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2011年8月

2011年8月31日 (水)

道南旅行2 函館市内①

異国情緒あふれる元町界隈の散策。

                              坂の上からの眺望

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    旧函館区公会堂                公会堂から海を眺める

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                  ハリストス正教会

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    教会近くからの眺め                  旧イギリス領事館

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函館市北方民族資料館では、アンヌの「装(よそお)いの文様」の意味などを詳しく説明してくれた。館長は小学校教員OBとのこと。

元町界隈に別れを告げて、上湯川町にあるトラピスチヌ修道院に立ち寄る。

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時間切れで建物内部に入れなかったが、敷地内を散策することはできた。見物客のいない静かな修道院は初めての経験。

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2011年8月30日 (火)

テレビ小説『おひさま』で 『月の砂漠』に涙ぐむ

NHK連続テレビ小説『おひさま』で川原さんがハーモニカで奏でる懐かしい曲『月の砂漠』。亡き母が若い時、よく口ずさんでいた曲でもある。

哀愁漂うこのメロディーは、昭和8年(1933)の皇太子明仁(現天皇)の生誕1年前に、東京音楽学校出の作曲家「佐々木すぐる」の手による。

当時、まだ無名の作曲家だけに、せっかくの曲も世に広げるすべのない彼は、自分でガリ版刷りの楽譜を作って全国に草の根活動を繰り返し、次第にひろまっていったとのこと。(唱歌・童謡ものがたり:読売新聞文化部)

「人間死ぬ気で3年努力すれば人生は開ける、というのが父の口癖でした」と懐古する行綱(佐々木の三男で元レコード評論家の弁)。

ところで、私達は音楽のない生活に耐えていけるだろうかsign02 優しい子守唄、ロマンチックなセレナーデ、心を揺さぶる交響曲など、音楽は人々が日々抱くさまざまな感情に訴える。

リラックスさせ、興奮を誘い、元気づけ、気持ちを高揚させ、時には歓喜させることもあれば、涙ぐませることもある。

アメリカの調査(2009年)によれば、8歳から18歳の若者は音楽などを聞くために1日2時間以上を充てているそうだ。

この傾向は日本にも当てはまるのではなかろうか。何事も度が過ぎれは災いにもなることを肝に銘じておくことも大切である。

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2011年8月29日 (月)

道南旅行1 一路函館へ

二十数年振りに函館への旅行。息子夫婦と孫達の賑やかな旅。行程に沿ってスナップを数枚UPしておこう。最初は苫小牧にある『樽前SA』。

Sa1

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昼食は長万部(おしゃまんべ)。道央自動車道から一般道へ下りて「かにめし」を食べに。

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「かにめし定食」とバイキングの飯が同じなのでバイキングにする。値段が安い(笑い)。

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店内にはお土産店もありいろいろな海産物が。またイケスに蟹が泳いでいるので孫達は驚く。

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昼食後→道央自動車道→PA(小休止)→噴火湾沿いcar→函館へ

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旅の第一日目は、湯の川温泉(2連泊)。19:00頃に一昨年死去した友達の家へお参りにweep

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2011年8月28日 (日)

ジャズコンサートの開催 市民有志で

『北広島を音楽の街に』との熱い想いで立ち上がり、疾走している有志一同の姿が新聞で報道されていた。

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2 この仲間は2009年に弦楽器「バリトン」の市内コンサートの開催をも手伝った。

今回はニューヨーク在住のピアニスト・野瀬栄進さんらを招いたジャズコンサート。

市内のソバ居酒屋「山海亭」の稲田保子さん(61)ら10人。

稲田さんの二男の俊介さん(32)がウィーン国立音楽大に留学していた縁らしい。

野瀬さんは俊介さんの友人で、08年から3回、山海亭で仲間内のライブを行った。

今回、国内で活躍するパーカッション奏者の武石聡さんも加わる。

この公演開催に当たり、市の教育委員会に助成をお願いに行ったところ、提出書類が煩雑であり喜んで助成しようとする姿が見受けられなかったので、自力開催することにしたとのこと。

この姿に心動かされた私は、直ぐチケットを買い陰ながら応援しようと思っている。このブログで紹介したのも、小さな応援の一つなのだ。

なお、開催日時:9月3日(土)  開演:午後7時  会場:北広島市文化ホー  入場料:2,800円(ワンドリンク付き)  問い合わせ:稲田さん ℡090・8708・6639まで

<追加> 稲田俊介さんは、過日放映されたBSジャパンの「美の浪漫紀行」で音楽の都ウィーンの見所をコーディネイトした若者でもある。

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2011年8月27日 (土)

勉強する理由は何だ? 子どもからの質問

道新の『読者の声』に中3の子が下記の文を投稿していた。

         勉強する理由を教えて

                         中3 桜井 香澄(小樽市)

私は小学5年生ぐらいから、「なんでこんなに勉強しなくちゃいけないんだろう」と考え続けている。

大人が仕事や普段の生活の中で、歴史や「三角形の証明」を使っているようには見えない。だから私は、今勉強していることの多くは、将来あまり使わないと思っている。

そこで、この疑問を先生にぶつけてみた。そうしたら先生方は「大人になつてから、今習っていることを全部使う機会はほとんどないと思う」と言う。それなのに、私たちが勉強している内容が将来大きく変わることはないとも言う。

この答えに、私はどうしても納得がいかない。

もしもすっきりできるような理由をだれかが教えてくれたら、勉強に対する意識が自分の中で少しは変わるはずだ。

だから私は、納得がいくまでこの疑問を持ち続ける。

この子の質問に私も的確に答えることはできないが、桜井さんにこんなことを言いたい。

スカイツリーや高層ビルが地震や台風で倒れないのは、それを支えている土台がしっかりしているからだ。また、大樹が倒れないのは目に見えない地中に、網の目のような太い根を張っているからなのだ。

学問も高度になればなるほど沢山の知識や技能・思考力を必要とする。特に理数科などは工業立国の日本を支える基礎であり、数学の分野の一つである記号論理という勉強は、弁護士が論理を組み立てるのにも利用されている。

また、歴史などは私達の生活と切っても切れない関係にある。例えば、戦争の歴史を考えてみても分かるはずだ。

人間社会が経てきた変遷・発展の過程や、ある事物・物事の現在までの進展や変化してきた過程を学ぶことは、私達の未来の生活や生き方を考える上での土台となる大切なことなのだ。

桜井さんの場合、いま学習している事項が無意味なものと考えているようだが、学習・勉強する目標がしっかりと決まっていたならそう考えるのではないかと思う。

学問は系統的な積み重ねであるため、すべて土台とも言える基礎基本が確かでなければ、新しい問題や課題に立ち向かうことができないのだ。

自分が将来何になりたいのか、どのような分野・方向に進みたいのかを決めると学習すべき事項も自ずと軽重がついてくる。

一方、脳の『海馬(かいば)』『前頭葉』『側頭葉』の働きと学習の関係を理解しておくと、学習の必要性が別な角度から分かるような気がする。

更に、「教養のある人」とか「常識のない人」などの言葉を聞くことがあるだろうが、これも教育によって人間性がどう培われたかが問われているのだと思う。

私の言っていることが理解できるようになるのも、教育の力なのだ。

私はこんな抽象的な言葉でしか説明できない。まして、教育と人間性の陶冶などを論じても分かるはずがないので、具体的な事例や数々のエビソードを上げて理解してもらうしかないと思っている。

