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2012年2月 2日 (木)

私立大学の入学金 高くて悲鳴

NHKの朝ドラ『カーネーション』で、主人公の長女が美術大学を志望することで親子で苦悩する場面を観て思い出した。

昭和38年、私が勤めていた学校の校長(44歳)の娘さんが、東京にある女子美術大学に合格した。ところが、入学金を含め約30万円を期日前に納入しなければ、入学資格がなくなるとのこと。

まだ若い校長にはまだ蓄えのお金が無かったので、北海道労働金庫から借用し期限ぎりぎりに振り込んだ。しかし、2,3日経っても納入されたとの連絡がなかった。

校長は青くなって、学校の公衆電話から大学に電話をかけた。当時の電話は電話局にかけ、「市外電話をお願いします」と言って、電話番号を言い、いったん受話器を置いて、電話局から電話があるまで待たなければならなかった。

電話を待っている間の校長は、青ざめた顔で「もし、間に合わなかったらどうしょうsign02困った、困ったsign03」と言いながら頭を抱えているのだった。

しばらくして、電話がつながり入学金が納入されていることを知った校長は、「良かった良かった」とにこにこ顔で妻や娘に知らせるため公宅へ急ぎ足で戻った。

当時のお金で30万円とは、今のお金に換算して何円になるのか分からないが、25歳だった私の給料は2等級8号俸で22,300円だったから、約13倍の金額。即ち約280円位に相当する。

それでは、現在の東京女子美術大学で入学当初に納入する金額は約190万円。この金額は今から50年前に比較すると可なり安くなっていることが分る。

なお、参考までに国立大学の授業料を比較してみると下記の通り。

        昭和32年度 9,000円     平成23年 535,800円

実に、約60倍になっているが、国立と私立の格差は1.5倍に縮まったそうである。それにしても、我が子を私立大学に進学させるとなると、保護者の負担は昔より大きいのではないかと推察される。

子育て中の親御さん、このことを念頭に置いて、日頃の生活を切り詰め、貯蓄しておくのが賢明かと。老婆心ながら一言・・・・・・・・(笑い)。

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