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2011年1月

2011年1月31日 (月)

参観日 子供の言いぶん

「おかあさん、明日の参観日だけど、学校へ来なくていいよ。○○さんのおばさんも行かないってsign02」とのこと。

6年生のある女児である。おそらく担任の先生は「できるだけ沢山来るようにsign01」と言ったであろうに、その子はこう言って、母親が授業参観に学校へ行こうとしたのをけん制したそうです。

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なぜ、このようになったのだろうか。それにはいろいろな理由が考えられるが、そのうちの最も大きいものは、“家へ帰ってから、叱られたり小言を言われたりする”ことが、嫌だからであろうと思います。

だとすれば、これは子供が悪いのではなくて、親の方にその責任があるように思われます。

こうした例は、中学生になると一層増えるそうです。まして高校生になると、どうなるか想像してみて下さい。

平素あまり学校へ出向くことのない親達には、授業参観は子供の学校での生活の実態を知る、最もよい機会であることは理解できます。だからと言って、親達が授業参観で見てきたり、先生に聞いてきたことを子供を責める材料にする態度は、好ましくないと思います。

授業参観は、子供のアラを探す機会ではありません。良いところ見つけ褒めることが、子供のやる気を起こさせることになるのです。なかなか難しい注文でしようが・・・sign02

賢い親はそれが出来るのですよ。

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2011年1月30日 (日)

冬の登下校 昔と今

28日、道新朝刊『朝の食卓』の随筆を読んでいて思い出したことがある。先ず、その随筆から紹介しよう。

   冬 の 登 下 校

                        川上 淳(札幌大学教員)

私の育った十勝は、昔からスケートが盛んで、どこの小学校にも先生や父兄が造ったリンクがあった。私も選手を目指して、毎日のように放課後、日が落ちるころまで友達と滑っていた。

0 ただ、学校から自宅まで4㌔ほどの雪道を歩いて帰るのは、スケートで疲れた上に暗くなって大変であった。農村地帯であったので道路に街路灯などついておらず、家の数百㍍おきに点在しているだけだった。

ある日、月も出ていない帰り道、夜空の星はきれいではあったが、子供にとっては心細く、帰宅を急いでいた。そんな時、向かいから黒い影が近づいてきた。それは人であったが、なぜか不気味な感じであった。

すれ違ったとき、突然声をかけられ、震え上がった。遅くなった私を迎えに来た母が、私をわざと驚かせたのだった。

当時は、まだ自家用車もあまりなく、吹雪の朝は、時に父が馬そりで学校まで送ってくれた。

通学路の脇には一段低いところに、氷が張った小川があって、足早に滑って登校したこともあった。春近くには堅雪になって、畑の中を横切って近道を歩いたりもした。

つらい中にも楽しい登下校であった。こんな「旧時代」の生活体験を大切にしていきたいと思う。

先ず、思い出したことの一つはスクールバスに関することだ。

教育長の時、町政懇談会である地域に出向いたとき、教育委員会への要望事項が若い男性から出された。

「家の子は4月からスクールバスを利用して小学校へ入学するのです。今のバス停は遠くて大変ですので、家の傍に移動してくれませんか」とのこと。

私が「貴方の家は、今のバス停からどの位の距離にあるのですか」と質問すると、「約50メートルです」との答え。その言葉を聞いた私は、

「お父さん、貴方はお子さんをどういう子に育てたいのですか? 北海道に住む人達はこの北国の寒さに立ち向かう強靭な身体と心を持った子に育てなければならないと思う。たかが50㍍を歩かずして、そのような子が育つと思いますかsign02」と咎(とが)め、スクールバス利用に関するある農村地帯の話『全国体力テスト 地域差鮮明』をした。

この話を聞いて、年老いた人達は頷いて聞いており、自分の幼き時代を思い出していするようだった。

次に思い出したことはスケートリンク造りのこと。過去ブログ『グランドにスケート・リンク』と『北国の子のイメージと 画一化された子』を参照下さい。

今は「苦ぬき(苦労させまいとする)の教育」の感がする。便利・快適・効率を追求するが、その陰の部分にも視点を当てて考えることも重要であろう。

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2011年1月29日 (土)

落雪で児童死亡

今年の札幌は大雪。屋根から雪庇(せっぴ)や氷柱(つらら)が下がっているのを見ると、35年前のある事故を思い出す。

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その様子を学校便り(昭和51年2月1日付け)でこう書かれている。

既に、テレビ・新聞紙上でご存知のこととは思いますが、1年3組のTAちゃんが去る29日木曜日の午後2時25分頃に、学校から僅か百メートル位しか離れていない、斜め向かいの歩道上で下校途中、屋根から落ちてきた雪のため、その犠牲となってしまいました。

当日は、1年生が週に2回しかない5時間授業の日でした。5校時終了後、Aちゃん達1年3組の児童は、担任の先生より帰宅途中の交通事故、落雪事故についての注意を受けて下校しました。それから僅か十数分後にこの事故に遭遇してしまいました。

Aちゃんは、2年3組のMちやんと連れ立って、いつもの通学路を歩いていました。すると、突然、屋根から雪が、丸太を組んだ雪止めと一緒に落下してきたました。

突然の出来事のため、逃げることもできずAちゃんは全身を強く打たれ、Mちゃんと一緒に生き埋めになってしまいました。

近くを通りかかった人達は、急いで雪の中の二人を助け出し、二人は救急車で市立病院に運ばれました。

Aちゃんは病院に運ばれた後、手当のかいもなく、帰らぬ人となってしまいました。

Mちゃんは、幸いに病院での診察の結果、軽い怪我ですみ、現在、市立病院に入院し、治療を受けております。不幸中の幸いでした。

しかし、このAちゃんの犠牲は、余りにもむごく悲しい出来事でした。この尊い犠牲によって、私達は数多くの教訓を受けることができたことと思います。

お互いに子を持つ親として、この教訓を生かし今後二度とこのような悲劇が起こらないように、最善を尽くすべく努力していきたいものです。

Aちゃんは、私の娘と同じクラスだったのです。この落雪を目撃したタクシー運転手が慌ててトランクからスコップを取り出し救出していったら、何とそれは我が子だったのだ。こんな残酷な偶然があってよいものだろうかsign02

その後、先生の指示でクラスメイト全員が、Aちゃんの安らかな眠りを願って作文を書き、文集にして届けた。

Aちゃんの葬儀の後、お父さんが「このお金を子ども達のために役立てて下さい」と寄付したので、学校では『Aちゃん文庫』と称して、図書を購入した。

さて、今は三角屋根が少なくなり無落雪が多くなったが、それでも雪庇や氷柱が下がっている家が多い。子ともは氷柱を取って遊ぶのが好きなため、よく軒下からそれを取ろうする。

しかし、暖気で融け出した雪が氷柱と共に落下してくる危険が多いのだ。家庭や学校で口をすっぱくして注意を促すことが大切。

また、落雪の危険性のある家庭では、注意を促す工夫を施す必要がある。私の近くではこのようにしている。

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2011年1月28日 (金)

書斎の花

12月中旬、書斎でノボタン1輪が咲いた。また沢山咲くだろうと思っていたが期待は裏切られた。

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この花は南米原産のため温かい時に咲くそうだが、今年の冬は連続しての雪。

室温が高くても太陽の光が当たらないと咲かないことが分かった。

しかし、ブラジル原産地のジャコバサボテンが咲き出し、プレクトランサスも花盛り。

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フリージアも今日(1/26)咲いた。この花は南アフリカでデンマークの植物学者が採集したものを、親友のドイツの医師フレーゼの名をつけて紹介したのが名前の由来となったそうである。香の良い花happy01 今のところ三つの蕾があるので咲くのが待ち遠しい。

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「草いろいろ おのおの花の 手柄かな」と芭蕉の句にあるが、品種改良した花々は野の花々とは違い、温度・水・太陽の光など生育環境に十分配慮しないと枯れてしまったり、根腐りを起こしてしまう。

個性重視の教育も、その子の個性を見出し伸ばそうとする適切な働きかけがなければ結実しないのではなかろうか。

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2011年1月27日 (木)