もし、4年生の孫娘に同じような質問を浴びたら、どう答えようかと考えている。なお、学校教育の場では、この問題をテーマにディベート(debate:賛否二つに分かれて行われる討論)しても面白いのではないかと思う。

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2011年8月26日 (金)

暴力団関係者と 学校教育の推進

暴力団関係者との交際で芸能界を引退した島田神助の報道記事を見て思い出したことがある。

私がいろいろ指導を受けたA校長の体験談。即ち、ある炭鉱町の大規模中学校に勤務している時の生徒指導上の苦労話である。

カツアゲ(脅迫して金品を巻き上げる行為)や器物破壊、校内暴力等々が数名の生徒によって繰り替えされていた。

ある時、生徒指導の教員宅に1人の生徒が訪れ、「センコウ居るかsign02 居ないのなら帰ってくるまで待たせてもらうぞsign03」と凄み、座敷に案内した奥さんに対して「膝をかせやsign01」と言って、ふところに忍ばせていた匕首(アイクチ:つばのない短刀)を畳に刺し、震えている奥さんの膝を枕にして居眠りしだしたのだ。

余りの恐ろしさに奥さんは失禁(尿を漏らす)してしまった。その後、帰りの遅い教員を待ちきれず、この生徒は捨て台詞を残して帰ったとのこと。

とに角、これらの生徒は気に入らないことがあれば、職員室に乱入し、持ってきた野球のバットで蛍光灯をかたっぱしから割るという事件も起こしていた。

校長は女子教員の身の安全を守るために、男子教員をボディーガードにつけグループ出勤・退勤の体制をとった。

校長自身も二人の娘の安全を守るために、木刀片手に駅まで送迎した。なお、この校長は剣道四段?の腕前。

非行を繰り返す生徒達の一部は、町のヤクザ仲間の手先になつているとの情報を得た。それで校長はある決断をした。

早速、町の暴力団組長宅を訪れ、

「貴方の組員と思われるが、本校の生徒を手下にしていろいろ悪さを教えるので、学校としては大変困っている」と生徒非行の概要を説明し、正常な教育活動を推進するためご助力願いいたと懇願した。

すると組長は、

「うちの舎弟(シャテイ:子分)が大変ご迷惑をおかけし申し訳ございません。生徒さんには手を出さないように厳しく指導しますのでご安心下さい。ところで校長さん! 校内暴力を繰り返す生徒さんには痛い目に遭わせなければ、なかなか立ち直りませんよ!今度騒ぎを起こしたら警察にショッビイテ(逮捕)もらった方が良いですよsign03」と助言したとのこと。

さて、それから数日して、例の生徒達がまた校内で暴れだしたのである。校長はすかさず警察署へ通報した。その結果、6人?の生徒が現行犯で逮捕されたのだった。

このニュースは、翌日の北海道新聞の社会面に大きく報道され、世間を驚かせた。ある識者は学校に警察を導入することに対して猛烈に反対の立場でコメントしていたが、学校の教育指導の限界を指摘する声も載せられていた。

非行生徒を退治した?(逮捕された6人は少年鑑別所に移された)後の学校は、台風が去ったように平穏で正常な教育活動が展開されていったのだそうだ。

なお、校長が警察署に通報する前には、教育長やPTA役員と事前に協議し腹を決めていたとのこと。また、暴力団組長へ直談判に行く時には、刺殺されることを覚悟していたらしい。

しかし、さすが親分(組長)である。礼儀をわきまえ紳士的に接遇してくれたので、住む世界が違うが、上に立つものはそれなりの品格と威厳さを持っていることに驚いたとも語っていた。

更に校長は、この一連の事件をふりかえって、次のようなコメントを残してくれた。

病人にはその症状に応じて薬の処方が異なる。

① じわじわと効果を期待する場合には漢方薬を処方する。

② 即効性を求めるにはペニシリンや良く効く抗生物質を投与する。

③ 末期的症状の時にはモルヒネのような麻薬を投与して痛みを和らげてやる。

学校教育の場でも、問題や課題に応じてこの三つの処方のどれを選択するかは、校長の決断によらなければならない。そして、如何なる場合でも責任はすべて校長がとるという腹ができていなければならない。

私は、管理職になってから絶えずこの言葉を思い出し、学校経営や教育行政の執行に努めてきたつもりである。

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2011年8月25日 (木)

知能指数より 『やる気』の喚起

小学校低学年で学力遅進児だった子が、担任にも見捨てられ、母親の温かい支援・指導で世界の発明王となったというエジソンの話はあまりにも有名です。

あの万有引力の法則を発見したニュートンも落ちこぼれ少年だったそうです。

また、知能程度は定かでありませんが、漫画界に新風を吹き込み、一時代を築いた故手塚治虫は昆虫少年で独自の世界を拓いた人です。勉強、勉強と急ぎたてる親からはこのような少年は出現しなかったと思います。

身近な例では、小学6年生のある子は知能指数の偏差値が45(5段階評価では3の下)でした。しかし、北海道でトップと言われていた札幌市内の進学校(高校)に合格しました。このような例をあげれば枚挙にいとまはありません。

人間は140億の脳細胞があり、普通の人はそのうち30%も使っていないと言われています。努力すれば夢はかなうという言葉を信じて、頑張らせることが重要性です。

とにかく、親は目先のことにとらわれ過ぎます。そして「早く○○しなさい」と急がせます。『親』という字は、『木』の上に『立』ち『見』るという字の組み合わせたものです。

即ち、高い所からよく見ること、言い換えれば、先を見越して(願いや長期的展望を持って)子どもの成長を長い目でみてやる姿勢が大切であることを暗示しています。

これも心しなければならない事項の一つです。

なお、元大阪市助役で弁護士の大平光代のエビソードも参考になります。

また、ある高校の数学の教師の話(平成16年4月の道新報道)も考えさせられる話です。

中学卒業時        かけ算九九を全部いうことができなかつた。

23歳の時         あることをきっかけで勉強しようと思い、九九や小学

                       校3年生用のドリル帳を買って勉強し始める。

24歳で定時制高校へ  朝5時に起きて会社に行く時刻まで勉強。帰宅後午

               前0時まで机に向かう。

27歳の時         名古屋大学に入学。

37歳            高校の数学教師になる。

人間は『やる気』になれば、驚くほどの力を発揮するものです。このことを念頭に置いて、子どもを励まし期待する姿で望んで欲しいと願っています。

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2011年8月24日 (水)

リコーダー演奏の工夫

音楽専科教師からこんな相談があつた。

専科: 先生のクラスのC君とE君、何とかならないかい。リコーダーがよく吹けなく、とんでもない音を出すので、みんなの迷惑になつているのだよsign01

私:  そうなの、困ったね。どんな方法があるの?

専科: 放課後、特訓してくれないかいsign01

私:  特訓してモノになるの?

