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2012年2月

2012年2月29日 (水)

教育行政執行方針 学校教育面

いよいよ明日から弥生3月。各自治体では定例議会が開催される。首長と教育長が行政執行方針を述べ、その後に一般質問を受ける。私が教育長として最後の年度に掲げた教育行政方針(学校教育関係部分)は概略下記の通り。これを2月の校長会に下ろし、具体化・具現化を図るよう示達した。

■ 重点1 確かな学力を保証する教育活動の展開

 (1) 基礎・基本の習得のため創意工夫を凝らした教育活動を継続的に取組む

   (例 ・漢字・計算ドリルの時間設定し年間を通して実践する。

      ・朝読書を通して読書力を高める 

      ・漢字・計算能力検定制を徒の取り入れる

      ・「補習の日」を設定し学級の枠を取り除き教職員の協力で運営する)

 (2) 小学校の英語指導を19年度に導入

  「小学校英語指導導入委員会」を組織し検討する。

 (3) 「特別支援教育推進委員会」を設置し、方向性について研究する。 

■ 重点2 子どもが健やかに育つための家庭・地域との連携強化。

 (1) 「早寝・早起き・朝ごはん」運動の展開により基本的生活習慣を身につけさ

        せる。

    ・「学校・家庭・地域社会の役割検討委員会」を設置し実践の具体化に努め

    る。

    ・「親の子育て十選」(実践)の大樹作成(ポスター)、実践と評価の工夫。

 (2) 「学校給食運営委員会」を新たに設置し、給食指導計画の作成と食育指導

        体制の整備を図る。

■ 重点3 保護者や地域の信頼に応える学校づくりと教職員の資質の向上。

 (1) 「地域公開授業」の継続

 (2) 教育委員会と教職員の懇談会の実施(移動教育委員会時に)

 (3) 「学社融合事業推進委員会」を設置し開かれた学校づくりを推進。

   ・遠足と「歩け歩け運動」のドッキング

   ・作品展と全町芸術祭の共同開催

重点目標の具現化を図るため、五つの特別委員会を設置し、各校長が必ずどれかの委員会の委員長となること。また、一般教員と教育委員会の関係職員も委員の一人に位置づけた。

また、「小学校英語指導導入委員会」にはAETや町内在住の英語堪能者も委員として迎えた。そして、文科省の特区を受けた英語導入校の計画・実践・課題等の研究資料も入手し参考にしてもらった。

なお、私はこの五つの組織が立ち上がり、各委員会で趣旨・目的等を説明し、推進日程がであがった頃を見計らって辞職した。

“仏作って魂入れず”(物事のいちばん大切な部分が欠けていることのたとえ)と批判されることのないよう十分に配慮した積もりでいる。

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2012年2月28日 (火)

ニシンの群来と 番屋の再生物語

2月27日の道新に茨木家中出張(なかでばり)番屋の写真が載っていた。

3

この建物は小樽市祝津町にあるニシン番屋の一つ。ニシン漁の象徴である番屋を保存し再活用され始めた。詳しい内容は『 小樽祝津ニシン番屋(茨木家中出張番屋)再生物語』を参照のこと。

さて、祝津町について写真で概略紹介しよう。

            日和山灯台から眺めた祝津地区の一部

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          ニシンの群来が押し寄せた前浜と高島岬にあるトド岩付近

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    三大網元(青山家、茨木家、白鳥家)の一つである茨木家の母屋と石倉

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なお、当時の生活を偲ぶには過去ブロを覗いてみると少しは理解できると思う。

めかけの家が 公宅』『授業中断 ハイ下校?』『浜のルール パート1

当時、町内での買物は「通い」(買物帳で現金払いではない)に記入してもらうだけ。支払いはニシン漁が終わった頃に一括払い。いわゆる出来高払いが漁師の生活。とに角、昭和26年頃まではニシンの大量に湧いた祝津だった。

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2012年2月27日 (月)

教職最後の授業 卒業生との別れ

札幌では3月19日(月)に小学校の卒業式が行われるとのこと。それを聞いて、私は教職最後の担任で、卒業生を送り出した時のことを思い出した。

             <卒業式終了後、教室で最後の学級指導>

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        <教室内は父母で一杯。私を含め胸が熱くなり目頭が潤む人達>

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この子達は私にとって、10回目の卒業生。4月から昇任教頭として異動が決まっていたので格別な日だった。

S子が私に寄せたメッセージが手元にあったので紹介しよう。

初めてお会いした5年生の時から今まで、先生との楽しい思い出が数え切れないほど出来ました。

先生の大きなクシャミ、それにいろいろな楽しい行事を開いて下さったり、授業から話が外れ、いつの間にか漫談になったり。時には私達を厳しくしかってくれた日々。このような毎日の出来事が、今になってみると懐かしい思い出です。

“自覚をもって よく働く子 友達思いの子 よく遊ぶ子”この四つのクラス目標に一歩でも近づいて欲しい。何事にもチャレンジして欲しいという先生の期待と希望。

私達はこのことを心に刻み込んで、先生の期待に一歩でも近づこうと努力しました。

“見つめよう今日の自分を 高めよう明日の自分へ” 先生から教わったこの言葉は、中学生になっても、いや大人になっても忘れません。

先生が他の学校へ転任されると聞いて、とても驚きました。そして寂しく思います。どこの学校へ行っても六年松組『はばたき学級』を、何時までも忘れないで下さい。また、先生に会える日を楽しみにしています。

最後に無事卒業できたことを感謝しています。本当にありがとうございました。さようなら!

このS子は気持ちが優しくクラスメイトからも好かれていた。私が肩をこっていることに気づき、休み時間によく叩いてくれた子。もう35歳になっているはず。

昭和37年度に送り出した25人の子ども達は既に61歳になり5年毎にクラス会を開いてくれる。どちらかと言えば、教師と子どもの絆は田舎の方が強いような気がする。

何時になっても卒業生は可愛い存在だ。今でもその子らの健康と幸せを祈っている。

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2012年2月26日 (日)

南フランスの旅 アヴィニョン

ごろ寝しながらBSテレビを観ていたらアヴィニョンのローヌ川にかかるサン・ベネゼ橋が。懐かしい南仏旅行を思い出した。

アヴィニョンは全長4.3kmの城壁に囲まれた中世都市。数枚のスナップをUPしてみよう。

中央駅から城門を潜るとレストランの多いレビュブリック通り。この通にある小公園は昆虫記のファーブルが通った師範学校の跡がある。

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    公園内にある遺跡            教皇庁宮殿:要塞の雰囲気を持つ                    

68中世の面影を残す街並みはアヴィニョン歴史地区として世界遺産に登録され、こんなところにも中世の匂いが漂っている。

3 4 ローヌ門を潜りぬけると世界遺産の橋が見えてくる

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                     歌で有名なサン・ベネゼ橋

Photo

この橋は世界遺産であり、各国でも歌われている『アヴィニョンの橋で』。1,2番目はフランス語で3,4番は日本語。

                   対岸の町ヴィルヌーヴ・レザヴィニョンから望むアヴィニョン。

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ヴィルヌーヴ・レザヴィニョン町の古い塔の上(展望台になっている)で若い日本人娘と出会った。彼女は音楽の勉強のため留学していると聞き驚いた。