準・要保護児童生徒援助費補助金 予算単価

経済的理由により、就学困難と認められた児童・生徒の保護者に対し、援助を行い、義務教育の円滑な実施を図る目的で、国では「要保護児童生徒援助費補助金」の制度がある。

この制度内容は、市町村が実施する就学援助事業のうち、要保護者に対する援助について、国が補助を行うものである。

具体的には、

①対象となる要保護者 児童生徒の保護者で、生活保護法に規定する要保護者。 

②補助対象品目 学用品費、体育実技用具費、新入学児童生徒学用品費等、通学用品費、通学費、修学旅行費、校外活動費、医療費、学校給食費(生活保護法に規定する教育扶助の受給があるものを除く。)

③国庫補助率 国の予算の範囲内で、市町村の援助経費の二分の一を限度とする。

さて、下の数値は私がA町の教育長をしていた時の準・要保護の予算単価(平成14年度)である。

区           分           小 学 校   中 学 校

学 用 品 費              11,100円   21,700円

通学用品費(第1学年を除く)      2,170      2,170

校外活動費(宿泊を伴わないもの)   1,510      2,180

体育実技用具費

 柔  道                             7,300

 剣  道                            50,500

 スキー                  25,300     36,300

校外活動費(宿泊を伴わないもの)   3,470      5,840

新入学児童生徒学用品費等      19,900     22,900

修学旅行費                20,600     55,900

通 学 費                 38,200     77,200

これらの数字は、文部科学省の通知(http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/t19630118001/t19630118001.html)に基づいている。

さて、この冬休みに孫がスキーに乗ってみたいとのことで札幌に来た。スキーを北海道で買い求めたいとの意向なので、スポーツ店を覗いてみた。カービング・スキー板(先端が太くて曲げやすい)・ストック・スキー靴セット(中学年用)で約3万円以上。低学年用でも値段はさほど変らない。

ところが、リサイクル店では同じようなスキーが2,890円。スキー靴が500円で売っていたので5歳の孫達にはそれを買い求め、小学3年生の孫にはお隣からお古を頂いたものを使わせた。

スキーは年に数回しか乗らないので殆ど傷んでおらず、滑るのに何ら支障はない。このことから、スキー用具費(小学校で1回、中学校で1回の購入)もリサイクルで間に合わせるか、レンタルするかの工夫が必要に思う。

日本は世界的でも特筆した赤字国家。国民1人当たり783万円の借金。従って、消費税の値上げ、高齢者の年金も支給額を下げたり、支給年齢を繰り下げ(受給年齢を引き上げる)ざるを得ない状況に追い込まれている。

少子化時代なので、これからの日本を支える子ども達を大切にしなければならないが、少しぐらいハングリー精神を叩き込む意味からも、準・要保護児童生徒援助費補助金のあり方も再検討する時期にきているような気がする。

何故なら、私達の学生時代にはこのような制度も無かったし、教科書も無償ではなかった。金の卵と称して中学卒業とともに集団就職で上京した時代があった。その彼らが、中小の町工場で技術を身につけ、今日の日本を支えてきた面もあったと思う。

男でありながら美容室で頭をセットし、不純異性行為、喫煙、ゲーム、DVDなどを楽しみ、勉学に励まない子ども達の姿。生活保護費の不正受給の横行。虚偽による障害年金受給などなど。

格差社会の解消ではなく、真面目に働く(勉強も含めて)者が何とか食べていける社会の実現に向け、日本を再構築しなおすことが急務であると思う。

一面的で少し偏った主張をしたが、時代の趨勢とか時代背景が違うので仕方がないと割り切って考えるのではなく、「青少年を健やかに育てるためにはどうなければならないのか」という視点で、考えてみることも大切ではなかろうか。

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2011年1月26日 (水)

新設校と元教育長の死

過日、指導主幹時代にお世話になった元教育長(享年83歳)が他界したとの報を教育委員会からいただきました。

この教育長は、たまたま私が三校目の小学校に勤めている際、学校規模が大き過ぎるので新設校へ一部児童が移ることになった時の初代校長だったのです。

たまたま、当時の学校だよりを調べてみると、そのことを掲載していた記事(昭和53年7月25日発行)があったので紹介したいと思います。

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           ご あ い さ つ

                       A小学校長   ○ ○  ○

前文省略。

さて、去る四月、A小学校が名目開校、校長以下十九名の教職員が発令になりました。以来、、ある先生は学級担任として、ある先生は開校準備のため、それぞれの立場で精一杯努力して参りました。

今日は一学期の終業式、あっという間の四ヶ月でありました。この間、S校長先生をはじめT小学校の先生方、N会長さんを中心としたPTAの会員の皆さんには大変お世話になりました。

開校のためのあたたかいお心づかい、運動会、PTAおよび子どもたちのお別れ会、いずれも心あたたまるものであり、うれしく感謝の気持で一杯です。本当にありがとうございました。

おかげさまでC地に建築中でありましたA小学校の校舎は、丘の上に明るいツートンカラーの清楚な姿を見せ、ほぼ完成にいたっております。

八月十九日、開校式、子どもたちとともに新しい校舎に移って参ります。

新しい巣分かれです。母体校であるT小学校の八十有余年の歴史の重みをしっかりとふまえ、「たしかな子・ゆたかな子・たくましい子」を求めて、教育活動を展開し、新しい学校づくりに一層の努力と精進を重ねていく決意でございます。

本当にお世話になりました。ありがとうございました。T小学校の益々の発展をご期待申し上げお礼とお別れの挨拶といたします。

この新設校はブラザー活動と称して児童を幾つかの縦割りグループに分け、花壇づくりやグループ遊びの導入など先駆的な教育活動を展開したのです。また、合唱やバスケットボールでは母体校を脅かす存在にもなったのです。

この校長がやがてD市の教育長となり、○○管内教育長部会の会長を務め管内の教育振興に尽力したのでした。

お酒をこの上なく愛し、教育への熱い想いを語り、多くの教員仲間から尊敬された人物の一人だったのです。

故人のご冥福を心からお祈り致します。なお、葬儀には約150人の仲間が参列していたと風の便りで知りました。 南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・・・・・・。

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2011年1月25日 (火)

豊食・飽食・呆食と「穀菜人」

食生活の改善を訴える医師 昇幹夫さんの講演内容が新聞に紹介されていた。その中で私が「なるほどなsign02うまいことを言っているね」と感心した言葉があるのでビックアップする。

①「豊食」 みんなで食卓を囲む1960年代は、心も豊かな「豊食」

②「飽食」 食べ物があふれて粗末にする「飽食」

③「呆食」 食に関する知識が不足していて呆(アキ)れた「呆食」

・最近では、朝食をスナック菓子で済ませたり、夕食はほぼ毎日外食ですませたりする家もあるようだ。これでは栄養が偏ってしまう。

・10代の糖尿病や高血圧は珍しくなく、最近では11歳で脳卒中になった子供がいた。

・6歳で総入れ歯という子供もいる。また、今年は、子供用の便秘薬が売り出されたそうだ。生活習慣病の低年齢化が進んだいる。

□旬の物を食べることも大切。 春は芽、夏は葉物、秋は果実、冬は根菜。

□「穀菜人」を心掛けてみては。1_2  

今は、幼い時からフレンチやイタリアンなど世界の味に親しめる。でも行き過ぎは良くない。国際人から少しだけ食を改めてみては如何か。

大変示唆に富んだ内容だ。日本人の体質には和食が一番とも言っていた。

先人が何千年も前から見つけ出した食生活の智恵が、一杯詰まっている日本食を改めて見直すよい機会にしたい。

             <美的な盛り付け~日本>

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         <あるレストランのサラダ料理~南仏>

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2011年1月24日 (月)

札幌市の緊縮財政と雪害

東太平洋の赤道付近の海水温が低下する現象(ラニーニァ現象)の発生で世界中が異常気象に見舞われている。

日本でも猛暑、寒冬などの現象が見られるが、特に日本海側の豪雪地帯においては厳冬と大雪で悩みも深刻な状態にある。

ここ札幌でも、交通渋滞やバス運行ストップなどの雪害によるトラブルで、一日に約1万件の苦情が市に寄せられたとのこと。

このような中で、我が家の前の市道も片側通行のような状態であったが、2日前の深夜に片側だけの排雪がなされた。

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このような状態なので対面通行は容易でなく、お互いが譲り合いながら進んでいる。また、消火栓の有無に関係なく除雪するため、私がボランテアで除雪している。

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ところで、札幌市の雪対策費http://www.city.sapporo.jp/kensetsu/yuki/jigyou/budget.htmlは147億強であるが、これは平成14年度の166億円に比して約19億円削減されている。この予算額は札幌市に在住する人が、年間一人約7,700円負担する計算になる。

しかし、我が家では民間業者に年間3万円で排雪してもらい、町内会による排雪費が一戸5,000円なので、税金の分を算入すると一人当たり25,200円の負担となる。

今年は、連続1週間以上の降雪のため、札幌市では除排雪の計画道路の約2割しか達成されていないそうである。(1月19日現在?)