専科: 学芸会までそんなに時間がないのでダメかも知れない。駄目だったら、発表当日、リコーダーにテープを張って、吹いているように見せるしかないねsign03

私:  一寸考えさせてくれない

相談された私は、3年生から教わっているリコーダーを今更練習しても直ぐモノになるとは思わなかった。しかし、テープを張って誤魔化すというのは、教育的に許すわけにはいかなかった。

そこで思いついたのは、メロディー全部を吹かせるのではなく、『ド』と『ソ』の音のみを伴奏として吹かせたらどうであろうかsign02ということ。

翌日の『朝の会』(ホームルーム)の時、クラス全員に発表曲である『エーデルワイス』を吹かせてみました。

その録音を聴いた友達は、「違った音を出す人がいるので変だ」「私も変だと思います」「変な音をわざと大きく吹くから曲がだいなしになってしまう。もつと聞こえない程度に吹いて欲しい」との感想がほとんどでした。

ついでにC君とE君にも感想を聞くと、やはり変だと云うのです。

放課後、C君とE君と上手に吹ける友達数人に残ってもらい、メロディーの下に『ド』か『ソ』のみを吹く印を入れて数回練習しました。そして、このことをクラスメイトには内緒にしておき、驚かそうと約束して帰宅させました。

いよいよ『朝の会』で『エーデルワイス』を演奏し、その後、録音テープを聴いてもらいました。

「先生、どうしたの。昨日は変だったのに、今日は全然変でないsign01

「凄くきれいに聴こえた」

「C君やE君が、吹く真似をしていたのではないですか?聞いてみようよsign01

C君もE君もhappy01ニヤニヤしながら、「吹いていたよsign03」と言うと、嘘だろうと疑う友達も現れました。それで、昨日残って練習に付き合った友達だけで、再度『エーデルワイス』を吹いてもらうと、やっと友達はカラクリに気づきました。

私は、『夕焼け小焼け』の何小節かのメロディーを単音で弾き、次に簡易伴奏を付けて弾きました。和音伴奏を付けた方が、響きのある奥深い音となって聞こえることに気づかせたわけです。

『ド』『ミ』『ファ』『ソ』『ラ』は『ド』の音。『レ』『シ』は『ソ』の音でも、このように聞こえること、簡易伴奏で長調の場合は、ドミソを主和音といい、ソシレを属和音、ファラドを下属和音で、この和音に入っている音を合わせると、いい響きになることを付け加えました。

C君、E君の努力と協力に感謝ということで、クラスメイトが大きな拍手を送ると、二人はテレなからも大変嬉しそうな顔happy01をしていました。

数日後、音楽専科が大変勉強になったとお礼を述べにきましたので、一件落着で安堵したことを覚えています。

1

それから七か月後、C君が開校記念日の鼓笛パレードに小太鼓をやりたいと申し出たわけです。「どうして?」と聞くと、「格好いいから」との返事です。リコーダーでの取組みを皆に認められ、自信を持つた結果のようです。

それから私とC君の悪戦苦闘の練習が始まり、ついにクリアしたわけです。

市中パレードの初めから終わりまで、母親がニコニコしながらパレードに沿って歩いていました。演奏終了後、母親が駆けつけ、C君の出来栄えを褒め涙を流して私にお礼を述べてくれました。

久しぶりに充実感・成就感を味わい、C君と抱き合って喜びを分かち合ったことが懐かしく思い出されます。

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2011年8月23日 (火)

彫刻作品の値段は 高過ぎるのか

札幌の新名所『創成川公園』にこんな彫刻があった。製作者は誰だかプレートが張られてない。

美唄市の野外彫刻公園「アルテピアッツァ美唄」では、閉山になった 炭鉱の学校跡地に、安田侃の大理石やブロンズの作品40点余が展示されており、両陛下も訪れたことがあるが、おそらく彼の作品ではないかと思った。

1

案の定、過日の新聞報道で、この大理石の作品はやはり安田侃の作であることが判った。財政難の札幌市がよく彼の作品を購入できたものだと驚いた。

Photo_3 岩見沢駅前にある、朝倉響子作の『友だち』は1,500万円?と聞いている。

安田侃と同様、北海道出身の米坂ヒデノリの『赤い靴母思像』(留寿都村の赤い靴公園内)が約540万円。昭和新山の前にある『三松正夫像』(昭和新山を継続観測した人物)が約953万円。『コタンコロカムイの詩』(標津町)が1,000万円とのこと。

私達は随分高い値段と驚くが、一つの作品を制作するのに、想を練り、制作までの期間を考えると、特別高くはないのだ。

各自治体が財政難に陥っている時、一番被害を受けるのは芸術家であり、困窮を極めている人もいる。

その点、ヨーロッパの国々は芸術家や芸術作品にお金を惜しまないような気がする。

フランス、イタリア、オランダを旅行した時、親が小さな子の手をとりながら絵画や彫刻を鑑賞している姿を多く見受けた、ホテルの部屋には必ずといっていいほど絵画が張られていた。日本ではそのような姿はあまり見受けられない?

このことは、日本の芸術大学の数を見ても分かる。芸術家では食っていけないという考え方が定着しているからではなかろうか。

豊かな国とは、経済力のみを指すのではなく、芸術作品の鑑賞を含めた心の豊かさをも視野に入れる必要があるのではなかろうか。

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2011年8月22日 (月)

『めんこい仔馬』と 軍事色

ラジオから懐かしい歌が聞こえてきた。ひばり合唱団が唄う『めんこい仔馬』。

この歌は昭和16年の日米開戦の年に作られた東宝映画『馬』の主題歌で、軍事色をうかがうことのできる歌詞も見当たる。詳しくはブログ『軍馬哀歌(めんこい仔馬 覗いて見て下さい。

歌、映画、雑誌、新聞、ラジオ・・・教育も軍国主義をあおるものばかり。言論統制、検閲などの制度によつて国民の自由が奪われた悲しい時期。

そんな世であることをも知らない私たち小学生は、『めんこい仔馬』の替歌を喜んで歌っていた。

山の奥の薬屋さん ハクボク(チョーク)削って 粉薬

馬のションベン(尿) 水薬   オーレ

鼻くそ丸めて 黒仁丹  それを飲む者  アンポンタン

1                               馬といえば5、6歳の頃に近所の小父さんが白馬に跨り、腰には軍刀を下げ、胸を張って進む馬上の姿に憧れた私。小父さんの階級は軍曹。私も大きくなったら軍人になり大将になりたいとの夢を抱いたことを思い出す。

戦後66年、戦争という言葉が遠い昔話の世界になりつつある昨今。戦争を知らない政財界や教育界のリーダー達。「日本丸の舵とりを宜しくお願いします」と祈らざるを得ない。

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2011年8月21日 (日)

NPOの運営と問題点

東日本大災害への被災者に対するNPOの活動や、不登校児童・生徒の受け入れ等に対するNPOの活動等に日頃から敬意を表している私。しかし、NPOの現状と問題点を把握しておくことも大切と思うので若干触れてみよう。

1 NPO(Non-Profit Organization 民間非営利組織)の現状

 「民間」とは、国や自治体とその監督下にある公社、公団などを除いたもの。「非営利」とは、営利を目的としないことで、無償という意味ではない。

自らが掲げる社会的使命の達成のために収益事業を行うことであり、活動に必要な家賃、人件費などの経費と事業継続のための再投資などは事業収益でまかなうことになる。

ただし、収益を団体の構成員に配分してはならないし、禁止されている。なお、役員報酬を受ける者は役員総数の三分の一以下であることとなっている。

・NPO法人法(特定非営利活動法人)の施行  1999年

・21,000を超えるNPO法人誕生(2006年現在)

1/3が事業成功 1/3が収支はぎりぎりか赤字で頑張っている

1/3が活動休止状態  解散した団体が約340団体

2 NPO三つの体系

 ① ボランティア型NPO

 ② ボランティアと事業との混合型NPO

 ③ 事業型NPO(これからの主流)

  ・組織を維持していくための経費

  ・次の事業のための設備投資

  ・利益のみを追求する企業とは違い、利益を分配しない

3 NPOの課題

 2001年10月からNPOへの寄付に対して税制控除する法律が施行されたようだが、条件が厳しく実効性が薄いとの指摘がある。従ってNPO法人側は自主財源の確保に困難を極め活動・運営を休止していたり解散せざるを得ない状況に追い込まれている実態もある。

札幌市にある不登校児童・生徒を対象としたフリースクールも自主財源の不足により運営困難な状況にあるらしいし、これに類した教育支援団体もおなじようなことがいえるであろう

せっかく複雑な多くの文書を提出してやっとNPO法人資格を取得しても、運営難で立ち消えとなるところが多いのは、NPO法人に対する寄付に対する税制控除面や公的支援との関係で多くの問題があるようなので、そろそろ再検討する時期にきているのではなかろうか。

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2011年8月20日 (土)

ツルムラサキ 栄養価はホウレンソウの4倍?

