« 札幌市役所への要望 雪捨て場の利用時間延長 | トップページ | ノーベル化学賞受賞者 根岸教授から子供へのメッセージ »

2011年1月10日 (月)

高等ルンペンと 就活氷河期再来

私の小さい頃、高等ルンペンという言葉を母がよく使っていた。ルンペンとは、ドイツ語の「Lumpen」、布切れやボロ服を意味するそうだが、日本ではボロ服をまとってうろつく人、即ち、浮浪者、乞食、失業者、ホームレスのことを指す。

また、高等ルンペンとは、世界恐慌(1929年)や戦後の都市に溢れた高学歴の若者が職につけず、乞食のような生活をしていた若者のことらしい。

とに角、夕食時めがけて乞食が頻繁に出没。ボロをまとい「少しでもいいですから何か食べ物を恵んで下さい」とか細い声で玄関に立つ。気持ち悪いので、夕飯前に玄関の施錠(つっかい棒)をするのが私の仕事だった。

ところが今、「氷河期超え」の厳しさが続く就職戦線が社会問題になっている。極寒の冬に挑む就活生たちが心の安定を失い苛立っていることだろう。しかし、乞食をしたりホームレスになる大学生や高校生はいない。

少子化時代にも関わらずどうして就職が厳しいのか若干理解に苦しむ面もある。

そこで先ず、就活状況を報道から拾ってみた。

①「学生が来てくれない」と嘆く中小企業の経営者。企業にとっては採用難だとも言える。

②就活のインターネット化によりすべてネットを通じて面接や説明会にエントリーし、一人100社くらい平気で申し込む。

③有名企業には10万人単位でエントリーが集まる。だから出身大学や年齢などでふるい分けられる。他の学生は「残念ながら・・・・」の通知が企業から届く。

④有名企業よりも中堅・中小企業に目を向け、視野を広げれば求人はある。

⑤3Kを嫌い、楽して高収入を目指す傾向がある。

⑥就職浪人をしていても親が食べさせてくれるので、働かなければならないという切迫感が薄れてきている。

このような日本の若者の意識をよそ目に、外国人労働者が増加してきている。下記のブログを見ても明らかだ。

日本人の雇用機会を奪いつつある外国人労働者http://promotion.yahoo.co.jp/charger/200602/contents01/theme01.php

今は、戦後の高等ルンペン時代と違い、失業しても乞食をしなくてすむ時代だ。だから、やりたい仕事が見つからないとか、自分に適した仕事に就けないと甘い考えを持つ。このような意識から脱皮しないと、今に外国人に職場を奪われてしまうのではないかと危惧する。

にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ 人気ブログランキングへ

   《クリックありがとう!》

|

« 札幌市役所への要望 雪捨て場の利用時間延長 | トップページ | ノーベル化学賞受賞者 根岸教授から子供へのメッセージ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

フリーターになる子の十か条です。3つ該当したら7~80%の確率で一生フリーターです。

(1)知ってる企業(大企業)ばかりに応募する。(2)数をこなそうと手当たり次第にエントリーする。(3)「受かるためには、どう答えたらいいか」ばかり考えて面接で答える。(4)福利厚生が整っていることを重視する。(5)研修制度を重視している。(6)心のどこかで、「就職難だから、仕方ない。」とあきらめている。(7)「もしダメだったら、就職浪人すればいいし・・・。」と考えている。(8)「もしダメだったら、院進学でもしようかな・・・。」と、考えている。(9)「もしダメでも、悪いのは自分じゃない。今の就活が悪いんだ!」と考えている。(10)就活では正解は何だろう、と受験のように考えて、身動きが取れなくなってしまうことがある

投稿: やまだ | 2011年1月10日 (月) 11時02分

やまださん、ようこそお出で下さいましたhappy01
十か条、なるほどと感心して読みました。正しく要点をついていますね。
どうして、このような考え方になってきたのでしょうね。
北風の教育を排除した結果だろうかsign02

投稿: appochan | 2011年1月10日 (月) 14時50分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1121326/38372708

この記事へのトラックバック一覧です: 高等ルンペンと 就活氷河期再来:

« 札幌市役所への要望 雪捨て場の利用時間延長 | トップページ | ノーベル化学賞受賞者 根岸教授から子供へのメッセージ »