これも自然現象なので止むを得ないので、地域の連帯で雪害から身を守る必要があろう。ただ気になることは、地域は高齢化しており老老除雪(高齢者同士の助け合いによる除雪)なる言葉が生まれるほど除雪する年寄りの姿が目立つ。

一方、近くにある中学校の生徒は、クラブ活動には熱心だがポランティアで独居老人宅の除雪をする姿は見られない。高齢者が除雪した道を短靴を履いて学習塾に通う姿は何か変。

この学校は地域住民の愛と連帯の輪を限りなく広げて行くという理念を掲げている。従って、除雪体験も総合学習か特別教育活動に位置付け、実践させることも連帯意識を培う意味で重要ではないだろうか。

<追記:1月24日 深夜3:00 除排雪作業 晴天に恵まれたため舗装の雪も融け出した。歩道も見える。>

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2011年1月23日 (日)

財政破綻の夕張市と学校統合

昭和34年、学芸大学(現:教育大学)修了後、直ちに教員にならなければ経済的に困窮する我が家。母も息子の就職活動に真剣(就職難 母の応援 )。私は担任の数学教授(宇喜多義昌氏)へ頻繁に就職斡旋の依頼へ。

第一候補の炭鉱は最盛期。小樽から一番近い三笠市や夕張市は希望者が殺到したため、地元出身者か成績優秀な学生、又は強力なコネがなければ内定を得ることができなかった。

特に夕張市は当時、小学校が22校あり約2万人の児童が学んでいた。しかし、度重なる落盤事故やガス爆発により多数の死亡者を出し、それが引き金となって?炭鉱閉山。結果として、人口減、児童数減に拍車がかかり、現在の6校体制(夕張、若菜中央、清水沢、緑、のぞみ、滝の上、児童総数291人)となったようだ。

しかし、新年度からそれが1校となり、統合校の名称は「ゆうばり小」となるとのこと。

注:<写真はブログ「競、競、競~毎日北海道」http://blogs.yahoo.co.jp/kisouyoshidamainichi/60638469.htmlより借用いたしました。事後承認お願い致します>

Img_1243702_60638469_2

現「夕張小」は丁未小(現:メロン城の下にある地域)、福住小、第二小、登川小、第一小を時代の変遷とともに統合したのであるが、それも閉校し現在の清水沢小校舎で「ゆうばり小」として再出発の運命を辿ることになった。このような事態になろうとは一体誰が予想していたであろうかsign02

さて、統合にともなって児童の通学の足が問題となる。

どの炭鉱も沢・谷に沿って発展していったため、スクールバスが各学校順に循環して運行することができない地形らしい。だから、極端に言えば学校数だけ台数が必要となるようだが、経費の関係で一部「通学タクシー」利用も考えていることだろう。

予算面から考えると、小学校が1校体制で一番助かるのは北海道であろう。何故なら教員の給与は市町村立学校職員給与負担法によって都道府県が負担することになっているからである。

従って、1校体制になることにより校長5人、教頭5人、教諭20人?養護教諭5人、事務職員5人?栄養士3人?が過員となる。

ちなみに、これら教職員の人件費を一人一月約30万円と仮定すると43人分で1,290万円。ボーナスを4ヵ月分として計算すると、なんと年間で約2億円強が削減されることになる。

このように考えると、スクールバスの購入費は財政破綻した夕張市に負担させるのは酷である。当然、北海道で予算措置をとるべきであろう。しかし、この件に関する報道がなされていないので気になる。

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2011年1月22日 (土)

地元風景で廊下飾る ユニークな子供の発想

40年間の教職生活にピリオドを打った年、子供たちのユニークな発想と実行力に驚嘆した。その内容が北海道新聞に掲載(平成10年1月22日付け)されたので紹介する。

       地元風景で廊下飾る 「学校の雰囲気明るく」

「私たちの学校をきれいにしたい」と、市内○○小(△△校長、五百九十八人)の五、六年生が、校舎内の廊下に鮮やかな壁画を描いた。塗装がはげた廊下の壁が美しく装って二ヵ月あまり。教諭や在校生、父母などから「学校の雰囲気が明るくなった」と好評だ。

同校の校舎は、築後二十八年。廊下や階段の壁も老朽化して塗装がはがれ、「なんとかならないか」との声が以前からあった。

子供たちの間から、「壁をきれいにして絵を描きたい」との提案が昨年四月の児童総会で出され、続いて六年生有志数人が、職員室まで直談判に行った。

子供たちの熱意に、教諭やPTAも協力。夏休み中に、校舎三階の五年生三クラス、六年生四クラスの教室の壁を塗装し、下地を整えた。

五年生は想像の動植物や乗り物の「空想の世界」を一人ずつ自由に描いた集合作品に取り組んだ。

1 六年生は「ずっと残る絵になるから」と、テーマを「私たちの街・未来へのかけ橋」と定め、未来まで残したいA市の風景を題材に選んだ。

「○○駅」「市役所とタワー」「△△公園」「○○ランド」を学級ごとに描いた。さらに全学級の有志で、「サケがそ上する○○川」をトイレ前の壁に描き、計八枚の壁画が完成した。

一枚が高さ約二・五㍍、幅約八㍍の大作。

大作を描き上げた満足感の分だけ、「学校に来るのが楽しい」、「雰囲気が明るくなった」、「掃除に力が入りますね」と、喜びも大きい。

中心メンバーの一人となった、六年生のSさんは「みんなの努力とたくさんの人の協力で完成できたことがうれしい」と話していた。

この壁画作成に当たって、校長である私は教育委員会に経過説明と作成することの承認、原材料費の負担をお願いしに行った。

当時の教育長と学務課長は「子供の発想や夢を生かしてあげよう。ただし、校舎改築でその作品が消え失せてもクレームをつけないという条件をのんでいただきます。また、ペンキは必要な分量を現物支給します」との言葉を頂いた。

さて、数年後のこと、D町の教育長になっていた私は、予算編成時期に学務課長にこの壁画を見せるため○○小学校を訪問した。

目的はD町の理事者が教育に関する熱い想いを実現させるため、毎年潤沢な予算を教育費につけてくれていた。

しかし、夕張市同様、厳しい町財政にも関わらず、学校側が遊具施設のペンキ塗りやグランドの草取り、廊下床のワックス塗り、トイレ清掃、グランドのヒバの剪定などを全て業者にしてもらうのが当たり前だという教職員の意識。また、教育委員会も前例にならって予算化しようとしていたからである。

このような考え方は、日本経済が右肩上がりの時代に培われたものである。しかし、今のような財政難時代には通用しないことを悟ってもらいたかったからである。

これからは「自助の精神」が大切であることを学務課長も理解し、子供の発想の豊かさと実行力に驚き、「このような学校もあったのですねsign02大変勉強になりました」と感想を述べその年の予算編成に生かしてくれたことを思い出す。

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2011年1月21日 (金)

玄関のバリアフリー

平成8年に建てた我が家はバリアフリーに詳しい1級建築士の設計。段差なし、階段・トイレ・風呂場にも手すり。玄関にもこのような物。

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設置当時は必要性を感じていないばかりか、美観を損ねるような気がしていた。

しかし、高齢になるに従って足腰が弱り、手すりのお世話になるし、靴を履く時は必ずこの台に腰を下ろすようになった。

来客も「これは便利ですねsign03他所の家では見かけませんが、随分進んだ考えで導入したのですね」との誉め言葉。

さて、教育長時代に公民館に来られる高齢者が、玄関で靴を履くときふらついているのを目撃した。横にいた女係長が「まだ60代後半なのに、もうふらついている。あんなことで大丈夫なのかしら」と囁く。

「貴方はまだ片足で靴下を履くことができるのでしょう。私はもうダメらなりました。どうでしよう、靴を履く場所に椅子を一つ用意しておき、どうぞご利用下さいと張り紙をしておいたら、随分助かる人もいるのじゃないですかsign02」とお願いしたら、即座に用意してくれました。