妻が観賞用(1株¥150)として育てているツルムラサキが夏場のミネラル補給に抜群の葉采類であることを知った。

1 別名インデアンホウレンソウと呼ばれていおり、原産は、南アジアの熱帯地方とされている。

ホウレンソウの約4倍?の栄養価があり、カロチンが豊富でビタミンA、C、K、葉酸を含み、ミネラルではカルシウム、マグネシウム、カリウムが多く、鉄も含む。

また血液循環をよくして老化を防ぎ、各器官の働きをよくするゲルマニウムもわずかに含むとのこと。

葉菜類が少なくなる時期のミネラルに富む優れた野菜。胃潰瘍、肝臓病、バセドウ氏病、また、葉を乾燥したものは解熱、整腸、通じ薬としても古くからよいといわれているそうである。

料理には生葉、茎の先、花軸、花果、茎全体のいずれも2 利用できるそえうだが、早速お浸しにして食べてみた。(ピンボケの写真で失礼)

オクラやモロヘイヤなどと同じ「ぬるぬるネバネバ系」の野菜味。

調理法として、天婦羅、炒め物に広く利用されている。その他サラダ、海苔巻、椀物、鍋物、汁の実などにも利用されており、味噌汁に入れて食べてみたが、ホウレンソウとワカメの混じった味で好きになりそう。

来年は4株ほど植えて、夏バテを防ごうと思っている。このことを知った今年の夏は、思い出に残ることだろう。

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2011年8月19日 (金)

教育のひずみを正す道

私が教育長をしていた町には“『里山づくり』を通して、自然から学ぼう!”との活動が多くの人達の協賛を得て推進されている。その協議会の記念誌の発刊のことばを依頼されたので、下記の文を寄稿した。

                 教育のひずみを正す道

A町いきもの里づくり推進協議会の皆様には,日頃より「○○里山の日」を中心に、多くの町民に呼びかけ『ふるさと再生・創出プロジェクト』事業活動に取り組まれ、大きな成果を収めておられることに対し、心から敬意を表します。

また、この度、貴会の研修報告書『いきものの里のなかまたち』2005年版が発刊されますことに改めてお祝い申し上げます。

さて、今年は戦後60年の節目にあたる年でしたが、何かにつけ、この間の変貌の大きさに今更ながら驚いている昨今です。

数年前に中央教育審議会が第一次答申で「生きる力」を育てるため、子どもの「遊び」の重要性を強調し、生活体験、自然体験を豊富に持たせること、異年齢集団での交流などを提言しましたが、私たちの少年時代、それらは日常茶飯事だつたわけです。

さて、国民学校1年生で終戦を迎えた私や当時の子ども達にとって、遊びは一日の生活のうち重要な部分を占めておりました。そして、様々な遊びの知恵を授けてくれたのは、近所の上級生でした。

島崎藤村は『幼きものへ』の中で、「おもちゃは、野にも山にも」と書いていますが、本町には豊かな自然(林、草原、丘、水、新鮮な空気、石、土など)があります。

これらは、子どもにとって魅力に富んだ未知の宝庫です。私たち大人の想像も及ばないことを考え、とてつもないことを実行します。その創造は自由自在であり、その思考は飛躍して火花を散らせます。その過程で情操が培われます。

自然はいかに精密で値段の高い遊具より勝るものです。ところが、残念なことに、そのことに気づいている子育て中の若い親や先生方が意外と少ないことです。

子どもは教科書や書物で学ぶよりも、遊びを通したり、為すことによって学ぶものであることは学習心理学上からも明らかになっております。

手塚治虫のような昆虫少年や釣りばか少年などを育てることこそ、教育のひずみを正す道ではないだろうか。そのような意味からも、益々皆さんのお力添えが必要であり、親子を巻き込んだ幅広い自然体験活動となっていくことを期待しております。

最後に、貴会の益々のご発展と会員皆様のご活躍を祈念申し上げ、発刊に寄せる言葉と致します。

過日、夏休み中のラジオ体操に出席されている元道教委参事(高校長)が嘆いていました。「夏休みだというのに、塾通いをしている子どもの多さには驚きますねsign01 今の教育は何か狂っていませんかsign02 私共の現職時代は、これ程ではなかったですよねsign02 子どもが可哀想に思いますよsign03」と語りかける。

私もまったく同感だ。今と昔の親の「子育て観」の違いが、このような状況をつくり出してきたのだろう。心にゆとりのない今の親を気の毒に思う。

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2011年8月18日 (木)

教員の仕事と学校運営組織

「教員は夏休みがあって良いですねsign02」という声をよく聞いた。北海道の一部の学校では、子どもの夏休み期間中に校外研修:自宅研修と称して殆ど出勤しない教職員がいた時期があった。

そんな実態を見てきた私は、東京都新宿区中野のある小学校を訪問して驚いた。学校運営組織・事務分掌が課題解決に向けて効率よく組織されていたからだ。

1 更に、常置委員会と特設委員会が設置されていたのだ。

<常置委員会> ・企画委員会 ・学年主任会 ・生活指導部会 ・特別活動部会 

           ・評価委 員会 ・研究推進委員会

<特設委員会> ・学校保健委員会 ・体育的行事委員会 ・音楽会委員会 ・展覧会委員会

           ・入学対策委員会 ・卒業対策委員会 ・予算委員会

<PTA各種委員会> ・校外生活 ・文化 ・広報 ・学年

この学校は学年2クラス編成で専科の教員が6名いる規模の学校。18名の教員が1人2~6の部会・委員会に所属し学校教育活動が推進されていた。

北海道では北教組(北海道教職員組合)の主任闘争で、命課された主任・部長の受け皿を無くするために、 部制を拒否し『1人1係制』を推進していた学校が多かった。

従って、東京都のような学校組織の重層構造を廃し、単層構造を余儀なくされたため、学年主任会や教務・指導部会の位置づけに反対し、無理に組織化しても形骸化するような校内闘争が繰り返された。

したがって、そのような校内運営組織なので、質の高い教育を推進できず、1部の学校では学力も低下していた(学力テストを拒み、テストに関わる業務拒否・返上)。

学校の教育課題を解決するためには、課題解決に対して最適な組織化を図り、全職員の英知を結集し協働の力で課題解決をしなければならない。そのような観点から北海道の教育を考察すると、余りにもお粗末すぎたと言っても過言ではなかろう。

子どもの健やかな成長の基盤をなす知・徳・体の調和のとれた教育を施すためには、現在の子どもの姿や実態を明確に把握し、学校が掲げる教育目標の具現化に向け、全職員が意欲的・積極的に取り組まざるを得ない組織を構築することが重要であると思う。