なお、私達親子が滞在したアヴィニョンのホテルは、娘のブログ『アヴィニョンのプチホテル』を参照のこと。

<注釈> 世界遺産であるポンジュガールの水道橋を見物に行くとき、ヴィルヌーヴ・レザヴィニョン町に迷いこみ、中世の狭い路地まで行き車が前進できない。バックしながらUターンできる場所を探し、やっとこの町を抜け出した。

交差点はロータリーになっており、道路標識のフランス語が読みずらいので進行方向を間違えることが多かった。(笑い)ロータリーを3回まわって分ったこともあった。

初めてのプロバンス地方。レンタカーでなければ見物できない名所旧跡。左ハンドルを握る妻の度胸に感心した珍道中。(すごーく感謝sign03

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2012年2月25日 (土)

大輪の花を咲かせた ヤマボウシ

今年は雪の少ない札幌だったが、一昨日から湿り気の多い雪がまとまって降った。屋根の雪が心配になって中二階部分の雪降ろしを終え、居間から外を眺めるとこのような景色。

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ヤマボウシの木に花が咲いている。雪の花。

2 今までにこのような光景を見たことがない私。

凄く新鮮な気持ちになり、スマートフォンでパチリ。

自然に勝る芸術家はいないとしきりに感心していた。

この綿帽子にクムドリがとまつたら、なお素敵だろうなと思った。

これも春の訪れが近いことを知らせてくれているのだろうsign02

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2012年2月24日 (金)

必修クラブのもち方 牛耳る古株教員

4月下旬から始まるクラブ活動。学習指導要領では4年生以上で実施することが望ましいとされている。しかし、本校は5年以上での実施。

教務部担当係に指導要領通りに実施するよう要請した私。その後、計画案が職員会議に提案され、二、三の質問が交わされ原案通りに決まりかけたところ、確か退職2年前のE教員が発言。

「私は16年間この学校に勤務しているが、指導者数や場所の確保が難しくなったので、現在のように5年生以上の実施になったのです。だから、今まで通りで良いと思う。」と話を振り出しに戻してしまった。このE先生は私より確か4歳年上で、全北海道教職員組合(道教組)の古株だった。

「今、E先生は16年前からのことを話しましたが、私はそれよりも古く、30年前から6年間この学校にお世話になっていたのです。当時は26学級あり教職員定数も今より厳しい時代でした。しかし、クラブ活動は4年生以上から実施していました。

現在は、当時と比較すると特別支援学級を含めて僅か20学級であり、教員の数も30年程前とあまり変わっていない状況です。

また、私はかつて38学級ある学校に勤務したことがありますが、その学校でも4年生以上でクラブ活動が実施されていました。だから、学校規模や指導者数の問題ではなく、本校のクラブ活動の運営自体に問題が潜んでいるような気がします。

例えば、現在1クラブに指導者を複数配置していますが、一人で十分なクラブもあります。とに角、机上プランではなく、実際に実践してみて問題点を浮き彫りにし、改善を図っていくというスタンスが大切なのではないでしょうかsign02

如何でしょう。教務提案に従って1年間、試行期間として実践してみてはどうでしょうかsign02E先生、ご協力お願いします」と促したところ、彼は素直に応じてくれた。

このクラブ問題は、6年後に教育長として戻ってきた時には、学習指導要領通り、4年生以上の活動として定着していた。E先生とは今でも年賀状の遣り取りをしており、私にとって印象深い先生の一人でもある。

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2012年2月23日 (木)

知能テストは不必要 職場で対立

新採用校長として勤務した学校を2年後に異動。転勤先(校長として2校目のB小学校)は24年振りにカンバックした古巣の小学校。

さて、着任早々からトラブルが発生した。職場の歓迎会には校長を列席させないとのこと。“もし校長が言うことを聞かないなら歓迎会を中止する”と分会長の通告。理由は入学式に国旗を掲揚した(三脚に)ことに対する対抗措置。

しかし、ある年配教員が後輩達を説得してくれたお陰で、歓迎会はやっと開催された。

B小学校には二つの組合組織があった。北海道教職員組合(略:北教組)と全北海道教職員組合(略:道教組~4人)。道教組は共産党の影響が強く、北教組は民主党を支持。

この二つの組合員が職員会議でよく対立していた。一番印象に残っているのは、知能テストの実施についてである。

教務部の提案に対して道教組に入っている女教師が実施反対を唱え出した。理由はこうだ。

  • 人間の知能は数値化できるものではない。
  • 知能指数を人間の絶対的価値とみられがちであるが、それは大変危険である。
  • 僅か1回の知能テストの数値を信じるのはおかしい

提案者がいくら反論しても納得せず、会議終了の時間が刻々迫り、他の議題の審議が危ぶまれる状態となった。

止むを得ず、私の出番。

  • 知能テストは絶対的なものではないが、国語・社会・算数・理科などの知識・理解・思考面との相関が非常に高い。特に、A分野と国語関係、B分野と理数関係の相関が高いことは、学術研究での定説となっている。
  • 知能の偏差値が45であた子が札幌の南高校に合格したという事例もあるので、絶対視してはいけない。
  • 日本で開発された知能テストには、田中ビネー式、鈴木ビネー式、教研式、WISCがあるが、テストの種類によって違う数値が出ることがある。従って、あの知能テストでは何点だったという具合に解釈すべきである。
  • 標準化された知能テストが開発されてから、学級編成をする際の客観的な資料の一つとして利活用されてきた。
  • 軽度発達障害の支援に生かすためWISCⅢが広く利用されている。

私のこのような意見に対しても納得しない彼女。そこで私は「○○先生、もし学級編成後に自分が担任することになった学級で、知能指数が5や4段階の子が一人もいなくても、貴方は文句を言いませんねsign02」とたたみかけた。

この質問に彼女は無言でいたので、私は「いろいろご不満があると思いますが、ご理解下さいsign01」と言い、今年度も知能検査(2年生、4年生を対象)を実施することが決定したのだった。

僅か30人足らずの職場であっても主義主張が異なる組織が二つあるのは、何かと厄介なものである。

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2012年2月22日 (水)

橋下市長の怒りも分る 教職員の意識改革

私は、平成11年10月からA町の教育長を務めた。この町は教職員団体の活動が活発で、北教組の支部長を選出している地域でもあった。従って、卒業式及び入学式などにおける国旗・国歌問題が積年の教育課題の一つでもあった。

私は5年間にわたっていろいろ手を尽くしてきたがなかなか改善されなかった。そこで、校長会に下記のような示達事項(H17.2.15付)を下し、教育委員会としてより強い指導姿勢を示した。

      学校における国旗及び国歌に関する指導について

卒業式及び入学式における国旗・国歌に関する指導については、従来から、学習指導要領に基づき適正な指導を行うよう強く指導しているところです。しかし、各校長のご努力にもかかわらず、本町では残念ながら全校実施されていない状況にあります。

また、全道的に○○管内が最低の実施率であることは、これからの教育に大きな禍根を残すことになります。従って、下記の事項に則り、校長の権限と責任において、16年度以降の卒業式並びに入学式に国旗及び国歌が実施されるよう強く指導するものであります。

なお、教職員への趣旨の周知を図り、実施への協力を得るよう努力することを強く要請するものであります。

                   記

1 学習指導要領は、学校教育法の規定に基づき、各学校における教育課程の基準として文部科学省告示で定められたものであり、各学校において、これに基づいて教育課程を編成・実施しなければなりません。