それから数日後、ある知人が「教育長、椅子があると靴を履くのに非常に便利です。よくそこまで気を配ってくれましたねhappy01」との声。

このように些細な行為でも、身体的な弱者にとってはありがたいものであることを再認識したのでした。

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2011年1月20日 (木)

始業式 安全面はOK

今日(19日)札幌市内の市立小学校205校で、3学期の始業式が行われた。今年は例年になく一度に大雪が降ったので、市内のあちこちで除排雪が間に合わず安全面が心配。

そこで、状況把握のため午後より近くの学校方面に出向く。歩道の除雪は? 児童玄関の雪庇は?横断歩道のカット排雪は?などなど・・・・・。

結果は一応OKだった。

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放課後の子供たちはスイミング・クラブ、サッカー少年団に行く子、スキーを学校まで運ぶ子、フェンスを乗り越えて遊ぶ子、雪像作りで遊んだ子などの姿が見られた。

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夕日を見ながら明日も穏やかな日であって欲しいと願った。

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                                <記:19日 20:00>

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2011年1月19日 (水)

液晶画面で設定する 三台目のミシン

どうしたことか、我が家にある二台のミシンが同時に故障。しばらく使っていなかったからだろうか。

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シンガーミシンは嫁入り道具の一つ。もう40年以上も使い二人の子供たちの衣服を縫ってきたもの。他の1台はジグザグ縫いが出来るし軽くて便利なので購入したが、まさか20年そこそこでダメになるとは思ってもいなかったようだ。

昔、ミシンは貴重なもので高価だったので「火事の時はミシンの頭だけを持って逃げるのよsign02」とおふくろがよく言っていたものだ。

仕方がないので新しいものを購入した。7万円以上したとのこと。一体どれほど使いきることができるか定かでないが、洋裁も妻の趣味の一つなので、購入にゴーサインした。

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このミシンで最初に縫ったのは、娘の飼っている老犬の介護服(介護ハーネス)。市販では1.5万円程度?するそうなので妻が作ることにした。

また、祖母のツムギの着物をリフォームして私のシャツを作ると張り切っている。それを3月~4月のグアム島滞在で着せたいようだ。

新しいミシンは液晶画面を見ながらいろいろと設定するもの。糸を通すのも自動であり、まつりぬい、3点ジグザク、三重ぬい、アッブリッケ、飾りぬい、ボタン穴かがりなどなど,兎に角多様な縫い方ができるようだ。説明のDVDもついている。

問題はあまり便利な機能がたくさんあるので、パソコン同様、使いこなせるかどうかである。しかし、60代後半の年齢にもかかわらず製作意欲が旺盛なので期待している。

なお、廃棄する2台のミシンは「燃やせないゴミ」の日に黄色い袋(有料)に入れて出すと処分してくれることが分かった。

早速、今日がその日なので供養しないでゴミステーションにだしたが、なんだか後味が悪い。でも、小さな声で「ありがとうsign03随分、助けられましたよ」と妻にかわって、労いの言葉を発した。

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2011年1月18日 (火)

インドの印象 元外務大臣

外務大臣を経験したことのある某衆議院議員からFXが届いた。今までにない内容だったので紹介する。

1 注:<ブログ「駐在員のインド漫録」http://ameblo.jp/bharat2009/を覗くと詳しい様子が分かりますよsign02

           インドの印象

1  私は家内と一緒に、昨年末から元旦にかけて約1週間、次女夫婦を訪問する為、 インドに行きました。仕事であわただしく行ったことはありましたが、ゆっくり訪問できたのは今回が初めてで、巨大な国インドの一端をかいま見ることができました。

2 【気 候】 12月から2月頃までが最も快適な季節とのこと。ニューデリーの夜は、寒いのでコートが必要でした。最も、南部の大都市チェンナイの昼は、気温も25度を肥える暑さで、半袖シャツで十分でした。

3 【食 事】 ほとんどがカレー味で、辛い食事が好きな私には向いていました。インド人にとっては、日本食の醤油味では、とても物足りないそうです。美味しかったのは紅茶。特に、紅茶の葉を熱いミルクで煮立て、砂糖を入れると身も心も温まります。

4 【人口の爆発】 とにかく街に人があふれている感じ。現在の総人口は10億人余で世界2位ですが、2050年には15億人で世界1位になるそうです。

特に20歳未満の人口比率が4割と若い国で、中国の3割、日本の2割と全く異なります。

街へ行くと、歩く人に加え、自転車、バイク、三輪車、普通の車、野良犬と野良牛(聖なる生物で追い立ててはダメ)がひしめきあい、クラクションが鳴り続けるインドの道路状況では、日本人にはとても車を運転できないそうです。

5 【経済成長と厖大な格差】 ここ数年間の成長率は8%台で、日本、中国に次ぐ経済大国。(でも、日本のGDPの1/5)、一人当たりのGDPは1031ドルで、人口の24%が1日1ドル(90円)以下で生活しているとのこと。

街にはスラムが多く見られ、他方、マハラジャ(地方の大富豪)の住むホテルに行くとその豪華さには目を見張るばかり。日本の格差社会とは比較にならないレベルの格差があるようです。

6 カースト(身分制度)の存在など様々な問題はあっても、宗教はしっかり生活の中に行き続けていますし、世界最大の民主主義国(インド風ではありますが)として、力強い大国インドは魅力と活力に溢れています。再び訪問してみたいと思っています。

以上、インドの大雑把な印象を記しました。

これまでの「国会便り」はある政党の批判に偏っていた感がありましたが、今回のみ旬なインドの様子がよく分かりまりgood

なお、インドの様子をもっと知りたい方は、このブログhttp://thegoldexp.blog99.fc2.com/も覗いてみると面白いですよ。

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2011年1月17日 (月)

江~「姫たちの戦国」 舞台の長浜

2011年のNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国」が始まった。その舞台が滋賀県長浜市であることを今日知った。

実は、2003年11月、この地を観光で訪れたことあったことを思い出した。何故、訪れたかといえば、北海道のある大学教授が街づくりで勉強になる場所は長浜であると講演で述べていたので、所用で京都へ出向いた折に足を伸ばしたわけである。

講演では、400年の歴史を持つ中心商店街が郊外型大型店舗により、長年に亘って沈黙と低迷から脱出できずにいた。しかし、有志が集い智恵を出し合って『黒壁スクエア』の街づくりに励んだ。

黒壁はガラスショップ、工房、ギャラリー、ガラス美術館、レストランなど10館を直営。グループ館(20館)も黒壁づくりに参画した。この黒壁スクエアが観光の目玉となり、年間210万人(平成14年度)の来街者を、街をあげて歓迎している。今、日本で一番トレンドな場所なので是非視察や訪問されることを願っているとのことでした。

期待に胸を弾ませて駅を降りた。

1_2この駅は平成18年に新築される前のもの。

駅前にはシルバーのご婦人2,3名が案内のパンフレットをボランティアで配っていた。

黒壁スクエアの方向を聞くと丁寧に教えてくれた。やはり街あげての歓迎振り。

その後、案内地図を見ながら散策した。

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5 4長浜城と城からの眺望~琵琶湖が見える

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長浜の目抜き通りの露天で小魚のフライを売っていた。何と五匹で100円。その味の美味しさが忘れられない。抹茶も所望した。これもまた喉に染み入る。

とに角、土曜日午後であったが、老若男女が沢山散策に来ていたのには驚いた。今度は小谷城を含めて、ゆっくりした日程で散策したい。そのためにも、長浜の歴史についてもっと学習しておこう。

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2011年1月16日 (日)

センター試験初日は 混乱なし

1月15日、センター試験の初日。道内では一部で大雪となったが、交通機関の乱れなどによる混乱はなく、予定通り開始された。我が家には受験生がいないので関係ないが、受験生の心情は痛いほど分かるのでやはり心配になる。

さて、今日の札幌は珍しく晴れ。どの家にも雪庇(せつぴ)が大きく成長?し壁を傷めるので我が家では午前中に落とした。

3

昨日は、業者が車庫前を排雪してくれたので気分良し。

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16:40、書斎から素敵な空が見える。

1 

しかし、17:40にまた雪が降ってきた。天気予報によると明日は日本海側が大荒れとのこと。センター試験の最終日なので心配だ。

追記:今日16日、一晩中ふり続けた降雪が28cm。折角きれいになった車庫前に除雪車が置いていった雪が溜まっている。これから雪かきの仕事を始める。      (記:5:50)