残念ながら、北海道の小中学校の管理職は一部の都市の先進校を除き、若い時から重層構造の校内組織や課題解決のためのプロジェクトチームを編成するような学校に勤務した経験が極めて少ないと思われる。

北海道の教育を立て直すためにも、管理職や中間管理職は学校運営組織についてもっと勉強して欲しいと願っている。

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2011年8月17日 (水)

刺身に虫 胃痛で救急車要請

14日20時頃、「腹痛がひどく なったので医者に行きたい! 」との妻の訴え。日曜日の当番医院をインターネットで調べたところ、居住している厚別区の病院・医院はすべて17:00まで。

やはり中央区にある夜間急病センターまで行かなければならないかsign02と思案していたが、娘や嫁達の意見を採り入れて救急車を要請することになった。

妻は「そんなに大げさにしなくても!」と戸惑っていたが、否応なしに呼んだ。

 Photo約15分後にサイレンの音が聞こえてきたので、外に出て合図をした。パジャマ姿の妻は、お腹を押さえうつむきながらそろそろと歩いて救急車に乗った。勿論、初めての利用。

隣近所の人達が、何事かと思って外に出てきた。家の前に停まっている救急車内では2人の救急隊員が腹痛の程度、病歴、かかりつけの病院等を聞きながら、血圧測定や心拍数を調べていた。

たまたま2年前に虚血性大腸炎を患い入院していた病院を告げると、その病院に電話を入れ受け入れてくれるよう依頼していた。

直ぐ地下鉄大谷地駅に近い病院へ直行することになったのだが、どのような道順が一番近いのか運転手が分からない。何故なら、管轄外(南区)の救急車なので土地勘がない。

たまたま救急隊員の1人が近隣に居住していたので、運転席に移動しながら道順を指示。

私が「この救急車、カーナビがついていないのですねsign01」と問うと、隊員は「私共は強く要請しているのですが、財政難なのでしばらく待ってくれとのことですsign03」と言う。

人の命を預かる救急車にカーナビがないことを初めて知った私は、あきれてしまったangry

さて、妻の腹痛の原因は翌日の内視鏡検査で判明した。

Photo 驚くことに胃に虫が刺さっていたのだ。前日に食べたサヘーモンの刺身かマスの魚卵であるイクラの醤油づけの中に線状の虫がいたらしい。

内視鏡で撮った胃の写真を見て驚いたが、嫁や孫達も食べたのに妻だけが刺さるとは不思議である。一晩中腹痛に堪えていた妻には申し訳ないが、今度刺身を食べる時には気をつけなければならないことを学んだ一件だった。

なお、医者の話によるとイカ、白身の魚、サーモン、マスの子にはよく虫がいるので、よく見てから食べるようにして下さいとのこと。また、内視鏡で虫を取るのは難しいのに、A先生もたいした腕だなあと同僚を褒めていたのが印象的だった。

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2011年8月16日 (火)

理想の子ども像 本音と建前

ある生命保険会社が小中学生の両親に実施したアンケートで、こんな理想の子ども像が浮び上がったとの新聞報道を見た。

調査によると、「どんな子どもになってほしいか」との質問に対し、

・「思いやりのある子」との回答が55.0%

・「体の丈夫な子」         47.8%

・「心の強い子」          42.8%

・「勉強のできる子」       13.5%

このアンケートは6月、小中学生の子どもを持つ30~40歳の父母を対象にインターネットを通じて実施し、1,860人から回答を得た数字だそうだ。

この種のアンケートは建前で答える親が多く、本音は「勉強のできる子」であることが、懇談会時の保護者の質問や必要以上に点数を気にする親の態度からも伺うことができる。

したがって、俗に『建前論調査』とも呼びれることもうなづける。

さて、親の「勉強のできる子」の願いはどの時代でも同じであろう。これは、「勉強ができる」→「有名私立中学校」→一流高校・大学→一流企業→幸せな生活 という人間観に基づくものであろうが、少子化時代を迎えた今日、このような考えが益々支配的になってきたように思う。

長い目で子どもの成長を見ていくと、必ずしもそうではないように思うのだが・・・・・。

いずれにしても、私立大学・高校が少子化により経営難に陥っている現状を、中高一貫教育などをキャッチフレーズにして乗り切ろうとする経営者の姿勢が如実に現れているような気がする。

このような私立志向の教育に資本投資する親は経済的に大変である。

豊でない家庭の子は、「金持ちに負けてなるものかsign03」とのハングリー精神で果敢に立ち向かって欲しい。昔は貧乏人の苦学生が優秀な成績を修め、社会で活躍する姿がよくあったものなのだ。

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2011年8月15日 (月)

6歳児 自転車で9kmを乗り切る

札幌市から北広島市へ通じる自転車ロード:エルフィンロード(ロードナビ | 北広島)を6歳の孫息子に挑戦させたいと思い、車で『自転車の駅』まで行き、そこから貸し自転車で北広島へ向かってスタート。

1_3 2

3 4

北広島駅でアイスクリームを食べて、とんぼ返り。

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6

7

往復9kmの道を無事に突破。お昼過ぎに北広島にある『くるるの杜』で昼食。お腹が空いていたので、豚ドンが特別美味しかった。

8 9

このサイクリングで翌日足腰が痛かったのは、年齢順だった。6歳の孫はどこも痛くなくいたって元気なので驚く。

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2011年8月14日 (日)

校長も分からなかった 体積・容積・重さの関係

4年生の孫娘がテレビで「14haの面積もある・・・・・・に・・・」というニユースを聞いて「haって知っているsign01」とつぶやく。

それで、午後から体積・容積・重さについての既習事項の理解度を確認しながら、考えさせた。

提示した問題は、一辺が1㎝、10cm、1m(100cm)の立方体に水を一杯入れました。それぞれの立体の体積、容積、重さを調べなさい、という基本的内容。

立方体の見取図を描いて考えさせ、知識として理解させることが大切。但し、下の関係は水を入れた場合であることに留意すること。

1辺が1cm  →   1c㎥       1mℓ(1cc)     1g

〃 10cm  → 1000c㎥       1L(ℓ)        1kg

〃  1m  →    1㎥     1kL(ℓ)       1t

この基本を理解していると、あとは単位を変えるだけで単位換算問題ができるようになる。なお、このことを友達や親に説明できたら一層理解が確かなものとなる。

また、このことを理解していると、1㎥=1000000c㎥のような単位換算を暗記しておく必要がなくなる。

加えて、身近な数字として1円硬化は1g、上下水道料金は㎥単位で決められているし、ペットボトルは1.5ℓ、500mℓ等のあることを理解しておくのも量感をとらえるのに役立つ。

ちょっと予断になるが、メートル法の10進構造を理解するのに、私は小学校時代に兄から次ぎのようなコトバを暗記させられた。

キロキロとヘクト デカけた メートルが デシに追われてセンチ ミリミリ

  

<>
〔メートル法の長さの単位〕
<>


メートル(m)

ミリメートル (1/1000メートル)
センチメートル

(1/100メートル)

デシメートル (1/10メートル)
デカメートル (10メートル)
ヘクトメートル (100メートル)
キロメートル (1000メートル)

<>


〔メートル法の質量・重さの単位〕
<>


グラム(g)

ミリグラム (1/1000グラム)
センチグラム  (1/100グラム)
デシグラム (1/10グラム)
デカグラム (10グラム)
ヘクトグラム (100グラム)
キログラム (1000グラム)