一方、A町教育委員会は、北海道教育委員会から、卒業式及び入学式における国旗・国歌の取扱いについて学習指導要領に基づき適切に行うよう、強く指導を受けているところです。

教育委員会及び各学校においては、速やかにこれらの指導を受けた内容の是正を図り、町民から信頼される公教育の確立に向けて、最大限の努力をしていかなくてはなりません。

以上のことを踏まえ、各学校においては、卒業式及び入学式における国旗掲揚及び国歌斉唱の指導を、学習指導要領に基づき適正に実施するようにしてください。

2 実施に当たっての留意事項

(1) 教職員に対しては、卒業式及び入学式などでの国旗掲揚及び国歌斉唱の指導の意義について、学習指導要領に基づき説明し、理解を求めるよう努めるとともに、併せて「国旗及び国歌に関する法律」制定の趣旨を説明すること。

(2) 児童生徒に対しては、国際社会に生きる日本人としての自覚及び我が国のみならず他国の国旗及び国歌に対して正しい認識とそれらを尊重する態度が重要であることを十分説明すること。

(3) 国旗及び国歌の取扱いに関して校長が実施した内容について、教職員が実力をもって阻止または排除等を行った場合や、式の準備業務を拒否した場合、または式の不参加及び不起立などにあった場合は該当職員名を教育委員会に報告すること。

さて、教育委員会・校長の強い指導にも関わらず、その年度の卒業式において、国歌斉唱時に起立しなかった職員がB小学校で4人いた。しかし、そのことをB小学校長が指名報告を怠った。

そこで私は、その校長を処分した。詳しくは過去ブロ『国歌斉唱・起立問題で校長を処分』を覗いて欲しい。

なお、日頃からB小学校職員の意識に問題があった。町立図書館で募集している読書感想文の応募数が、在籍約450人の児童数に対して僅か2点(平成6年)。

また、税の収納率を高めるための啓発運動として募集した『納税奨励作品(標語)』の応募が僅か6点。小規模校では4割~6割の児童が応募しているにも関わらずである。

しかも、学力テストに反対し実態を知ろうともしない教職員の態度。郷土愛に欠けた他市町からの通勤族(約8割)。これら教職員の意識改革を図ることが私の大きな使命だった。

橋下大阪市長が知事時代、「教育非常事態宣言と教育改革」に取組んだのも、スケールは違うがA町と似たような教職員実態からの怒りであったような気がする。

教育行政執行は力で押し切るものではないが、何時までも漢方薬的手法でいたなら改善・改革が図れない。時にはカンフル剤的手法(「駄目になりかけた物事を復活させるために使用される手段」の比喩的表現)を取らざるを得ないこともある。

先ず、教職員が“子どもが健やかに育つために”どうなければならないのかを、行政側と膝を突き合わせ話合いすることから始めて欲しい。対立から協調へと・・・・。

<追記> 国歌斉唱時に起立して歌っているのは、校長・教頭・来賓(議会の文教委員・PTA役員等)のみで、児童・教職員は起立のみで歌わない。児童は習っていないので歌えないのが当然。共産党議員も歌わない。

国歌は歌詞つきのテープを教育委員会かにら各学校へ配布。教頭が式練習で「国歌斉唱と言ったら起立して下さい。知っている人は歌って下さい」と指導。国旗はステージに掲げなく体育館の床に三脚を置いて掲げるという状態。

B小学校は、早朝より出勤し国旗を隠す教員まで出る始末。小樽市の高島小学校が同じような行為をし、校長が管理不適切で行政処分を受けたこともあった。

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2012年2月21日 (火)

札幌冬季五輪に誕生した小学校 閉校式

札幌冬季五輪当時に選手向けのサービスセンターだった札幌市立真駒内緑小で、男女デュオ、トワエモワのミニライブが開かれたことを新聞で知った。

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懐かしい曲。長男が生まれた年にテレビやラジオからよく流れてきた曲である。

真駒内緑小学校は五輪翌年の73年(昭和48)に開校。初代校長は元札幌市教育長を務めたことのある松村郁夫氏。

国際交流を教育に取り入れ特色ある教育活動を推進してきた学校である。一時期は算数教育の先駆的な実践校としても有名な学校でもあった。

その緑小は一時期1250人の児童数を数えたが、現在は三分の一(417人)に減った。従って4月から真駒内南小と統合し、「真駒内桜山小」となるそうだ。

去る17日に同校体育館で閉校式が行われた。全児童で合唱する姿。

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真駒内地区は広大な面積を有し、定山渓鉄道が通る利便地であったため、戦後、駐留軍基地がつくられアメリカムードの漂った町であった。

その後、地区内に陸上自衛隊駐屯地ができ、更に冬季五輪開催に伴って地下鉄南北線ができ、真駒内駅が南の終点となった。

また、オリンピック選手村の宿舎等の建物が地区内に残され、札幌では高級マンションが建ち並ぶニュータウンとして発展してきた。

しかし、僅か40年しか経たないのに、少子・高齢化が進み学校の統廃合をせざるを得ない時代になってしまった。何と寂しいことか。

私にとっても1972年は思い出多い年度であった。1860人を有する大規模校への転勤と長男の誕生。そして五輪招待。(参照:過去ブロ『冬季五輪とある人物』)。

真駒内地区は今後どのような街に変貌を遂げていくのか、もっと見守っていきたい。

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2012年2月20日 (月)

MOA美術館全国児童作品展 受賞作品を観て

嫁さんから第23回MOA美術館全国児童作品展の冊子が贈られてきた。孫娘は特別賞を逸したが全国出展者一覧に支部入選(奨励賞)として名を連ねている。

また、特別賞受賞作品と本人の感想、審査員の総評が冊子に掲載されている。インターネットても観れるので、「ここ」をクリックしてみてば、大変勉強になること間違いなしだsign02

遠藤友麗(女子美術大学客員教授)の総評で“絵は写真と違って自分の心に感じたことを自由に楽しくのびのびと、しかも狙いをしっかり持ってつくり出すもの”と述べているが、確かにどの作品もそのようなものであり、感心させられる。

今年の夏休みには、孫に次のような楽しい場面に気づかせ、描かせるよう助言しようと思っている。

  • 孫が作ったピザを皆で喜んで食べている場面
  • 庭で行うバーベキューに舌ずつみする楽しい場面
  • 蝶のさなぎを見て驚いた場面
  • 屋根から見た家並みの新鮮さ
  • 蟹とりに夢中になっている自分と弟

しかし、気をつけなければならないのは、強制するのではなく描きたいという気持ちをどのように起こさせるかである。それには、先ず私が描いてみて、あまりにもお粗末な絵に驚いた孫が「私ならこのように描くわsign03happy01」というふうに導入しょうかなと思っている。(笑い)

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2012年2月19日 (日)

イタリア旅行 シエナとコントラーダ

2007年(平成19)5月27日~6月4日まで7泊9日のイタリア旅行(ツアー)に行ってきた。4日目はシエナ見物。

       シエナの位置                       城門の前

7 5坂道の途中からの眺め4_2                  義兄・姉達と記念写真

1 中世の町の路地      ロマネスク・ゴシック様式のドゥオモ                

2 3

                                      