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2011年1月15日 (土)

スクールバンド部員の 教え学ぶ姿

北海道新聞(平成4年2月18日号)に投稿依頼された私の文章が掲載されていた。

                 継承を信じて

本校は昨年、T小学校として新設開校してから二十年、B小学校の創立から数えて百年という佳節を迎えた。

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この意義ある年を記念して、○市並びに地域父母のご支援・ご助力によりスクールバンドが結成された。

四十五人の児童が、五人の先生方の指導体制のもとに、夕やみ迫る校舎に心地よいメロディーを響かせ、もっか卒業式に演奏する曲の練習にいそしんでいる。

記念式典やB中学校の吹奏楽賛助出演の際は四、五、六年生が主体であったが、現在は四、五年生のみの編成である。

喜ばしいことに、先輩にあたる六年生部員が、後輩に付きっきりで楽器の吹き方や手入れの仕方、しまい方などをマンツーマンで指導してくれている。このことは、教師側の素晴しいチームワークによる指導姿勢を子供が後ろ姿で学んでいることであり、強い感激を覚える。

世間一般に、今の子供は連帯感・所属感、思いやりの心などが欠如しているとの指摘があるが、本校スクールバンド部員間には、野球やミニバスケッチチーム同様、実にほのぼのとした人間関係が醸成されている。また、一人ひとりの部員が学ぶ楽しさ、教える喜びを感得しているようである。

このような姿が次なる後輩に継承され、さらに発展すると同時に、もろもろの教育活動へ輪を広げてくれれば、と強く念じている。

きっと近い将来、堂々と胸を張り、素晴しい演奏で市中行進し、地域父母の期待にこたえてくれることを信じている。    (T小教頭)

あれから約19年後の今、このノスクールバンドは全道大会で銅賞をとるなど着実に技能を磨き、多くのイヘントにも出演し活躍している。開かれた学校を目指して、教師が変り、児童も変る姿に大きな拍手を送りたい。

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2011年1月14日 (金)

地元の悲願 スクールバンド結成へ

4年間の教頭生活で嬉しい思い出が一つ。それはスクールバンドの結成である。このことについて新聞(平成3年10月16日付け)の切り抜きがあったのでUPしておく。

    父母らの期待受け T小スクールバンド 記念式で披露演奏へ

A小創立百年とT小開校20周年記念事業の一環として新設された市立T小学校(児童数約750人)の『スクールバンド』は、20日同校で行われる記念式で披露演奏を行う。

同校は、この2月校下の有志、PTAなどで記念事業の推進母体になる記念事業協賛会を設立した際、父母の要望のほか①情操教育の一環②子供たちの発表の場拡大③A中ブラスバンドとの連携などを目的に市内ではB小に続く二番目の『スクールバンド』設置を事業計画の中で打ち出し、二ヵ年にまたがる市の助成も含め約一千百万円の予算で楽器の購入など編成準備を進めていた。

子供たちの希望を基に新発足したバンドのメンバーは、六年生の23人をはじめ5年生12人、四年生9人の男女44人(うち男子は4人)で初代部長は、Oさん(6年)。男子はスポーツ系クラブの希望が多いため、女子が主体になり、また、楽器は11本のクラリネットを主旋律用にトランペット、サキソホン、フート、ホルン、トロンボーン、チューバ、バス・クラリネットなどの管楽器とテンパニー3個やバス・ドラム、小太鼓などの打楽器が備えられている。

学校側では3年生担当のE教諭が高校や旭川教育大学に在学当時、ブラスバンドでトランペットを担当していたことから指揮者に依頼。

1 7月中旬からE教諭のほか、Tさん(金管と全体)Cさん(木管)Sさん(打楽器関係)ら3教諭の指導で日曜日を除く毎日2時間ていどパートごとの基礎練習を重ね、9月中旬から曲の練習に入っているが、これまでに『ドレミの歌』や『大きな古時計』の2曲をほぼマスター。今月5日には、校内の子供たちに仮発表も行ったほど。

今月9日からは、ベートーベン作曲の『歓びの歌』の練習にも挑戦。20日の記念式では、以上3曲を披露演奏の予定だが、新品の楽器を手にした子供たちは『まだうまく吹けないけど皆なとの合奏は楽しい』と、目を輝かせている。

同校のバンドは、吹奏楽を中心に勉強の予定。予算の都合で当面は服装も私服となるなど、悩みもあるが来月4日、市民会館で行われるA中学校吹奏楽部演奏会に協賛出演が決まっているほか、17日の学芸会でも発表の予定。

『短い時間でよくこれまで・・・・・』校内からも励ましを受けているバンドの前途に対し『子供たちが一生懸命なのでやりがいが・・・・。記念式までにはもう少し音がそろうように練習したい』と、総括指導のT教諭ら。

学校側も『早くB小に追いついて・・・・』と、今後の育成に夢をふくらませている。

51歳で教頭2校目。ブラスバンドの楽器購入費の捻出で、各町内会や部落、企業などへ奉加帳持参で寄付のお願いに廻ったこと。また、指導者確保のため教育大学の音楽科教授を訪ねて、全道に散らばっている先生方の中で若手指導者名をリストアップしていただき、該当者へ電話でのスカウト攻撃。

このように産む苦しみを十分味わったので、式典当日、児童の演奏を聴いていて涙を抑えるのがやっとであったことを思い出す。

このT小学校ブラスバンドは、昨年12月4日に市民会館で演奏会を開催し「センチュアリ」「モンスター」「ゴセイジャー」ほかを披露。なお、現在の指導者は私が校長時代に仲人した先生。縁とは本当に不思議なものだ。

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2011年1月13日 (木)

中2高梨 女子国内最長を更新

HBC杯ジャンプ競技会(10日・札幌大倉山競技場)で、上川中2年の高梨沙羅選手が141メートルの大ジャンプ。女子の「国内最長」を更新した。

1                                   <写真:北海道新聞>

目のくらむような斜度のアプローチを低い姿勢で滑り、ジャンプ台でのサッツのタイミングと飛び出し方向もgood。風をつかみぐんぐん飛距離を伸ばす。

140メートルではランディングバーン(着地する場所)の斜度が30度ほどしかないので平坦に近い感じ。着地の衝撃は平地で2メートルの高さから落ちた時と同じらしい。彼女は尻を付きそうになりながら、膝でうまく衝撃を吸収した。

どうしてこのような素晴しい選手が育ったのか調べてみると、高梨は長野五輪金メダリストの原田雅彦(現雪印コーチ)と同じ北海道上川町出身。

小学2年生の時、初めてジャンプ台を飛び地上では感じられない魅力にとりつかれ上川ジャンプ少年団入り。

父・寛也さんは元選手、兄の寛大さんは小樽北照高校でジュニア強化選手というジャンプ一家で育ち、近所に台があるという環境にも恵まれ力をつけた。

北海道では、今、スキー離れ、スケート離れが加速し、スポーツ少年団入りを敬遠する傾向がある。子ども達は、室内に閉じこもりパソコンゲームやDVD・テレビ視聴に多くの時間を割いている実態が明らかになっている。

都市では、学習塾・習い事に時間を費やす子が多く、余暇をスポーツに興ずるということが少ない。

健やかな子どもを育てるためには、「文武両道」(学問=勉強とスポーツを両立させる意味)の精神で取組ませることが重要と思う。

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2011年1月12日 (水)

写真で綴る 朝の風情

五日間連続して降った雪。珍しく朝から晴れ。6:40頃、ブログの更新を終え窓を見ると久しぶりの朝焼け。書斎から数枚の写真を撮り、その後、昨夜降った雪の始末。でも晴れているので気分爽快。約1時間、朝の風情をパチリ。

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労働する人々や朝日に映える木々と青空のコントラストに感動し、生きていることの喜びを素直に感じた。

午後1時30分、ひと月振りに夫婦で雪道を散策。歩くと雪のきしむ音が心地良い。

                                  <記:11日 17:20>

追伸:玄関に年賀状が1枚。校長として2校目の学校の同僚教師から。

年賀ありがとうございます。先生は充実した毎日をお過ごしですね。私は、昨年3月までA市の「ことばの教室」で仕事をしておりましたが、4月から父と母の二人の介護でほとんどB町の実家にいます。