<>


〔メートル法の体積・容積の単位〕
<>


リットル(l)

ミリリットル (1/1000リットル)
センチリットル (1/100リットル)
デシリットル (1/10リットル)
デカリットル (10リットル)
ヘクトリットル (100リットル)
キロリットル (1000リットル
なお、上記でアンダーラインを引いている単位は日常使われていない。しかし、この表からメートル法の10進構造を発展的教材として理解させることもできるのだ。

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2011年8月13日 (土)

大きい空の下、大自然と遊ぶ孫達

孫達に北海道らしさを体験させたいとの妻の願いで、千歳飛行場から車で約15分ほどの距離にある『ノーザンホースパーク』へ行った。そのスナップを数枚UPしておこう。

Photo

2 3

4

5

6

7 8

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疲れたママさん達はご覧のとおりconfident

12

千歳市は34.2度、札幌市で33.8度で今季最高を観測したというが、此処では木陰の芝生がひんやりと裸足から伝わってくる。<撮影:8/11>

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2011年8月12日 (金)

予算案ひとつで ケチになった孫

青少年科学館での体験活動と買物のため、新札幌に出向くことになった孫達と私。

私: 今日の行動はすべてあんたにまかせるねsign01 ところでお金は何円持っていったらいいのだろうかsign03

孫娘: 1人4,000円位かなsign02

 1                             私: あなたのお小遣いは月に900円と聞いているけど、4,000円なら約5月分のお小遣いと同じだね! 僅か半日で5か月分も使うのは、どうだろうかsign02

孫娘: うん、分かった

それで、予算案を作ってもらった。予算案という言葉は国会でのニュースでよく言っているので知っているとのこと。

出来上がった予算案はこのようなもの。

さて、新札幌の大きなショッピングセンターで、先ずランチをとることになった。

孫娘: ランチの値段が安かったら、残ったお金はどうするの?

私:  あなたの買物に使っていいよ!

このやり取りで、孫娘の行動に変化が生じた。レストランをいろいろ覗いて最初に決めた場所とメニューはこのようなもの。

2 3  

随分安いので私はビックリした。6歳になった孫息子が言う。「グランパ、このお店の名前を覚えているかいsign02 サイゼリヤと言うんだよsign01 いいかい、覚えたねsign03」と念を押す。

その後、自分達のお小遣い(孫息子600円、孫娘900)と私が上げたお小遣い(各自1,000円)で買物。

5 6

孫息子: グランパ、お腹空いたsign01 パン食べたい!

私:   お姉ちゃんにお願いしてsign02 今日は全てお姉ちゃんに任せているからね。

弟の要望を採り入れた姉は、パンを購入。

7_2 8

大人に混じって並び、会計を済ませて持ってきたパン。

孫娘: グランパのパンが一番高いのよsign01 168円なんだよ!

私:  ありがとうhappy01 何というパン?

孫娘: ベーコンエッグ

私:  そうなの、随分カロリーが高そうだねsign02 ところでお飲物はどうするの?

カウンターから持ってきたのが、ただの水。

私:  なーんだ、ただの水じゃないかsign03 ジュースもあるでしょうsign01

孫娘: グランパ、自販機で買うと130円で買えるのよ。店のは高いから後でねsign03

私: 分かったよ! 恐れ入りました。

昨年も近くのレストランでランチをとったが、その時はイタリア料理のフルコースを注文したのに、今日は急にケチになっていた。(笑い)

青少年科学館(入館料:敬老者割引で500円)の見学後、またショッピング。残ったお金でストラップや雑誌などいろいろ買ってご満悦の孫娘。

バスの中で、「グランパ、もっと小さな声で話しなさいsign03」と咎められることが3回。

帰宅後、「周りの人の顔を見るとわかるでしょうsign02 静かにしてと言っている顔でしょう」と説明する孫娘。確かな成長を今日の言動から知った私でした。

それにしても、予算案を作らせることによって、消費生活の基礎を学んだことだろう。なお、6歳の孫息子は定価1,200円の絵本を買い、消費税を払ったので、財布には86円のみの残金。際どい使い方に驚く。(笑い)

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2011年8月11日 (木)

単位の異なる計算 夏期講習の問題

小学4年生の孫娘の夏期講習テキスト(企画編集:日能研)に次ぎのような計算問題が載っていた。

                  2k㎡-84000㎡=□㎡

しばらく考えていたが分からない。そこでママに聞いたが忘れてしまったとのこと。それで私に教えを求めにきた。

私は白紙に長方形を書き質問した。

私: 2k㎡の面積は縦・横いくらの長さなの?  孫:1kmと2km

私: 1kmと2kmの単位を変えるとどのように表される?

孫: 1000mと2000m   あ々、そうかsign02 1000×2000で2と0が6個

   だから2000000-84000  なるほどねーsign01 分かった分かったhappy01

足し算や引き算は単位を同じにしなければならないこと。㎡→k㎡は難しいから、k㎡→㎡の方が易しいこと。

また、図(面積図)を書いてみると、考え易いことに気付かせた。子どもによっては単位を無視して、2-84000は引けないから分からないという子が多い。

・単位を同じにしなければ加減計算はできないこと

・図に表すと考え易くなること

・面積は単位を変えていろいろ表すことができること

・この問題は長方形の面積を求める公式を知らなければ理解できないこと

・kmをmに単位換算できなければ、答えが導き出すことができないこと

このことを理解させ、「貴方は長方形の面積の求め方やkmをmになおすこともできるし、大きな数の引き算もできるんだねsign01 たいしたものだsign03」と褒めてやるとhappy01顔で計算していた。

計算問題で間違っていても、褒めるところがある。例えば、この数字の書き方は随分上手ねsign01と言えば子どもは喜ぶ。

子どもを教える際は、誤りを叱るより褒めることを見つけることが大切と思う。本州ではまだ3週間も夏休みがあるという。。この期間を上手に子育てに利用する保護者になって欲しいと願っている。

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2011年8月10日 (水)

夏休みの自由研究 ヒトデの害と利用

北海道は30℃を超す猛暑。早速孫達と海水浴。

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孫達が何かをとっている。収獲はこのような物。

2 3

孫の質問:グランパ、ヒトデ食べれるsign02   

私:食べれないよsign01 だから後で海に戻してやろうねsign03 生き物だからねsign01

私の認識では、ヒトデは漁師なかせの生物。だから、このヤッカイ者は捕獲したら直ぐ廃棄処分するのが一般的と思っていた。

そこで、念のためにインターネットで調べてみたら新しい発見が幾つかあった。

  • オニヒトデは強力な毒があり、刺されると激しい痛みが走り、最悪の場合は死亡のおそれもある。
  • サンゴを食い荒らしたり、貝を好んで食べ、網にかかった魚まで食べるために網を破るので「海のギャング」と呼ばれ大変嫌 われている
  • 一本の腕をちぎられても本体は短期間で完全回復し、種類によっては一本の腕から体が生えるものまでいるという 
  • 英語では starfish ()あるいは sea star (星)、フランス語ではétoile de mer(海の星)、ドイツ語ではSeesterne(海の星)など、多くの言語で星にちなんだ名で呼ばれる。  
  • 以前から北海道などで汲み取りトイレの 蛆(うじ)発生防止材・虫の忌避材として使われており、 農業資材としては堆肥の副原料として現在も使われております。 古くからヒトデの臭いで動物・虫が近寄らないと言われておりました。
  • 分娩前後の母豚にヒトデ粉末を給与したところ、食欲の増進、分娩ストレスの緩和等への効果が示唆された。
  • 調理法の一つ『http://www.amakusa.tv/newshito.html』『ヒトデがおいしい季節になりました - 天草テレビ』を参考にしてみて下さい。