               世界一美しいといわれるカンポ広場

6

カンポ広場は町の中心にあり、緩やかな勾配がつけられた扇状になっている。この広場で年1度、競馬が行われる。参加チームは17のコントラーダ(Contrada:地区、町内会)の代表選手が広場を3周して速さを競うなのだそうだ。

私は、たまたまNHKBSの『世界ふれあい街歩き』を見て知ったのであるが、コントラーダの集いは週1行われ、楽しく飲食しながら交流を深めているとのこと。しかも、500年の歴史があり、各地区別にシンボルマーク(動物)とシンボルカラーがある。

この伝統を今でも守り育てているシエナは素晴らしい町だ。

それに比して、我が町は町内行事(清掃・リクレーション・ラジオ体操)やゴミステーションの当番に協力しないアパートの住人がいるので残念でならない。

シエナの人達の“爪のアカを煎じて飲ませてやりたい”と思う。(笑い)

※ 写真の一部はテレビ画面から頂戴したもの。また、編集に失敗し修正できずに30分を費やすドジな私。

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2012年2月18日 (土)

授業観察表の作成 各学校独自のものを

全国各地の学校では、研究成果のまとめ(単年度を含めて)の時期ではなかろうか。そこで“貴方の学校では、先生方の授業を参観する時に、どのような観察視点でするのですかsign02”と問われた時に、一人ひとりの先生方が本校なりの視点を持ち合わせているかどうかが問われのである。

では、授業観察の視点はどのようなものが望ましいのであろうか。それには全職員の考えを結集して自校のものを作っていくことが大切でしょう。

ここに、研修係の私が自校の先生方に提示し、肉付けするようにお願いした原案はこのようなものだった。

□内容 ・学習のねらいがはっきりしていたか ・教材内容の説明は分りやすかったか 

      ・次時の予告を明確にしたか ・精選する必要はなかったか

□提示 ・説明の量を減らす必要はなかったか ・分りやすい例をあげたか

      ・板書は的確であったか

□喚起 ・分りやすい発問であったか ・指名に偏りはなかったか 

      ・考える時間、活動する時間は適切であったか ・児童の意見を尊重したか

□統制 ・大きい声ではっきり発言させたか ・指示は徹底されていたか

□KR  ・肯定・否定・助言めまとめは十分か ・励まし・賞賛はよかったか

上記を項目別に「このままで良い」「やや改善」「改善」の三段階で評価することにし、その記録に基づき、授業観察後の話合いに役立てた。

なお、観察表は自校の研究内容を焦点化したものでなければならないことは申すまでもない。

以上、5回に分けて授業研究に関わることをUPしてきたが、若手教員が大多数を占める現場では、自校の研究のあゆみを尊重しながら、活かさなければならないものは何なのか精選し、授業改善に役立てることが肝要であろう。

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2012年2月17日 (金)

授業分析の視点と方法

授業を分析・診断するためには「何に目をつけて」「どのように見ていくか」が重要となる。研究の目的に応じた分析・診断の視点を定めなければならない。

以下、項目的に説明しておこう。

○ 授業分析の視点

①単元目標を単位時間目標にどう具体化し、単位時間の目標を授業過程の目標へと細分化し、それに対応する内容・方法・形態・媒体・評価をどう最適に組み合わせるか。~児童の変容・学習成果の見える授業→評価できる→目標の明確化

②教える構えから学びとらせる構えへの転換を図るにはどうすべきか。~生き生きした活動を生み出す課題構成や提示の工夫はよいか。

③子供のつまづきを発見し、どう対処すべきか~・授業途上の評価結果を指導にどう生かすか。 ・補充活動の展開は、実際にどのように行ったら効果的・効率的か。

○ 授業分析の方法

①児童の情動面を診断する~意識調査 

②児童の学習態度を診断する~行動観察(抽出児の反応分析と全体の学習参加度)

③修正案を作るための学習不成立の要因の診断~下位目標の到達度測定と修正案

④総括テストによる診断~問題別反応分析と考察

以上のステップを一つの単元・教材で先ず取組んでみると、授業改善に役立つばかりでなく、授業観察の視点も身につくと思われる。試しに先ず実践してみては如何ですかsign02

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2012年2月16日 (木)

授業研究の全体計画と 段階的な考察 

授業研究は、計画・実践・評価の基本的な過程を六つの段階に区別することによって、研究内容を整理し研究の筋道が明らかになる。そのことについて、具体的に説明する。

第1段階 研究課題を設定する

第2段階 課題解決の方策を立てる

①研究を進める体制(組織)を決定する ②授業を実践する教科、単元、時期(期間等)を決定すると共に、学習指導案の構成、形式を考える ③分析・診断に必要な記録とその作成法を考える ④分析・診断する視点を設定する ⑤分析・診断の手法を選定し、授業改善策を立案する見通しを立てる

 ※ふまえておきたい条件

  ・人的条件<指導・助言者、共同研究者、観察や記録の協力者等の有無>

  ・物的条件<記録機器、参考文献・資料等>

  ・時間的条件<研究期間、学校行事、年間指導計画との関連>

第3段階 授業を計画する

①学習目標を明確にする~学習者を変容させようとする到達目標を具体的にする ②教科を研究する~何をどう指導すれば、学習者を到達目標に到達させ得るか。また、そのための適切な教具・資料について考える ③学習目標への到達状況を確かめる視点を設定する~授業中、授業後に学習目標への到達状況を確かめる視点を設定する

第4段階 授業を実践し記録する

①分析・診断の視点に対応する記録を作成する ②記録する内容・方法を考える

第5段階 授業を記録によって分析・診断する

留意点 ①学習と指導の相互関係を常に意識しながら分析・診断する ②改善すべき事項は具体的な改善案を提示しながら分析・診断する  “授業のどの点を伸ばし、どの点をどう改善すれば、より充実した授業となるかが具体的につかめる分析・診断をする”

第6段階 授業の改善策を立てる

このように段階別に授業研究の内容を把握し、授業研究の手順を構造化することを勧める。なお、学校規模によって多少異なるが、考察の視点は変わりないものと思う。

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2012年2月15日 (水)

教材研究の観点・視点

「わかる授業」をするためには、いろいろ観点・視点から教材研究をしなければなりません。しかし、経験不足によってマンネリ化した視点や方法でしか教材研究をない教員もおりますし、私も研究係を担当していない時には、“教科書をどう教えるか”の一点張りでした。

校内の研修部に20年携わった時点でまとめたのが下記の内容。若手教員の参考になればと願って紹介する。

1 よい授業をつくる要件を探るには

①学習指導の役割を考える ②教科学習の特質を考える 学習指導における生徒理解の重要性を考える。・・・・・思考傾向、つまづき ④よい授業をするための構成要素を考える

2 教材を生かして授業をするには

①教材研究とは何をすることなのかを考える ②教材観を確立しておく 教材を精選して指導にあたる・・・・基礎・基本的事項 教材を構造化する・・・・単元の見通し(単元・題材の構造)

3 ねらいに即した指導過程をたてて授業をするには

①学習目的に応じてどう指導するかを考える ②多様な指導法を取り入れる ③基本的指導過程を活用する 目標は具体的にたてる 教科書や補助教材を生かす ⑥指導案をつくる ⑦指導案にもとづいて学習を展開する