今日のように札幌へ戻り、年賀を書いて戻ることや通院のこともあります。是非、お茶など結構ですね。楽しみにしながら・・・・・・・。

早速、電話をかけたが通じなかった。急いで介護に戻ったことだろう。

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2011年1月11日 (火)

ノーベル化学賞受賞者 根岸教授から子供へのメッセージ

2010年のノーベル化学賞を受賞した根岸英一さん(75)がFM北海道のキャスター中田美知子さんとの対談で述べた、「子ども達に夢をかなえるためのメッセージ」が新聞で紹介されていた。

自分が好きなことを探し、それに見合った適性があるかを探してほしい。この二つが見つけられれば合格です。そして、その道をとことん突き進んでいくこと。

やってみてだめなら、また別な道を進めばいい。自分の適性を客観的に見つめるには、フェアな競争が必要です。

今の世の中、競争は悪いように言われますが、やはり競争は必要です。

ことわざに「好きこそ物の上手なれ」(好きな物は熱心にするので、上達するものであるということ)というのと、その反対に「下手の横好き」(下手なくせにその物事をするのがむやみに好きで熱心であること)というのがある。

なぜ、この話を持ち出すのかといえば、孫の習い事に関わって嫁さんが若干悩んでいるのではないかsign02と思うからである。

実は、小学校3年生の孫が学習塾(算数・英会話)の他にバレー(踊りの)、ピアノ、水泳を習っていた。勿論、自分からやりたいと言い出して始めたのだが、バレーもピアノも途中で止めてしまった。

1 嫁さんは内心「この子は何をやっても長続きしない子ではないのかsign02」とがっかりしているのではないかと思われる。

しかし、暇さえあれば絵を描いたりしている。昨年度はMOA美術館○○児童作品展で『教育長賞』を受賞し、今年度も入選している。

従って、「下手の横好き」なのかどうか見極め、美術に対する適性があるのかどうか、しばらく様子をみて、中学校の進路を決定した方がよいのではないかと助言したいと思っている。

自分探しの旅は長い道程であり、寄道の人生で意外な自分の適性を見つけることもあるようだ。

しかし、如何なる場合であっても自己決定・自己責任を貫いて欲しいと願っている。

それにしても、本州では進路決定に当たっての選択肢が多くあるので、悩む時期を迎える孫が少し可哀そうとも思う。

しかし、根岸教授のメッセージに勇気づけられた。

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2011年1月10日 (月)

高等ルンペンと 就活氷河期再来

私の小さい頃、高等ルンペンという言葉を母がよく使っていた。ルンペンとは、ドイツ語の「Lumpen」、布切れやボロ服を意味するそうだが、日本ではボロ服をまとってうろつく人、即ち、浮浪者、乞食、失業者、ホームレスのことを指す。

また、高等ルンペンとは、世界恐慌(1929年)や戦後の都市に溢れた高学歴の若者が職につけず、乞食のような生活をしていた若者のことらしい。

とに角、夕食時めがけて乞食が頻繁に出没。ボロをまとい「少しでもいいですから何か食べ物を恵んで下さい」とか細い声で玄関に立つ。気持ち悪いので、夕飯前に玄関の施錠(つっかい棒)をするのが私の仕事だった。

ところが今、「氷河期超え」の厳しさが続く就職戦線が社会問題になっている。極寒の冬に挑む就活生たちが心の安定を失い苛立っていることだろう。しかし、乞食をしたりホームレスになる大学生や高校生はいない。

少子化時代にも関わらずどうして就職が厳しいのか若干理解に苦しむ面もある。

そこで先ず、就活状況を報道から拾ってみた。

①「学生が来てくれない」と嘆く中小企業の経営者。企業にとっては採用難だとも言える。

②就活のインターネット化によりすべてネットを通じて面接や説明会にエントリーし、一人100社くらい平気で申し込む。

③有名企業には10万人単位でエントリーが集まる。だから出身大学や年齢などでふるい分けられる。他の学生は「残念ながら・・・・」の通知が企業から届く。

④有名企業よりも中堅・中小企業に目を向け、視野を広げれば求人はある。

⑤3Kを嫌い、楽して高収入を目指す傾向がある。

⑥就職浪人をしていても親が食べさせてくれるので、働かなければならないという切迫感が薄れてきている。

このような日本の若者の意識をよそ目に、外国人労働者が増加してきている。下記のブログを見ても明らかだ。

日本人の雇用機会を奪いつつある外国人労働者http://promotion.yahoo.co.jp/charger/200602/contents01/theme01.php

今は、戦後の高等ルンペン時代と違い、失業しても乞食をしなくてすむ時代だ。だから、やりたい仕事が見つからないとか、自分に適した仕事に就けないと甘い考えを持つ。このような意識から脱皮しないと、今に外国人に職場を奪われてしまうのではないかと危惧する。

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2011年1月 9日 (日)

札幌市役所への要望 雪捨て場の利用時間延長

6日から断続的に降った雪。札幌の冬は雪との闘い。昨年、折角良くなった腰痛もまた痛めたようだ。この大雪は昨年より9日早い。花の季節が懐かしい。

5                           ↓

1

吹雪により札幌→小樽、千歳→札幌の高速道路も通行止め。一般道も道幅が狭く視界も悪い。

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寒々とした雪の中の太陽。「そろそろ晴れて下さいよsign02」と天に祈る。

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                                  (記:1/8 11:00)

<追記> 

8

我が家では年間約3万円で排雪を民間業者に依頼している。出動回数は年間約10回。

今回も18:30頃にロータリー車とトラックが来て排雪したのだが、市役所が運営管理している公設雪捨場は9:00~17:00までしか使えないとのこと。

昨日・今日のように大雪の場合でも市役所は時間厳守。従って、民間の雪捨場を利用するのだが、距離が1キロメートル長くなり、混み合うので排雪作業より雪捨場の順番待ちのロスタイムが多いと業者は嘆く。

市役所に雪捨場の時間延長を要請しているが、いっこうに改善されないとのこと。

本来、市道の徐排雪は札幌市で行うのが建前であるが、財政難を承知しているので、私達の町内の8割以上の家庭が民間にお願いしている。

また、3月には町内会で1戸5千円を負担して市道の排雪を民間に依頼している。このように私達も税金の他に身銭を切っているので、せめて降雪量の多い時には雪捨場の利用時間を延長してもらいたいものだ。北国の住民サービスで一番ありがたいのは雪害対策なのだから。

なお、私はボランティアで消火栓の周りの除雪を行っている。しかし、消防職員(市役所職員)から一度も労いの言葉をいただいたことはない。市役所職員の意識改革が今一番必要ではないだろうか。

※(ロータリーの画像はブログ『わくわく日記』http://waku.cocolog-nifty.com/waku/2004/02/post_29.html)より借用しました。事後承認をお願い致します。

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2011年1月 8日 (土)

グアム旅行と魚釣り

元旦のこと、娘夫婦が1年の疲れを癒すためにグアム旅行へ出発。北海道→成田→グアムは大変不便になった。成田で前泊・後泊しなければならない。

3日に娘から電話あり。気温35℃、朝から28℃で非常に蒸し暑いとのこと。また、私達が推薦していたイパオ・ビーチは波が高いため遊泳禁止。だから熱帯魚のウォッチングが出来ずじまい。勿論、写真の先端部分(ヒルトンホテルの裏)の岩場もだめとのこと。

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私は電話がまたきたら、ハガニア湾のチャモロ・ビレッジの裏側にあるパセオ公園には良い釣り場があって、地元の人がよく釣っていたと教えてあげた方がいいよsign02と妻に告げた。         <パセオ公園のビューポイント2景>

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ところが、次の日の電話によると、パセオ公園の岩場も波高くやはり釣りができないでいるとのこと。

残念がっている気持ちは伝わってくるが、どうすることもできない。

そのうち、穏やかな海の日もあるだろう。

行く前にグアム政府観光局(http://www.visitguam.jp/)のホームページで1月の天候等について調べておけばよかったのにsign02と思うが、しかしこのホームページでは詳しい情報は分からない。

なお、テレビによる現地の天気予報は気温が華氏(カッシ:°F)で

表示されるので、摂氏(セッシ:°C)との関係を知っていると便利なことを教えてあげようと思う。

昭和26年度の中学1年生の理科の教科書にはC=5/9(F-32)の関係式が掲載されていた。国内では使う必要がないので忘れていたが。

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2011年1月 7日 (金)