約2時間、ヒトデについて検索したが、情報が多過ぎるのでこれで止めることにするが、子どもなりに、自分の抱いた疑問点を調べるのも、夏休の自由研究の一つである。

疑問を抱く→調べてみる→情報を選択する→まとめる過程を通して、発見の喜び・課題への達成感等を味わいながら、子どもは、更なる学習への意欲や粘り強く調べようとする態度・能力が身についていくものと思う。

だから、保護者は、先ず身近なことや事象・現象等に疑問を持たせ、自力解決しようとする意欲を育て、支援する姿勢でいて欲しい。

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2011年8月 9日 (火)

キツネと餅

両親が眠る小樽市祝津墓苑へ。お参りを済ませた後、キタキツネが参上。何か餌を求めている様子なので、お供えの豆餅と草餅をほおってやった。

1

初めは警戒心で食べようとしない。ややしばらく此方の動向を観察しやがてくわえる。

2

餌を何処かに置いてきて再度現れる。

3 珍しい光景に孫息子は興味津々。近くで見たいので近づこうとすると、素早く逃げる。

何処へ行くのかキツネの後を追う孫。しばし追い求めるがやがて姿を見失う。

動物園の檻にいる姿ではなく自然のままの姿に、興奮気味・・・・・。

帰り際、“カラスや野生動物に環境が荒らされますので、お供え物はお持ち帰り下さい”との注意書きの看板。

看板に書かれていることを、実感したお墓参りだった。

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2011年8月 8日 (月)

有珠山への旅 実話『猫の恩返し』

2000年3月31日、支笏洞爺国立公園内にある有珠山の南西「西山」の麓から噴火が起こった。そして、4月1日には、洞爺湖温泉街の背後「金比羅山」に新たな火口を開け、噴火口は合計50ケ以上にも及んだ。

この噴火によって多くの家や工場(製菓工場)も壊れた。

1

また、下り坂のアスファルト道路も隆起しご覧のような状態になった。

2

この道の下にある家も隆起したため、排水口の水が逆流したり、水洗トイレの水が流れなくなるなどの被害が出た。

3

この写真に写っている女の人の話によると、この家で数十羽のウコッケイ(鶏の種類)を飼っていたが、4か月の避難生活を余儀なくすることになったので、餌を沢山捲いて避難所へ移ったそうだ。

ところが、避難を終え我が家に戻ってきてビックリ。諦めていたウコッケイが奇跡的に生きていたのだ。しかし、残念なことに、数か月後、このウコッケイがイタチに襲われて殆んど死んでしまった。

家の人は大変悲しんでいたが、数日後に猫のトラがイタチを捕らえ主人の前に置き、じーっと私達を見つめていたのだそうだ。猫がイタチに仕返しをしたのだ。

この猫のトラは捨て猫だったので、可哀そうに思った夫婦は家で飼い可愛がってやったので、トラが恩返しをしたのだと驚き、前よりも一層可愛がっているとのこと。

4_2 5_2

まるで、おとぎ話のような話であるが、本当にあった話なので聞いた私や孫達も大変驚いた。

夏休にこのような話を聞けたことと、自然災害の恐ろしさ、自然の回復力の凄まじさを目の当たりにして大きな感動を味わうことができた。

孫達にとってもこの夏休の体験は、一生心に残ることだろう。

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2011年8月 7日 (日)

夏期講習と発達段階

小学校4年生の孫が、ある塾の夏期講習を受けた後、問題集を持つて我が家へ来た。算数のもくじは ①線分図と面積図 ②植木算の利用 ③等差数列 ④周期の規則性 ⑤平面図形の求積 ⑥平面図形の性質 とある。

等差数列に関する問題にこのようなのがあった。

下のように、ある規則でならんだ数列があります。規則をみつけて、□にあてはまる数をもとめましょう。

1、2、3、5、8、□、21、□、55、・・・・・・・・・・・

この問題を考えてみませんか。結構頭を使う問題であり、今まで習った2とび、5とび、7とびのように掛け算九九を適用する数列ではありません。また、二乗の数列でもありません。

この数列は1+2=3 2+3=5 3+5=8 という規則性を発見することによって、この数列が分かるわけです。

どうして小学校4年生にこのような問題を出さなければならないのか。全く発達段階を無視した問題と思う。

しかし、本州では市立中学校へ進学する児童が多いため、教科書に準拠した問題ならば多くの児童がクリアして選抜が難しくなる。従って、ふるいにかけるためには、わざと難しい問題を出して選抜しやすくする意図があるように思う。

実は、市立中学校の入試問題にこんな問題が出題されたことがあった。

三分の一より大きくて、二分の一より小さい分数で、分母が10以下の分数は何かを求めなさい。

この問題の正解は分母同士を加え、分子同士も加えるのが正解なのだ。即ち2+3=5 1+1=2 答えは2/5なのだ。

5年生で1/2+1/3=2/5 とするとバツなのに、上記の問題のみは分母と分母、分子と分子を足すと正解が得られるという特殊な問題なのだ。

まともに考えて、通分しいろいろ思考すると正解が得られないわけでもないが、正解するまで゛に非常に多くの時間を要し、他の問題に取り組む時間的余裕がうまれてこないわけなのだ。

この問題は選抜のふるいにかける特殊な問題なのだ。しかし、そんなことを知らない保護者は自分の子の能力が劣っているのではないかとあせり、更に努力するよう我が子にプレッシャーをかけがちになる。

算数・数学は時間を要してもいいから、自力解決や発見の喜びを体得し、更に困難な問題に挑戦するという螺旋的な過程を通して、数学的な考え方が高まり、数学好きな子どもになっていくと思われる。

だから計算問題が速く・沢山できれば良いわけではなく、問題を単純化・構造化・理想化などして考え、時には線分図や面積図などを駆使して数量を関係付けて考え力をつけることがより重要なのだ。

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2011年8月 6日 (土)

熊も個性あり

十数年振りに訪れた登別の熊牧場。動物園で一度しか熊を見たことのない孫(幼稚園児)が「恐ろしいので行きたくない」と言っていたが、来てみたら餌やりに夢中。

1

餌を求めていろいろなポーズをとる熊。また要領のよい熊。同じ熊なのに行動にいろいろな違いがあり、個性的でもある。

3 2

芸を披露する熊の出現。修学旅行の引率で見学した時には、このようなイベントもなかった。

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大人も子どもも、餌やりに夢中になっていた。修学旅行では1人ひとりの児童にお小遣いを事前に渡しておかなかったので、餌(一袋100円と200円のあり)を買うことができなかったので、楽しさは半減していた。

今回の熊牧場では、子ども達の安全管理に気を配って引率していた修学旅行と違い、私も子ども同様、楽しく見学できた。

これから訪問予定の学校は、入場前に100円の餌代を子ども達に渡しておくとよいだろう。

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2011年8月 5日 (金)

給食袋にみる 我が子の成長

下の写真は、孫が1年生から4年生の1学期まで使った給食袋。

Photo

ところが淵がほころびだしたし、キャラクターが幼稚なので新しい物に作り変えて欲しいとの訴えで、嫁さんが熱心に製作に励んでいた。

                   出来上がった袋がこれ。

Photo_2

新しい生地の模様は孫が選んだようだ。こんな袋1枚にも孫の成長を垣間見ることができるし、暑い中、熱心に製作に励む嫁さんの我が子への愛情が伝わってきて、私も嬉しく思った。

PCでブログを打ちながら、後ろで聞こえるミシンの音が、何時しか母の踏むミシンの心地よい音にオーバーラツプして懐かしさがよみがえってきた。

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2011年8月 4日 (木)

風呂の順番 高齢化社会の実践課題?