4 学習形態の特性を生かして授業をするには

①目的にそった学習形態を考える 一斉学習の特性を生かす ③小集団学習の特性を生かす ④個別学習の特性を生かす 学習場面でのコミュニケーションを活発にする ⑥学習内容に応じた机の配置や班編成をする

5 指導技術を生かして授業をするには

①授業のリズムやテンポを考える ②発問・助言の工夫をする ③板書は組織的に書く ④教材・教具を工夫して活用する ⑤実験・実習の条件を整える 価値ある課題を設定して意欲化を図る ⑦授業場面にドリルを導入し、習熟・強化を図る

6 学習意欲を高める授業にするには

①生徒理解と人間関係を考える 学習のレディネスをとらえておく ③学習に計画性と持続性をもたせる ④学習方法を身につけさせる 解決の喜びや成就感をもたせる 学習不振児の個別指導をする ⑦教科担任と学級担任の連携を密にする ⑧学習の環境に気を配る

7 教育機器を活用し効果的な授業をするには

①視聴覚教材や教育機器の導入を考える 評価の視点を明らかにして授業を評価する 過程評価を大切にして授業展開に生かす  ④授業の効果を判定する ⑤評価を生かし授業の改善に役立てる

8 授業評価の結果

①授業評価と授業の改善について考える ②評価の視点を明らかにして授業を評価する 過程評価を大切にして授業展開に生かす ④授業の効果を判定する 評価を生かし授業の改善に役立てる

       ※<上記のゴジックの番号は単年度に重視した観点・視点だった>

上記内容中、意味が分らなかった場合は、自ら文献で調べたりイクターネットで検索しながら、自分ならではの研究紀要を作っておくと学習指導に関しての理論武装に役立つと思う。長期休業期間の校外研修の内容としては最適なものになるだろう。

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2012年2月14日 (火)

学習意欲の伸ばし方

“学習意欲を持たせて積極的に授業に取組ませるにはどうしたらよいか。” 

これは古くて新しい問題であり、永遠に教育実践上、教育理論上の探求課題であるり、教授・学習にとって不可欠な要素であるから、各学校の研究課題推進係は、当然、基礎理論として学習を深めておいた方がよいと思う。

そこで、ここでは学習意欲の持続化について一般論を述べてみる。

① 目標をはっきり決めて勉強させる。~身近な目的、目標を立ててそれに到達するようにさせる。

② 興味のあることから始める。~学業不振の傾向がみえてきたり、計画をたてても実行しないようであったら、興味のあることから始めさせる 。学習内容がよくわかることによって興味が持たれ、その興味を基礎にして学習意欲が生じる。このような興味と意欲の関係がなければ、持続的な学習意欲を期待することはできない。

③ 長所を認めてやること。(言語的賞罰)~叱るより褒めてやること、子どもの勉強しようとする気持ちをひき起こさせることは、多くの研究で一致した結果がでている。

 ア 賞の効果の大きいのは ・年齢の低い子 ・知能の低い子 ・問題の難しい時

 イ 叱ることも必ずしも学習意欲を減退させるわけではなく、時には有効である。

   ・年齢の上の子 ・知能の高い子ども ・外交的な子ども ・課題が易しい時

 ウ 賞と罰は両方用いた方が、学習を促進する。~子どもの年齢、知能、性格、与える場面を考慮に入れて内発的動機へと転化するように配慮して与えること。

④ 成功感を味わいさせる。

・成功体験の喜びを持たせること ・子どもの活動を意味づけ、援助して、最後までやり遂げさせ、「やって良かった」という喜びを持たせることである。そこから子どもたちは、更に新しい意志的努力を生み出し、困難を克服し新しい成果の達成へと挑んでいく。

・本人の要求水準によって変化するので、子どもの力が、今、どこにきているかを正しくつかんでいること、そして、その子の力相応の課題に取組ませること。

⑤ 学習の結果を早く知らせること。(学習結果の確認)~学習者の行った反応に対し、正しいことを知らせることによって、それが強化となり学習が進む。(スキナー)即時確認の原理、即時強化の原理。 ※教師のKR(Knowlege of Results:結果の知識)で、フィードバックにあたる学習心理学の用語。

⑥ 競争させる。~これはメリットも多いし、デメリットも多い。同能力の子ども関係で有効

⑦ 子どもの特性を捉えることが意欲の持続化の基礎となる。

  <子どもをとらえる方法>

  ・レディネステスト ・前提学力 ・プレテスト ・ポストテスト

  ・チェックポイントの設定と適当なフィードバック ・形成的評価の重視

以上のような研修を深め、学習意欲を高める授業について、教材論と「教授ー学習」の形態論の両面から考察することが重要であろう。

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2012年2月13日 (月)

津波から生還た67歳女性 高卒から大学へ

道新(12日朝刊)に掲載されたある記事に感動した。先ず、リード文を紹介しよう。

宮城県気仙沼市の仮設住宅で暮らす67歳の女性が今春、4年間通った定時制高校を卒業する。11カ月前の東日本大震災で津波にのまれながら、一命を取り留めた。「せっかく助けられた命。希望を忘れず生きていきたい」。学ぶ意欲はますます高く、卒業後は大学に進学を決めている。

以下、掲載された内容を列挙してみる。

  • 気仙沼市に生まれる。子供のころは外交官を夢見ていたが、高校進学は経済的理由で断念した。「すまないね」。亡き母が小銭を机に並べ、涙を流した姿がわすれられない。
  • 中卒後、群馬県の工場に就職し、結婚。1女1男を育て上げた。
  • 24歳だった娘を交通事故で亡くす。
  • 5年前、夫が亡くなり、父の介護のため気仙沼に戻った際、新聞で定時制高校の生徒募集の記事をみて、「母に報いるため、いつか高校に行く」と思い続けた50年越しの夢を果たそうと、入学を決めた。
  • 21年前の交通事故で四肢のまひや網膜剥離などの後遺症が残る。
  • 休まず通学し主要教科の成績はオール「5」の優等生。
  • 3・11の津波にのまれたが、男性の投げ入れてくれたロープに懸命にしがみつき、助かった。
  • 市内在住の妹夫婦は犠牲になった。
  • 落ち込み、眠れない日々が続いたが、医師や寄り添ってくれた人たちを支えに立ち直った。
  • 11月に東京福祉大の推薦入試を受験。合格を果たした。
  • 春からは、亡父と暮らした自宅が残る群馬県伊勢崎市に移り、東京福祉大の同市内のキャンパスで「精神保健福祉士」の資格取得を目指すコースで学ぶ。

彼女の言葉。「生きていることに感謝です。命がある限り、夢を持ち続けたい」。この記事は、「不撓不屈」「向上心」など、道徳の心情教材として利用できると思った。

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2012年2月12日 (日)

神の手 藤城清治

1

藤城清治の版画展(切絵・影絵の作品)が過日、札幌でも開催されたので早速駆けつけた。

以前、過去ブロ87歳現役切絵作家 藤城清治に感動で紹介したが、直接作品を鑑賞して更なる驚きと感動を覚えた。

繊細・緻密・豊かな色彩、ファンタジーの世界に引き込むような魔法の力に酔いしれた。

妻は「愛の泉」の絵葉書(横21cm、縦15cm:525円)を買ったが、本物の作品ならば、362,775円だったのでびっくり。

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その他に、孫にプレゼントする絵葉書と絵本(藤城清治の影絵が見開きのページに欠かさず掲載されている:2,650円)を購入した。