事件・事故に対する マスコミ対応の大切さ

児童生徒をあずかる学校等は、日頃から事件・事故への未然防止をとっていなければなりません。しかし、不幸にして事件・事故等に巻き込まれた場合、どのように対応することが望ましいのでしょうか。

危機が発生した際、学校が真っ先に対応せざるを得ないのがマスコミ対応です。しかし、学校側の一番のウィクポイントは実はマスコミ対応なわけです。何故なら、学校にマスコミが取材に来るということは、滅多にないことであるし、あっては困ることなのです。

私の場合、38年間の小学校勤務で児童の事故・事件で新聞記者が学校へ来られたのは僅か1件(子どもの水難事故)のみで、他は子どもの活動や素晴しい教育実践ねPTA活動等の紹介に十数回来られただけです。

ところで、最近は子どもを取り巻く環境が悪化し、学校側も気を許すことができないわけです。「マスコミ」対応如何で、「一過性の報道」で終わり収束するのか、キャンペーン報道が繰り返され、社会的批判が増幅されるかが決まるわけです。

私も教育長になってから、マスコミ対応せざるを得ない事態に遭遇し戸惑いましたが、幸いにも、ある社の新聞記者から懇意にしていただき、マスコミ対応のノウハウを教えていただいたので、要点のみ紹介します。

管理職や部長、学年主任などは、特に参考にしていただきたいと思いますが、一般の教員も予備知識を持つことが危機管理の面から重要であります。

なお、教育雑誌『教育展望』の2006年4月号に掲載された<学校の危機管理のあり方について 田中正博の論文>を参照し、概略を紹介します。

ア 記者会見の「予定時間」と「場所」を直ちにマスコミに伝えること

「突発的なことなので学校側も事態をよく把握していません。すみませんが、あと○時間待って下さい。○時に緊急記者会見を行いますので、ご承知下さい」ということを告げること。その言葉で記者は立ち去ることになっているそうです。

このコメントを出さなかったり遅すぎると、記者とのトラブルが起こるわけです。記者が立ち去った後はね約束の時間まで事態の確認や報告、指示に費やせばよいわけです。

イ 確認された情報は、「現時点では」「現段階では」とマスコミに公表すること

緊急時の場合は「何時」「何処で」「誰が」「何を」「何故」の一つでも事実が確認されたらそれを公表することを優先させることが大切です。この基本的な認識を忘れてはいけないわけです。

ウ 説明事項はメモしておき、それを見て説明すること。

コメントをする際には絶対にメモや文章化した紙を見て説明することが賢明です。何故なら余分なコメントをして言質をとられ、それを盾に根掘り葉掘り問いただされるハメに陥る危険性があります。

また、記者は自分の都合のよい記事にするため、必要な言葉をコメントする側から引き出そうとするのです。

従って、記事を見たときに「私はそんなコメントをした覚えがありません」と問いただしても、「その言葉を発しましたよsign02」と相手にしてくれないわけです。余分なことはコメントしないことを十分に留意することが大切です。

エ 弁解的説明を絶対に見せないこと。

責任回避的な姿勢をとらず臆せずに臨むこと。特に、ウソは絶対にバレルということを肝に銘じておくことが重要です。

 記者会見の場で、記者と論議しないこと。

反省すべき点だけを素直に謝罪する。論議する場合は、自分の信念に基づき、いろいろな資料や実例などを根拠にして理解していただける自信があり、自分の言質に責任をとることの覚悟がある場合のみです。たんなる開き直りで論議することは絶対に控えるべきです。

カ 緊急記者会見に、時間は少なくても50分程度はとること。

短時間で済ませたいというのが本音ですが、記者の質問に丁寧に対応する姿勢が求められるわけです。同じような質問が繰り返し出されますが、知っていることだけを繰り返し回答するだけでいいのです。苛立ってはいけません。

キ 簡潔に、結論から話すこと。余計な話をすべきではないこと。

記者の質問に対しては15秒以内に説明できる能力を身につけることが重要なようです。

ク 公表済みの情報は、会見場の入口にプリントした紙(情報内容 番号 日時を明記しておく)を置いておくこと。

事故・事件の大きさによって、新聞記者や雑誌記者が入り替わり立ち替わりやってまいります。そして既に公表していることをまた質問しているわけです。

しかし、初めて来た記者にとっては当たり前の質問ですが、答える方にとっては嫌になってしまうものです。従って、公表済みの情報をプリントして会場入口に追い手くことが親切な対応になるわけです。

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2011年1月 6日 (木)

スキー学習で 教師の問題発言が全国紙に

3学期始まって間もなく起こった事件です。

スキー学習の時、滑り降りることを躊躇(チュウチョ)している子どもに対して、担任が「自殺するような気持ちで滑りなさいsign02」と深く考えもしないで言ってしまいました。

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その言葉を聴いたる子どもが、家に帰ってから親に言いました。親は、早速、子どもから聞いたことを新聞社に投書しました。

それが全国紙に掲載され、NHKをはじめ各社報道機関や週刊誌記者の取材攻撃を受けました。記者は子ども達にもインタビューするなど、学校は騒然となりました。

当事者の教員を教育委員会へ呼んで事情を聞くと、「清水の舞台から飛び降りるような気持ちで、勇気を持って滑りなさいsign01という気持ちを伝えたかったのですが、いい表現が浮ばなかったので、つい不穏当な言葉を発してしまいましたsign02」ということでした。

私は「先生の日頃の指導姿勢に不信感を持っているから、何かあったらそれを材料に、担任攻撃、学校攻撃をしようと待ち構えていたと思う」と諭し、

「いったん不信感を持たれたら、なかなか修復は難しいが、これまで以上に子ども達とのふれあいや、保護者との語らいを密にし、信頼回復に努めて下さい」と激励しました。

ところがその先生は、教師への自信を失い、睡眠不足の日が続き、残念なことに『うつ病』を患い、1年後に退職してしまいました。

この事件は一部の保護者が担任の指導力に疑問を持ち、参観日に教師の発言のチェックや日頃の言動を監視し攻撃材料を収集していたわけです。

ところが、つい、「自殺」という不適切な言葉を用いての指導の欠陥を攻撃されたわけです。

教師が子どもとのふれあい(課外活動とか遊びなどを含めて)を軽視してきたため、教師に対する子ども・保護者の不信感が積もり積もって、教師のひとことを起爆剤にして、追い詰められることを学んだ事例の一つです。

また、報道機関への対応に右往左往した関係者は、この事件をきっかけに多くのことを学びました。そのことについて、明日UPしたいと思います。

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2011年1月 5日 (水)

アムステルダムの運河 世界遺産?

NHKの人気ドラマ『坂本龍馬』に登場したオランダ屋敷。スペインから独立したオランダは、16世紀からアジア貿易に乗り出した。彼らは最先端の造船技術を保有していたため大量の船舶を製造・使用して交易を行い、多額の利益を上げ、「オランダの世紀」といわれる商業国家に発展した。

17世紀半ばイギリスに覇権(ハケン)を奪われるまで、アムステルダム(オランダの首都)は国際商業都市として繁栄した。

そのアムステルダムの運河地区が世界遺産に認定されたことをプログ『オランダ発ヨーロッパ・スタイルブック通信http://bon-voyage.cocolog-nifty.com/nl/』で知った。

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私が僅か3泊(2007.10.20~22)しかできなかったアムステルダム。この写真とは全然違う風景。参考までに数枚掲載します。

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『アンネの日記』のアンネが隠れていた屋根裏部屋は

右手前の建物から2軒目。多くの観光客が見学するため行列をつくり約30分以上待たなければならないほど。

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このアムステルダムで学んだことは、過去ブロ『びっくり! オランダの教育』に記しました。

なお、食べ物も質素でありながら平均身長が世界一とは驚きです。老婦人でありながら170cm以上もある。恐らく、牛乳・チーズで骨格を作り、自転車で体力をつけたためだろうかsign02 

学ぶことの多い国の一つです。

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2011年1月 4日 (火)

孫という名の低気圧 去る

穏やかな新年にも関わらず、我が家は本州に発生した台風並みの低気圧の影響で、姉弟喧嘩や居間のソファーがトランポリンに早や代わり。埃が舞い散り、寝れば布団を幾度も蹴飛ばす。

1_2 いやはや孫達は発達した低気圧の如しsign02 しかし、これが子どもの本来的な姿であろう。もし部屋に閉じこもってばかりいたら異常である。

朝から晩まで遊ぶ姿は健全そのもの。このようなあどけない姿を見ていれるのは一体何時までだろうかsign02

一つ一つの発達課題を乗り越え健やかに育ってくれよsign03と願う。

2日の夕方、札幌を無事に発った。年末に祖父母の家に遊びに来ていた孫達が、交通事故に遭遇し命を落とすという事故が発生した。従って、孫の安全管理にも必要以上に気を遣った年末・年始だった。

孫の去った後、急に静かになった我が家。天候も穏やかで夕焼け空が美しい。でも、デジカメでは伝えられないのが残念。

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2011年1月 3日 (月)

義務教育だから給食費をタダにせよ!

