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2013年2月23日 (土)

教職員人事 難産した異動事例

数年前の手帳では、2月28日に“一般教員人事に係る第2次教育長協議”が行われていた。

道教委A教育局人事係から第1次異動素案の提示を受け、異動対象教員の受入れ、拒絶、希望について協議をし、いくつかの問題点を指摘し更なる検討を要請していたのだ。

時には、夜の11時過ぎに人事作業場から電話があり、B教員をC小学校へ異動させたい。本人の了解を得て欲しい”との要請も数回あった。

難産したE女子教員の事例を紹介しょう。

・通勤時間が片道約1時間への異動打診(作業場)→夏はマイカーで約1時間なので通勤可能であるが冬季間は無理である(教育長判断)→本人に打診があったことと更なる希望地を聞く→作業場に本人の意向を告げ検討を願う→通勤25分の都会の○○学校の打診(作業場)→本人は喜んでOK

一安心していると、翌朝、E教員から電話があり、「夫がこれまで教頭として勤めていた学校であり、ある特定の保護者との間でトラブルがあった。妻の私が異動したら、その保護者との関係で苦労することになる。夫の勧めもあるので、この異動は拒否したい」との返答。

そのことを人事係に・・・・・。「本当に身勝手でわがままな人ですね。一応、検討してみます」とお叱りを受ける。

その日の夕方、作業所から電話。「E教員の件で再度検討しました。隣町のG小規模校に決めようと思います。一応、本人に伝えて下さい」とのこと。

このことをE教員に告げると、「G小学校には以前に勤めていた学校で、同じ職場にいた先生(女)が異動してまだ2、3年しか経たない。彼女とはソリが合わないので行きたくないのです」とのこと。

E教員の話を聞きながら腹がたってきた私は、「いい加減らにして下さいよ貴方の言っていることは我がままで、一般常識からみても受け入れられない理由ですよ。あまり無茶なことを言い通すと、旦那さんの新採用校長の発令もダメになると思いなさい 」と強い口調で説教した。

その後、北教組支会執行部の支会長と人事担当者を呼び、E教員の事例を話し「もし、E教員が不当人事であると訴えてきたら、取り上げずに説教して下さい」とお願いした。

こんな人事がまかり通っているとは、一般の人は理解に苦しむと思うのだが、北教組の人事方針では、本人の“希望・納得”を基本としているから、このような事例が起きるけである。

教職員人事に関しては、私が道教委A教育局に勤めていた時の職員が、人事担当者としていたので、私の希望を8割以上叶えてくれたので助かった。

しかし、教員の意識改革を図らなければ円滑な人事行政が推進できないことも痛感したので、校長会や職員団体について教育局の人事方針について再度説明をし、不当人事とわがまま人事について各学校で指導するよう示達した。

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学校教育」カテゴリの記事

コメント

先生こんばんは。

神奈川県は県域が狭く人口が多い(大阪府を抜いて全国で二番目)ために、広域異動はあまり多くありません。藤沢市だけでも小中、特別支援学校で55校あり、市内だけでも人事異動は充分にまかなえ、また一校は九年間までしか在勤出来ません。(例外なく、ですし教組も反対はしません。)

私自身は「学校図書館司書教諭」の免許があるため、図書館運営が大変な大規模な学校に勤務してきました。(この免許の資格を持つ先生が少なく異動には苦労しているようです。)

実は藤沢市教育委員会と神奈川県教育委員会には「地教行法第50条による是正指導が入った」事がわかりました。教頭への昇任試験がない神奈川県は、全国で最後に昇任試験を実施しました。原因は平成23年11月8日に起こった「火のついたアルコールランプをわざと倒して女子児童の顔に大火傷をさせた事件」です。いくら民主党政権とは言え、文部科学省が黙っているわけがありません。

アメブロ(アメーバブログ)で
かげちゃん@教育改革は藤沢から、のハンネで不祥事やら隠蔽やらについて書いています。無料でブログを作れますので、見ていただけたら幸いです。

なぜ@教育改革は藤沢から、を付けたか察して頂けると思っています。

投稿: かげちゃん | 2013年2月23日 (土) 23時02分

文理両刀使いのかげちゃんさん、お早うございます。
Amebaを見ました。早く知っていると良かったのにと思っています。
私も「appochanてくてく写日記」をしていましたが、スマホの画面がおかしくなり、昨年の7月以降休んでいます。
かげちゃんの記事を楽しみに読むことにします。
教えて下さりありがとうございます。

投稿: appochan | 2013年2月24日 (日) 07時55分

ご無沙汰しております。
今年度も、異動希望は叶わなそうな状況でした。
同じような異動希望を、長く続けると実現が難しくなってくるのでしょうか。
なかなか難しいものですね。

投稿: nao | 2013年2月24日 (日) 10時13分

naoさん、こんにちは!
そろそろ内内示の入る時期ですもね。
今年もだめですか?
堂々と道教委の担当者に直談判しても
いいのではないですか。
少なくても、異動できない理由だけは明確に
したいものですよね!

