月2日)の見出し。記事の内容の一部を紹介する。

全国の小学校で初めて全学年に書道科目を新設した渡島管内松前町で1日、小学1、2年生対象の毛筆の授業が始まった。

通常3年生から始まる毛筆の授業を低学年で行うのは、静岡県伊東市に次いで全国2例目、道内では初めて。

日本を代表する書家、故金子鴎亭(おうてい)を生んだ同町は書を生かしたまちづくりを進め、2月に町内6小学校が文部科学省の教育課程特例校に指定された。

町教委は国語の書写の時間を書道科目として独立させ、さらに1、2年は生活科から15時間、3~6年は総合学習から5時間を書道に組み入れる独自の指導計画を策定した。

この指導のために、町教委は書道教育アドバイザーを委嘱とのこと。この記事を見て私は次のことを思い出した。

  1. 国民学校1年生に入学した時は既に習字という科目があった。我が家では習字道具はワンセットしか無かったので、休み時間に3年生の姉に借りに行ったこと。
  2. 教頭時代に5年生(1クラスを1年間)と転勤後、3年生(5クラスを三年間)の習字の専科指導をさせられたこと。
  3. 「卒業証書の児童名を書くのは管理職の職務である。国旗掲揚をするのであれば卒業式に関わる一切の業務を拒否する」と北教組分会長から通告され悩んだこと。なお、この学校には書の上手な教員がいたにもかかわらず、管理職に対する組合員の「いじめ」戦術の一つ。已むを得ず隣町にいた友人の校長(元同僚)に頼み一晩で書いてもらった。
  4. 一般の教員時代に『第30回 北海道書写・書道教育研究大会』の会場校で何かと学んだこと。
  5. 家庭訪問先の家で「小川東州」書家の『鶴』という字を書いた作品集を見て、書道と絵画の限界について考えさせられたこと。
  6. 新築の際に「床の間」の掛け軸を、校長時代の同僚で『淡墨』で有名(北海道書道界で)な書家に書いてもらったこと。
  7. 教育長時代に地元の書家(元教員で北海道でも著名な方々)を講師として各小学校に派遣する授業を計画したが、これも北教組の反対にあって実現できなかったこと。

なお、世界的に有名な書家の小川東州は元ハーバード大学客員教授時代より皇太子妃(大和田雅子殿下)に教えたことがあり親交が深いことでも有名。

いずれにしても、小学校の習字といっても基本的事項を理解していなければならないので、松前町教委が書道教育アドバイザーを委嘱したことは素晴しいことである。

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2010年9月 3日 (金)

マイ・ガーデン 8月

猛暑sunの続いた8月。目の保養になった二度咲きのバラなど、色とりどりの花々に感謝しながら、マイ・ガーデンの一部をUP。

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芭蕉の句「草いろいろ おのおの花の 手柄かな」ですよねsign02

子ども達も、これらの花のように個性豊かに育って欲しいsign03

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2010年9月 2日 (木)

遠足の評価 教師側

遠足の教師側の評価は、当時(昭和60年)PDSの視点で項目を設定していた。

P 計画化の段階の評価

  • この行事は教育的に価値があるか
  • 指導計画は児童の発達段階、地域の実情が配慮されているか
  • 遠足のねらいが明確であり、それに即した計画であるか
  • 学級指導において、ねらいや日程、活動内容などが事前に十分指導されているか
  • 子どもの自主的な活動の場が十分に配慮されているか
  • 実施踏査を行い、現地の状況や所要時間などの把握をし、事前に必要な準備が整えられていたか
  • 事故防止のための万全な配慮をし、不測の事態に対しても適切な処置がとれる配慮がされているか

D 実施段階の評価

  • 子どもは楽しく参加しているか
  • 集団の規律や秩序がよく守られているか
  • 子どもの分業と協力はうまく行われているか
  • 子どもの健康・安全の確保・事故防止に万全の配慮がされているか

S 事後指導、結果の評価

  • 実施後、子ども相互の話合を持ち反省をしたか
  • 子どもの側から今後の改善策ができたか
  • 計画は実施の経過からみて適切であったか
  • 全教師によって反省が行われ、改善への処置がとられたか

以上の評価項目を3段階で評価し、実施後の改善策を付して次年度以降の参照とすることにした。このことが教育課程の管理・運営であり、このような細かなステップを踏んでカリキュラル改善が図られると思う。

話は変るが、最近、民間による登山・カヌー等の野外活動ツアーによる死亡事故が起きている。主催者側の緻密な計画と現地踏査、不測の事態に対する適切な処置等に配意した企画になっているか、再検討の余地があるように思う。

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2010年9月 1日 (水)

遠足 児童の感想

炊事遠足に対する児童の感想の一部を紹介する。

  1. この遠足は、6年間の中で一番楽しかっです。それは今まで団体で遊ぶということがありませんでしたが、秋の遠足は、はじめてクラスみんなで遊びました。みんなで遊ぶとこんなに楽しいことだとは思ってもいませんでした。
  2. 炊事遠足が特に心に残っている。みんなと分担しあって食べ物を作ったからだ。
  3. 炊事遠足は、役割が不公平だったが、今までと違った風で楽しかった。
  4. 炊事遠足の時は、とても面白かった。みんなで食べるからだ。いつもは、2人だから余り美味しくない。
  5. 今までの遠足でゴミを捨てたことがあったが、6年の遠足では「きまり」をきちんと守ったし、クラス全員で遊んだので、今までの遠足で一番楽しかった。
  6. グループで作ったカレーライスはとても美味しかった。うちのグループのカレーライスは、とても美味しいと先生に褒められて良かった。

なお、この年の4年生はオリエンテーリング的な要素のある遠足。目的地は校区内にある公園。最短コースで30分程度の道のりを、1時間で着くにようにグループ(6人)で計画させ、3個所のチェックポイントを通過しなければならないし、時計は所持しないという条件付き。

児童はグループ毎にコースの計画を地図に記入(2部)し、1部を教師に提出。提出されたコースについては教師全員で点検し、安全面、時間的な面の点検をした。

このように初めての試みである遠足であったが、児童のアンケート調査によれば97%が満足であったと評価した。

遠足はいろいろな活動形態が考えられるが、要は何をめあてにするかによって、活動内容も異なってくる。

過去ブロ『汽車に乗っての全校遠足』と『僅か500mで 遠足?』も覗いてみて下さい。なお、明日は遠足の評価についてUPし、このテーマを終える予定。

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