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絵の好きな孫はきっと驚き・喜ぶだろうsign02 

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2012年2月11日 (土)

日本最寒の地と 「天使の囁き」 

10日の道新(朝刊P1)に掲載された写真。

1

2010年に北海道空知管内から上川管内に行政区域が変更になつた幌加内町母子里(もしり) のクリスタルパークに設置されたモニュメントがライトアップされた光景。

この地は1978年(平成53)2月17日に非公式ながら氷点下41.2度を記録し、「日本最寒の地」だそうだ。現在は厳寒体験イベントが開催され、午後5時~10時まで「天使の囁き」(ダイヤモンドダスト)を楽しむことができるとのこと。

実は、知人のA氏が今は廃校となっている母子里小中学校に勤務したことがあった。

1_2   < 幌加内町 母子里小中学校 フォト 写真 北海道 廃校 閉校 活用 再利用

彼には3人の男子がおり、大学へ出す費用がないので、確か僻地3級である母子里小中学校へ異動を希望したのである。

彼が語った思い出話を紹介しよう。

  • 僻地手当で大学を一人分出すことができた。
  • 冬に入浴する時は、風呂場にスコップを持って行った。
  • 木造の教員住宅は隙間風が入り凄く寒い。風呂場の戸もシバレテ(凍って)開かなくなるので、少し開けた戸の隙間にスコップを入れ、こじ開けた。
  • 雪が融けると春と夏が同時に来るようなところ。
  • 近くに朱鞠内(しゅまりない)湖があったので、ワカサギやイトウなどの魚をとって食べた。

私は道北旅行の際にこの地を訪れてみた。上の写真で体育館しか残っていないことが分るが、当時の母子里小中学校は鉄筋校舎で立派なものだった。しかし、既に閉校となっていたが、学校の周りには牛がのんびりと草を食べていた。

参考までに、この幌加内町の有名なところを数点挙げてみよう。

  1. ソバの作付け面積&生産量が日本一。
  2. 人造湖として日本一の面積を誇る朱鞠内湖がある。
  3. 日本最厳寒の地?
  4. 人口密度の低さが北海道一であり、全国では二番目。

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2012年2月10日 (金)

子どもの学習の仕方 今はどうなのか

38年前に校内全体研修として先生方に提示したガリ版刷りの資料が手元にあった。「問い」を発し、「資料」から「解」を得ようとする形式の学習会なのだ。その一例を紹介しよう。

問4  “子どもはどのようにして学習するものか”

<資料> 

・イギリスの数学の小冊子のタイトル

 I do,and I understand。(行う、そして理解する)

・為すことによって学ぶ

・教育展望4月号 P46(鈴木喜代春 校長):教師がしゃべりまくる授業(直線的授業)から「目で見る」「手で触れる」「鼻で嗅ぐ」「足で歩く」「耳で聞く」「口で言う」等の子供の感覚器官を多面的、力動的に使う授業(実感を持たせる授業)にする必要がある。つまり、子供の感覚器官に訴える“行動”がなければ「具体的な活動」にはならない。このような教育が「教育の質的転換」を指向するものだ。

・ 子どもを生かす授業の条件-ゆとりある授業にするために-(霜田一敏・重松鷹泰著) P.14

   <五感を大事にする> 子供を本当に生かす教育は、個人が見たり、感じたり、思ったりしたことが何よりも大事にされ、そこから教育活動を考えていく姿勢が必要である。

・教育展望11月号 「・・・・子どもが身近に体験できるもので授業を展開する・・・・」

・人間中心の教育(伊東 ?著)

P.200  概念学習から体験学習へ 「読む」ことを中心に 全員に学習の体験を(共通体験)

<解>  

具体的な活動及び経験を主体にしたカリキュラムで共通経験をし、それによってコミュニケーションを掘り下げることにより、全員が授業に参加することができ、一人ひとりが、それぞれの能力において精一杯活動することができる。

ここに、学習者を主体とする教育がある。

今でも、“子どもを主体とした学習”という言葉を聞くことがあるが、その考え方や学習法はどのようなものか探求したくなる。教育の“不易と流行”を再度吟味しなおす必要があろう。

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2012年2月 9日 (木)

「ひなまつりコンサート」と 札幌交響楽団

第546回札幌交響楽団(札饗)定期演奏会が来る10日、11日に札幌コンサートホールで開催される。札幌近辺に在住している人達はナマの大オーケストラの奏でる美しい曲に酔いしれる機会が多い。

しかし、地方都市や小さな町村では鑑賞する機会がほとんどなく、文化面でも僻地となる。このような現状を克服するために、私が教育長をしていた町では町民有志の力によって、毎年『ひなまつりコンサート』と銘打って札饗の出前コンサートを開催していた。

ところが、このコンサートも町財政改革の波にのまれそうになり、開催が危ぶまれた年があった。では、札饗を呼ぶには一体どれほどの経費が必要なのか11年の決算書で説明しよう。

<収 入>

   □ 入場料     大人前売り券 @2,000×705人  1,410,000(円)

                   当日券 @2,500×4 人      10,000

               小人       @500×120人       60,000

   □ 交付金補助  A町補助金                 1,000,000     

               北海道新聞社補助金           2,600,000

   □ ご祝儀                               20,000

                                  合計 5,100,000円   

<支 出>

   □ 出演料    札幌交響楽団               4,420,500(円)

   □ 楽団員関係 送車借上料                    17,410

              楽団員弁当                   97,000

   □ 会場費    花束・ステージ用花・お土産など       51,450

              ステージ作成委託料             226,770

              車輌借上料                    10,000

              車輌警備                     13,000

              印刷費・看板制作費              103,000

   □ ボランティア関係  弁当・ジュース              160,870

                                   合計 5,100,000円

札饗の出演料が442万円は高いと驚く町民がいたが、出演した団員74名の生活がかかっていることを考える人は稀であった。この出演料は団員一人当たりにすると約6万円であり、コンサートを週1回の割合で開催したとしても24万円/月で、生活が・・・・・・・・・。

団員と結婚した教え子の話によれば、妻子のいる家庭では妻がピアノ教室を開いていたり、アルバイトをして生計を立てているのが多く、経済的には極めて苦しいと話していた。

今回、札幌コンサートホールKitaraで開催される定期演奏会では、S席5,000円~C席3,000円。学生は1,500円。これだけでは運営できない。だから、アフィニス文化財団の助成や文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)を頼らなければならないわけだ。

世の中が不景気になると一番あおりを受けるのは芸術部面である。財政が苦しいのは理解できるが、近隣市町村の合同開催などの工夫を凝らし、地方の文化・芸術の灯を消さないで欲しいと願っている。

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2012年2月 8日 (水)

管理職の人事異動と 道教委幹部の接待

これは平成7年度前半までの話である。学校の管理職の異動は道教委各教育局の局長並びに次長権限。

局長は校長を、次長は教頭を、そして指導主幹は両者に的確な情報を提供し、時には相談に応じるというシステムなのだ。

A管内には7つの派閥(参照:過去ブロ『ストレス 酒びたり 早死に』)があり、各派閥の幹部は自分の派閥に有利な人事配置や校長・教頭の新採用・昇任増を意図して、教育局幹部に接近していった。