投稿: appochan | 2013年2月24日 (日) 15時28分

ご助言ありがとうございます。
直談判とは考えたことがありませんでした。
校長を経由せずに、道教委に問い合わせても良いものですか?
いわゆる、不服申し立てのようなものですか?

投稿: nao | 2013年2月24日 (日) 16時29分

naoさんへ
不服申立書という硬いものではなく、人事担当部局へ手紙で“異動できない理由を問う”というかたちで出し、回答を願うという程度で、先ず打診してみてはどうですか?
私が道教委にいる時代から組織が大きく変わりましたので、宛先は校長に聞いてみて下さい。
なお、人事要綱を見てnoaさんの異動に関しての矛盾点をつくことが大切だと思います。

投稿: appochan | 2013年2月24日 (日) 19時50分

先生、こんばんは!!
この日記を読んでこんなに希望って伝えられるんでしょうか!!
ビックリしました。
私は、場所の希望は叶えるから、校種変更をしなさい…( ;∀;)とのことで、敢えなく校種変更でした。希望は半分叶いましたが、正直、やりきれない気持ちも。

E教諭が羨ましいです。

投稿: きなこ | 2013年2月24日 (日) 23時03分

こうなるんだったら民間みたいに
有無を言わさず規定年数になったら異動にすればいいのに
といつも思います。
高校の場合都市部は原則10年といっているのに
15年以上平気で異動しない人がいて
道教委って何を基準で異動させているの?
と疑問に思います。
郡部で一生懸命がんばっている多くの先生が希望のところへ
異動できないのにでかたや道立なのに札幌市内で異動とか
おかしすぎます。
ちなみに私が知る限りでは
一番希望が通らないのが函館市です。
大阪の橋下市長がつっこんでくれたみたいに
北海道もおもいきってやってもらいたいです。
校長に何回言っても変わらないので
本当にどこにこの事実を訴えていいのやらです。

投稿: dai | 2013年2月25日 (月) 00時38分

きなこさん、おはようございます!
都市部の教員は優遇されているような気がします。
何か別なルート(出身大学と派閥)があるのではと
疑いたくなります。
校種変更は大変ですよね!
いろいろな経験が積めてイイジャンと気楽に構え
挑戦して下さいね。
管理職は校種が関係ないのです。
特に中学校は生徒指導面で大変なようです。

投稿: appochan | 2013年2月25日 (月) 07時59分

daiさんへ
苛立つ気持ち、よく分かります。
道南出身者は函館への希望が多いことを知っていました。
受け皿が少ないので人事をする側の苦労もわかるのですが、
何年後に異動できるか見通しがつくような回答を
担当者に求め、そのやりとりを記録(面接担当者の名前ね)しておき、
次会に生かすことも大切だしょうね。

投稿: appochan | 2013年2月25日 (月) 10時09分

校長に力がないと、その学校の教員の異動に影響するのでしょうか。あまりにも不公平です。どこに相談したら良いでしょうか。また、私の地区は、柔道が必修化されたあと、体育教師にに柔道初段を、12,000円払って簡単な講習をうけただけで与えるということがありました。それって、怪我予防の対策としてふさわしいですか?子どもを持つ親として、考えられません。

投稿: にんじん | 2018年3月 9日 (金) 00時50分

daiさん。まさに自分がその状況です。自宅から1時間以上かかる学校に10年近く勤めてます。異動も二回しましたが、状況はかわりません。理由は、市内の同じ教科の教員が、ずっと市内を回っているため、空きがないのです。平等にするための規定も守られてません。絶対に別の力が働いてるとしかおもえないぐらい、市内しか回らない人がいるのです。さらに、郡部の校長は力がなく、人事では弱い、積極的にうごかない、などの問題もあります。
悲しくなります。郡部にも教員は必要なので、郡部が嫌とかそういうことではないですが、自宅が市内にあるにもかかわらず、いつまでも郡部を回るのは体力的にも辛いです。単身赴任もありますが、管理職でもあるまいし。
どこに不服申し立てをしたら良いのでしょう。

投稿: にんじん | 2018年3月 9日 (金) 01時15分

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