教育長室で執務しておりましたら事務室の方から大きな怒鳴り声が聞こえてきます。何事だろうと思い、内線電話で職員の一人に聞きました。

間もなく来室した職員の状況説明によりば、「小学校1年生の保護者ですが、給食費をタダにして欲しいから書類をくれsign01義務教育だものあたりまえだろうpoutと主張し、係りの言うことには耳もかさず、凄い剣幕で怒鳴り散らすのです。以前にも数回来ているので困っているのです」とのことでした。

私はその保護者を教育長室に招き、コーヒーを勧めて話合いました。その内容を列挙すると、

・お母さんの言うことはよく分かること。

・私も義務教育は給食費を無償にすることに賛成なこと。

・フィンランドという国は無償なのですが、我が国はそうでないので非常に残念なこと。

・だから、教育委員会としてもどうすることもできないこと。

・ただし、経済的な理由で就学困難と認められた場合は、要保護・準要保護制度によって必要な援助が行われ、その中に学用品購入費や学校給食費が援助されることになっていること。

・この制度を利用するよう手続きを行うこと。

・詳しいことは、後で係の人に説明させること。

などと頭からダメであると否定しないで、保護者の気持ちを素直に受け入れました。その後、女一人で子育てすることの大変さに同情し、子どもをよくここまで元気に育ててこられたことを褒めたたえ、激励してあげました。

このように保護者の心に寄り添って話をしていくと、1年生の我が子がいま民謡を習っていて、来月に東京で開催される全国大会に北海道代表で出場することになっていると笑顔で語ってくれました。

その話を聞いて、私は素晴しい能力をもったお子様であることを誉め、ジュース代という名目で5,000円を包んで渡しました。

この保護者は満面に笑みを浮べ、帰り際に事務所に立ち寄り、大変お世話になりましたと挨拶をして行きました。職員はびっくりして、

「教育長、どんな話をしたのですかsign02 来た時と帰る時とあんなに違う態度をとる人は初めてです」と驚いておりました。

私は、この子が在籍している学校の校長に話を聞くと、あの親への対応に担任が困惑していることを知りました。しかし、民謡で全国大会まで出場することを知らなかったのです。

数週間後、この保護者は子どもと一緒に来られ、私に浅草の「雷おこと」の土産を持ってきてくれました。

どうでしょう。生活困窮でいらだっているにもかかわらず、教育委員会職員の事務的な対応に対して反感を持ち、つい大声をあげヒステリックな言動をとったわけです。

これは、問題ある人に対して、誠意ある態度で対応することが摩擦を解消することになることを教えてくれた事例の一つです。

本州ではあと1週間ちょっとで3学期が始まります。

保護者としっくりいっていない教員は、人間関係の修復のため、相手の不満・要望・願望・期待などに耳を傾ける機会をつくり、凍てついた氷から一滴一滴と水がしたたるような状況をつくっていって欲しいと願っています。

何故、いま、こんな話を思い出したかと言えば、ある教員の年賀状に「子どもや親との関係に苦慮しております」との記述があったからです。

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2011年1月 2日 (日)

教育費 父母負担増で悲鳴

冬休みに遊びにきた孫二人は、元旦を除いて毎日計算ドリルをしている。公文の教室に通っているのでそこの宿題。

5歳の孫は6+7のような(1位数)+(1位数)と10+(1位数)の計算。また長音、拗音、促音、撥音などの表記。小学校1年の先取り内容。三年生の孫は(3位数)×(1位数)。

月謝は1教科6,000円。5歳の孫は学習塾(国語・算数)、英会話、ピアノ、水泳の教室へ通い、小学3年の孫は公文(算数)、能研(国語・算数)、英会話、水泳。ピアノとバレーは止めたとのこと。

周りの子が似たような状況なので、特別我が家だけという認識はないようだ。

二人の孫の教育費が月10万円。びっくりして学校以外の教育費について調べてみた。学校以外の教育費、中学3年生は月平均3万円!?:Garbagenews.com

何か、教育も狂ってきている。学校で教える前に塾で教わってきているので、目標に到達している子は改めて学習する必要がない。一体、教室で何をしたらよいのだろうかという疑問。

学級内では学力格差が大きく、能力差に応じた指導に対応するため算数では少人数指導体制が導入されている。(学校規模による)

これも、「より多く」「より早く」「より上手に」出来ることを良しとする人間観に基づくものであり、ナンバーワン教育の陥りやすい面であろう。

江戸時代には既に相撲の番付があった。その後、有名高校・大学の合格者数による学校順位、司法試験や医師国家試験の合格者数別学校順位、一流企業入社数別大学順位という具合に、日本は順位を競い、番付の順位に一喜一憂する傾向のある国民性のようだ。

従って、孫達の状況は好ましいとは思わないが、親としての期待感や心情が理解できるのでとやかく言わない。しかし、割り切れないものを感じる。

少子化時代における教育のあり方は難しいものだ。あと20年も経てば行き過ぎであることに気づくであろう。その時はもう遅かったと気づくのだがsign02

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2011年1月 1日 (土)

神棚と私

7年振りに家族全員での正月。息子と男の孫に神棚の飾りつけを頼んだところ、「あれ、前から神棚あったっけsign02」とのこと。

勿論、何を何処に飾るか分からないので、私の指示に従っての飾りつけが始まった。

1 かく言う私もあまり詳しくはない。何故なら小学校1年生(昭和20年)まで立派な神棚のあった家に住んでいた。

しかし、小樽高等商業専門学校(現:国立小樽商科大学、小林多喜二が先輩)在学中に勤労奉仕で群馬県の飛行場にいるとき、防空壕がアメリカのB29に直撃され、辛うじて命拾いした長男。

その兄が終戦になって小樽へ戻ってきたとき、我が家の神棚や家系図を燃やしてしまったのだ。

「何が神の国かsign02あれ程、神風が吹いて我が国は勝つと言っていながら、こんな惨めな負け方をしてsign03神や仏のご利益はないsign01」と怒りながら燃やしてしまったわけだ。

従って、その後は神棚なしの家に住んでいたが、教員になって下宿した家々(農家)には立派な神棚があった。

さて、結婚当時は神棚を用意していなかったが、米・お酒・雑貨商を営んでいた妻の実家では商売繁盛を願って大きな神棚にお水やお酒を毎日欠かさず供えていた。

だから、そのような家庭に育った妻は、必要以上に気にするので、結婚後の最初の転勤の際に神棚を買った。

しかし、二礼二拍一礼とか、1日と15日に米・塩・水・酒を新しいものに替えることも知っていたが、おろそかにして妻に咎められた時もあった。

また、引越しの際は職場仲間の奥さんが来て、「神棚は運び出した荷物の最後に家長が丁寧に持ち出し、転居先では一番先に搬入するのが作法なのですよ」と教えてくれた。

とに角、神棚を祭る場所、方向、日柄など細かなシキタリがあるが、普段は無視し大晦日には全員が作法に従ってお参りしてもらった。元旦もそのようにしてもらう。

私は今年も家族の健康安全と娘・婿・息子・嫁・孫達の幸せを願ってかしわ手を打ったし、ブログ仲間のご多幸もお祈りした。皆さん、心heartの持ちようで幸せなhappy01新年にして下さいねsign02

追記:天気予報によると今日は全国的に荒れるというが、ここ札幌では穏やかな朝を迎えた。書斎からは東がsun、西がcloud。朝焼けがとても綺麗。(7:40)

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