ゴルフの好きな幹部にはゴルフの接待をし、帰りには幹部の好きな食べ物等をお土産としてもたせた。また、マージャンの好きな幹部には接待マージャンの場をセットし、意図的に勝たせてやり、その後酒宴を用意しタクシーで自宅まで見送るという実態があった。

更に、各派閥が年に1度、教育局の幹部を講師に招き、“教育の今日的な課題”というようなテーマで講話や講演をお願いし、その後、酒宴を開き、校長・教頭・管理職挑戦者が酒を注ぎに行くという悪しき慣わしがまかり通っていた。

しかも、講師料として局長には3万円~10万円も出す派閥があったり、中には札幌の薄野に招待し宿泊費として会員から5万円も徴収するという派閥も出現していた。

また、中には幹部の新築に際して、樹齢数十年のイチイ(オンコ)を庭に植えてやるというワイロを贈った派閥もあった。

その他に、お中元・お歳暮として局長・次長・生涯学習課長にお菓子等につけて1万円の商品券を送るのが習慣となっていた。そして、教育局の幹部の異動には1万円の餞別も包んだ。餞別といえば、各市町村教育委員会からも教育局幹部に餞別を贈るという慣わしもあった。

ここに、極端な事例を紹介する。過去ブロ『過剰接待 北海道から赤坂へ』に書いたが、管理職登用の狭き門の時代には、A管内に約300校以上ある学校から教頭登用が僅か7人。その内、管内登用が5人、他の2人は離島や辺地への発令。

このような狭き門が背景にあったため、前述のような過剰接待まで出現したと思われる。

それに比較して、今は官官接待も自粛されている。理由は管理職を希望する教員が激減してきたからであろう。管理職になったは良いが転勤、転勤の連続よりも、夫婦共働きで利便地のマイホームから職場に通った方が得策であると考える教員が増えてきたことも要因として考えられる。

実はこのことを暴露する私も、マージャン接待の一員として派閥の幹部から要請を受けたり、後に派閥から数度、接待を受けたことがあった。しかし、半年後に官官接待の厳禁と自粛の強い指導が道知事部局から発せられたので、教育界の悪しき慣習も断ち切られた。

なお、余談となるが、現在、日本の原子力行政も政財界一体となった癒着体制が今回のよう原発事故を生み出した土壌になっているのではないかと推察する。官の横暴に国民的なチェックの目を光らせなければ、本当に日本は沈没してしまうのではないかと心配になる。

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2012年2月 7日 (火)

札幌市のスキー学習 工夫と努力

散歩中、近くの小学校のグランにある巨大な雪山を発見。

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低学年のスキー学習(年2回)に利用することを回覧された学校新聞で分った。

2_2 中・高学年はバスでサッポロテイネスキー場のオリンピアゾーンに行くとのこと。

かつて、冬季オリンピック会場の一つになった場所。

弁当持参で一日がかりのスキー学習(2回)。インフルエンザの大流行が気になるが、無事に終了することを願っている。

私も平成3年度までスキーを指導してきた。この写真は確か上級クラスの子だったと思う。

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スキー学習も時代と共に寂れてきているのが残念だ。一寸、過去ブロを覗いてみてsign01

スキー授業 今と昔』。 スポーツは発達段階に応じた段階的な指導が重要。子どもの素質と努力、そして良き指導者に恵まれると驚異的な力を発揮するものだ。

その一例として、6日に開催されたノルディックスキー全日本選手権で高梨沙羅(中学3年)が女子ジャンプで127mの格別な大ジャンプで優勝。

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北海道から、いや日本から世界に通用する選手がもっと出て欲しい。

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2012年2月 6日 (月)

英会話上達法 自宅のパソコンで

道新(土曜夕刊)の「小学生新聞」に今週の英語ニユースが載っていた。

The University of Tokyo has a plan to change the start of  its school year from the spring to the fall.The new system   may begin five years from now.

訳すと、“東京大学が学年の始まりを春から秋に変える計画を持っています。新しい制度は今から5年後に始まるかもしれません。”となる。

しかし、残念ながら私はschool yearとfallが分らなかった。私達が習ったのは秋はautumn。なお、今週の注目ワードは“change”。

change trains(電車に乗り換える)、change clothes(着替える)、「私は気が変わった」(I changed my mind)とか、外国人に駅に行く道を聞かれたら、同じ方向に行くので「ボクについてきて下さい」と言うのは“Please folloe me.”であることを知った。

なぜ、小学生新聞に英語が取り上げられているのかと一瞬戸惑ったが、理由が分った。今年から小学校高学年に週1時間の英語が導入されたからだ。それに対して賛否両論があるが、私は賛成派。

教育長時代に、町が招聘している二人のAET(Assistant English Teacher:英語指導助手)を小学校へも訪問させ、遊びを通して挨拶や簡単な英会話ができることを願って、指導計画も作成させた。

しかし、今回導入された小学校の英語は学級担任が指導にあたることを前提としている。ナマの発音を聞かなければ、竹下元総理大臣(中学で英語の先生をしていた)のような、通じない英語になってしまう。

さて、AETが来町した時、いろいろとお世話(通訳)をしたことのある妻の友人の話が大変参考になった。

彼女はある市で英会話教室に通っている。そこへ母親と一緒に来る子どもが流暢な英語を話すので「お宅のお子さんは、大変英語が上手ですね。帰国子女ですかsign02」と問いかけたところ「いいえ違います。家の子はパソコンのYouTubeを使って勉強しているのですsign03」とのこと。

この話を電話で聞いた妻は、早速、ユーチューブの「7日間でマスター 旅行英会話 基礎編1 - YouTube 」や「旅行 - YouTube 英会話: YouTube動画無料英会話特集 」を検索して聞いている。

便利な世の中である。やる気になればいくらでも学べる場があることを知り、驚いている。後は根気が問題だよねsign02happy01

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2012年2月 5日 (日)

ハワイ島の旅 ボディ-ボードに初挑戦

ハワイ島で生まれて初めてボディーボードに挑戦した。場所はコハラ・コースのハプナ・ビーチ州立公園。この地は古代から「癒しの聖域」として知られてきたそうだ。

     ハプナ・ビーチの左岸         ビーチの右岸~プレンスホテルを眺める

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             静かで荷物を置くのに絶好の場所

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     波と戯れる孫達                 ボディーボードを楽しむ娘と婿

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           息子と嫁         数十mを乗り切った妻6 7                 波にのまれ、頭を砂に強打し軽いムチ打ちになった私と波

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                    大波を待つ人々

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ランチを買いに行ったときのホテル内からの眺望。このホテルの宿泊料は当時$395~$690(1室)。私達の泊まったキング・カメハメハ・コナ・ビーチ・ホテルのスタンダードは$180。しかし、義兄に頼み直接英語でオンライン予約すると$101(¥7,777/室)で格安料金。もし、現地の知人から頼んでもらうと$75,$76になるとのこと。そうなれば、一人当たり約3,000円で宿泊できることになる。

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写真のホテルはコナ国際空港から車で約30分かかる。ゴルフやサーフィンやボディボートをするには絶好のポイント。しかし、コナのような繁華街がないのでシュッピングなどには不便。

詳しいことはぼらさんのブログ『美しい ハプナ・ビーチ』これも』を覗いてみると分ります。

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2012年2月 4日 (土)