ある雑誌にこんなことが書かれていた。(大橋謙策:元日本社会事業大学教授の講演内容から)

28年ほど前、九州に近いある都市の中学生五百人の調査によれば、86%が年寄りを「汚い」と思っていた。北東北のある市の、集落単位で開かれた住民座談会では「老人の入った風呂は汚いから、後から入るときは湯を流してから立て直す」とか、「老人を最後に入れる」といったという。

東北地方の日本海側の市の住民座談会では、「老人を湯船に入れない」とか「シャワーを使わせる」といっていたそうだ。

現在は、家庭から高齢者が消えた核家族の時代になった。放っておけばますますひどくなるだろう。

子供の人間形成には学校だけではダメで、社会教育と連携して教育しなければならない。しかし、残念なことに社会人を相手にした成人教育は推進されているが、子供を対象とした社会教育活動は稀である。

せっかく子供を集めて体験活動等を企画・実施しても先生が参加しない傾向にある。教育課程にない仕事は「雑務」と考え、やらなくていいという運動が広まったていたからだ。

教員の仕事は大変多忙だが、学校内のみの活動だけではいい結果を生まない。地域からの信頼を失った学校は、教育の成果があがらないものだ。

教育は子供の人間形成をどうするかが根本である。地域によっては全て学校にオンブにダッコで必要以上に期待するところがあれば、無視するところもある。

社会と学校と子供・青年の健全な関係をどう構築していくかが、今後の大きな課題の一つになろう。

日本には『敬老の日』が制定されており、自治体によっては祝い品を贈るところもあるが、そんな形式的なものではなく、前述のような「風呂の順番」の意識を変えるような若者を育てる施策も考えていかなければ、住みやすい家庭・地域が生まれてこないのではないか。

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2011年8月 3日 (水)

『なでしこジャパン』と サッカーの基本に学ぶ

今年の明るいニュースの一番は、何といっても『なでしこるジャパン』が世界の頂点に立ったことだろう。

サッカーの基本は次の3Bといわれている。

①Brain: 頭脳、即ち判断力

②Body Balance: 身体的バランス、即ち体力

③Ball Control: ボールコントロール、即ち技術

この3つのBのどれかが欠けても一流選手にはなれないが、特に重要なのが最初のBとのこと。具体的に言えば、「見方の誰にパスをしたら最も効果的か」との判断があってパスという技術が使われ、「どこに走ったら味方のカバーが出来るか」との判断によって体力が使われる。

常に動きながら、相手と味方の状況を正しく把握し、的確な判断が出来ることが求められる。

サッカーは野球と違って、試合中にタイムをとり、監督がいちいち指示が出せない。従って、一人ひとりが自分で判断し、しかもチームとしての連携がなければならない。

このような判断力はハードな練習をしていれば身につくものではなく、1人ひとりが試合や練習後に、「何が出来たか」「何が出来なかったか」を考え、それにより個人の努力目標をもって次の課題に取り組まなければならない。つまり進歩の基にあるのは「考える力」でせあると、現日本サッカー協会名誉会長の岡野俊一郎氏が述べている。

OECD生徒の学習到達度調査によれば日本の子どもは「考える力」が劣るとの指摘がなされてきた。「読み」「書き」「計算」の3R'Sは基本中の基本であるが、1人ひとりの子ども達が受身的な学習ではなく、もっと能動的な学習をするように指導することも大切でろう。

即ち、教師の指示に従って、黙々と学習をしているだけでは決して力がつかないことを、『なでしこジャパン』の取組みから学ぶべきであると思う。

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2011年8月 2日 (火)

夏休みの子たち 自然から学んで

教頭時代にお世話になった北海道教育委員会のある幹部の名を北海道新聞の『読者の声』で見た。彼は自然豊かな町で生まれ、愛読家でも有名な人物。彼の主張に共感を覚えたので早速紹介しよう。

なお、孫達との暑い夏が始まったのでスナップを1枚UPしておこう。

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     夏休みの子たち 自然から学んで

           亀岡 武    78 (札幌市北区)

本格的な夏を迎え、学校も夏休みに入った。子どもたちは、自然と親しみ、心身ともに鍛える良い機会にしてほしい。

都会の騒がしさを離れ、しっかりした指導者の下でキャンプをするのもいいだろう。あるいは子どもの体力に応じた登山も勧めたい。非日常的な世界を体験することで、新たな発見もある。私達大人も、子どものころに自然から学んだことが多かったということを思い出すだろう。

珍しいチョウを追いかけたり、鳥のさえずりに耳を傾けたりしたほか、知的欲求も旺盛な子ども時代には、図鑑を片手に木や草花を見くらべながら名前を覚えるのに夢中になったこともあると思う。

自然の中では、子どもたちは不思議なほどはつらつとして、活動的になるものだ。

だが、子どもたちが抱く疑問や探究心に対して解答を見つけるのは、あくまでも子ども たち自身の力による方がよい。親や指導者は、適切な示唆を与えるだけにとどめて、子どもたちが解決に至るまで、そっと見守って欲しい。

彼に教えられるまでもなく、私はある学校で『自然総合学習』と銘打った特色ある教育活動に取り組んだことがある。このことは過去ブロ『自然総合学習 学校だより④ 』にUPしたが、参考にして下されば幸いである。

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2011年8月 1日 (月)

町内の中学2年生 溺れて死亡

昨日の道新朝刊を読んで驚いた。

町内に住んでいる中学2年の男子が、石狩(札幌・小樽と隣接している都市)の海水浴場で遊泳中に行方不明になり、石狩消防署の潜水士が約30分後、沖合い約60㍍、深さ1.5㍍の海底に沈んでいたのを発見。病院に運んだが、意識不明の重体とのこと。

まだ、夏休みが始まって5日目の事故。確か今年に入って既に3人?の海での事故。

夕方、同じ中学2年生の生徒の情報によって死亡したことが分かった。両親や妹、友人と共に海水浴に来ていたのに水死するとは本当に痛ましい事故であり、ご両親の心痛を思うと胸が痛む。

この生徒が2年前まで通っていた小学校では校内プールがあり、カリキュラムに則って水泳指導もされていた。しかし、このような事故を想定して指導内容の1部を改訂する必要があるのではないかと思った。

私は過去ブロ(水難事故から 子どもを守るには  離岸流 遊泳中の死亡原因 )で書いたことがあるが、泳ぐ技術と共に知識として理解しておかなければならない事項もあり、海水浴に対する危機意識を持たせる指導も欠かしてはならないと思う。

いよいよ今日から8月。北海道の短い夏も今が海水浴の最盛期。子供達に楽しい夏休みの思い出を作ってあげようという親心が、悲しい事故と隣り合わせにいることを肝に銘じておくべきであると思う。

重ねて言うが、もう二度とこのような事故が起きないよう、保護者は十二分に注意して欲しいと願っている。

 

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