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2011年1月 6日 (木)

スキー学習で 教師の問題発言が全国紙に

3学期始まって間もなく起こった事件です。

スキー学習の時、滑り降りることを躊躇(チュウチョ)している子どもに対して、担任が「自殺するような気持ちで滑りなさいsign02」と深く考えもしないで言ってしまいました。

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その言葉を聴いたる子どもが、家に帰ってから親に言いました。親は、早速、子どもから聞いたことを新聞社に投書しました。

それが全国紙に掲載され、NHKをはじめ各社報道機関や週刊誌記者の取材攻撃を受けました。記者は子ども達にもインタビューするなど、学校は騒然となりました。

当事者の教員を教育委員会へ呼んで事情を聞くと、「清水の舞台から飛び降りるような気持ちで、勇気を持って滑りなさいsign01という気持ちを伝えたかったのですが、いい表現が浮ばなかったので、つい不穏当な言葉を発してしまいましたsign02」ということでした。

私は「先生の日頃の指導姿勢に不信感を持っているから、何かあったらそれを材料に、担任攻撃、学校攻撃をしようと待ち構えていたと思う」と諭し、

「いったん不信感を持たれたら、なかなか修復は難しいが、これまで以上に子ども達とのふれあいや、保護者との語らいを密にし、信頼回復に努めて下さい」と激励しました。

ところがその先生は、教師への自信を失い、睡眠不足の日が続き、残念なことに『うつ病』を患い、1年後に退職してしまいました。

この事件は一部の保護者が担任の指導力に疑問を持ち、参観日に教師の発言のチェックや日頃の言動を監視し攻撃材料を収集していたわけです。

ところが、つい、「自殺」という不適切な言葉を用いての指導の欠陥を攻撃されたわけです。

教師が子どもとのふれあい(課外活動とか遊びなどを含めて)を軽視してきたため、教師に対する子ども・保護者の不信感が積もり積もって、教師のひとことを起爆剤にして、追い詰められることを学んだ事例の一つです。

また、報道機関への対応に右往左往した関係者は、この事件をきっかけに多くのことを学びました。そのことについて、明日UPしたいと思います。

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