ハワイ島 カイルア桟橋での釣り

カイルア桟橋は早朝と夕方に地元人達が釣りを楽しみにやって来る。

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                  二人の孫も釣りに初挑戦

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        妻も挑戦

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                  魚を釣り上げ興奮気味の妻

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            地元の人が釣り上げた魚の大きさに驚く孫達

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ハワイ島での釣りは私や孫達にとって初体験。観光地巡りも良いが、このような自然体験も大きな感動を与えてくれる。私が80歳まで無事に生きれたら、再度孫達とまた来たいと思っている。

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2012年2月 3日 (金)

南スーダンとPKO派遣 国際理解教育の絶好の教材 

1月31日付けの道新(朝刊)によると、“南スーダンで70人死亡 2民族衝突”とある。手元にある地図帳(平成9年発行)にはスーダン共和国はあるが南スーダンという国は無い。

インターネットで検索したところ、南スーダン共和国は2011.7.9に独立した世界で一番新しい国。スーダン政府と反政府勢力「スーダン人民解放運動/軍(SPLM/A)」との間で20年以上にわたっり内戦が続いていたが、昨年スーダン共和国から分離独立した国。

そして治安が安定していたかに見えた南スーダンは、1月28日にヌエル民族の集団がディンカ民族の集落を襲撃し、70人以上が死亡し、70人が負傷したと南スーダンの政府幹部が述べたとの報道。

その南スーダンの首都ジュバには国連平和維持活動(PKO)のため、陸上自衛隊先遣隊が派遣されており、北海道からは過日豪雪で生活路が途絶えて問題になった岩見沢から北部方面第12施設軍の隊員約30人がジュバに入る予定(3月)とのこと。

このニュースを聞いて腹立たしく思うことがある。

① 東日本大震災の災害復興がいまだ殆どなされていない中で、まだ内戦状態にあるアフリカの南スーダン共和国に、道路や橋などのインフラ整備のため自衛隊(約350人程度)を派遣するというが、今の日本には他国を支援する余力があるのだろうか。

② PKO派遣法案にあれほど反対した民主党が与党になったところ、あっさりPKOのためと称して自衛隊を派遣することは良いのだろうか。

③ 今国会の予算委員会でPKO派遣について自衛隊の身の安全を守る軍隊はどこの国かとの質問が出ただけで、後は何も論議されていないのはどうしてなのか。

④ 膨大な借金大国である日本が、自衛隊派遣に伴う予算(海外派遣旅費・滞在費や物品運送に関わる経費等々)を計上することは、災害復興を急がなければならない日本として妥当なのであろうか。

さて、学習指導要領には国際理解教育の推進が唱えられているが、この南スーダン共和国とはどこにあり、何時誕生し、我が国との関係等について調べるのもホットな国際理解教育になるのではないかと思う。

特に、6年生や中学校の総合的な学習時間の課題として提示し、取組ませるには絶好の生きた教材ではないだろうか。

また、なぜ日本が急いで南スーダン共和国を支援・援助しなければならないのかも考えさせ、子どもなりに見解を持たせることも大切な学習の一つではsign02

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2012年2月 2日 (木)

私立大学の入学金 高くて悲鳴

NHKの朝ドラ『カーネーション』で、主人公の長女が美術大学を志望することで親子で苦悩する場面を観て思い出した。

昭和38年、私が勤めていた学校の校長(44歳)の娘さんが、東京にある女子美術大学に合格した。ところが、入学金を含め約30万円を期日前に納入しなければ、入学資格がなくなるとのこと。

まだ若い校長にはまだ蓄えのお金が無かったので、北海道労働金庫から借用し期限ぎりぎりに振り込んだ。しかし、2,3日経っても納入されたとの連絡がなかった。

校長は青くなって、学校の公衆電話から大学に電話をかけた。当時の電話は電話局にかけ、「市外電話をお願いします」と言って、電話番号を言い、いったん受話器を置いて、電話局から電話があるまで待たなければならなかった。

電話を待っている間の校長は、青ざめた顔で「もし、間に合わなかったらどうしょうsign02困った、困ったsign03」と言いながら頭を抱えているのだった。

しばらくして、電話がつながり入学金が納入されていることを知った校長は、「良かった良かった」とにこにこ顔で妻や娘に知らせるため公宅へ急ぎ足で戻った。

当時のお金で30万円とは、今のお金に換算して何円になるのか分からないが、25歳だった私の給料は2等級8号俸で22,300円だったから、約13倍の金額。即ち約280円位に相当する。

それでは、現在の東京女子美術大学で入学当初に納入する金額は約190万円。この金額は今から50年前に比較すると可なり安くなっていることが分る。

なお、参考までに国立大学の授業料を比較してみると下記の通り。

        昭和32年度 9,000円     平成23年 535,800円

実に、約60倍になっているが、国立と私立の格差は1.5倍に縮まったそうである。それにしても、我が子を私立大学に進学させるとなると、保護者の負担は昔より大きいのではないかと推察される。

子育て中の親御さん、このことを念頭に置いて、日頃の生活を切り詰め、貯蓄しておくのが賢明かと。老婆心ながら一言・・・・・・・・(笑い)。

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2012年2月 1日 (水)

校長選考試験と論文

校長選考試験には論文と面接があるが、論文の得点が合否のカギとなる。北海道の場合は各管内別(14管内)で試験が行われ、採点業務は各教育局の生涯学習課長が当たる。しかし、自分の所属している管内の教頭は他管内の複数の課長が採点するらしい。

さて、私の勤務しているA管内の教育局長が私に会う度に「B教頭さんを宜しく頼みます」と頭を下げる。苦労している自校の教頭を早く校長にさせてあげるのは校長として当然の責務と思っていたが、局長が新米校長に何回も頼むのは不自然である。

もしかして、親戚関係なのか?それとも何か恩義があるのか?とに角、不思議。

それである時、局長に頼まれていることを教頭に話すと一寸困った顔をしていたが、親戚でもなく特別お世話をしたという関係でもないとのこと。

「それなら不自然ではないかsign02」と問い詰めると、局長の息子さんのところに自分の娘がお嫁にいくことになっている、とやっと白状した。

さあ、大変。絶対に一発で合格させなければならないと思った私は、友達でもあるC生涯学習課長の自宅へ教頭を連れて行き、論文指導をお願いした。その後、4、5本の論文を郵送させ添削してもらう手はずをとった。

なお、教頭には「添削料は1本1万円が相場らしいよsign02」との情報を伝えてあげた。(※暴露する内容:7派閥によって相場が異なる。実力のある派閥のリーダーは、姑息な手段を使わず正々堂々と闘えsign03と厳しく指導していた)

その甲斐があって、B教頭の論文は高得点(秘密になっているが友人の課長から聞いた)を取り、校長試験に一発合格した。

もともと実力のある教頭なので合格するとは思っていたが、最高得点まで取るとは思ってもいなかった。

この教頭は新採用校長になった年度から、某派閥の学習会では研修部長を務めることになった。彼の派閥にも各教頭の論文試験の得点が洩れていたのだ。

話は違うが、今、山崎豊子作のテレビドラマ『運命の人』で沖縄返還にともなう日米の極密文書が外務省の女子事務官の手から某新聞記者の手に渡り、大変な事態へと発展していくが、このドラマと同じように、校長選考試験の論文題が某派閥に洩れていた事件も知っているが、この問題は闇の中に消え去った。

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